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- 中華料理からひも解くタイ華人の歴史
タイ最大のチャイナタウン、ヤオワラート。中国語の看板が目立ち多くの中華系タイ人が暮らしている。
タイ料理でありながら中華料理にもあるメニューも多く存在する。その代表は「カオマンガイ」だろう。カオマンガイは鶏肉で出汁を取ったスープでご飯を煮込み、そのご飯の上に鶏肉が盛りつけられたタイ料理を代表するメニューのひとつだ。カオマンガイと同様な「チキンライス(鶏飯)」は、中華系の人々が暮らす東南アジア各地に存在しマレーシア、シンガポールにもある。元を辿ると「海南鶏飯」と言われ、中国の海南島がルーツとされている。
中華料理を食べるならヤオワラートに行けば間違いない。100年以上続く老舗もあれば、簡単な屋台飯もある。外見がキレイなお店もあれば、お世辞にもキレイとはいえず入るのにちょっと勇気があるようなお店もある。ひとくちに中華料理といってもジャンルは様々。フカヒレや北京ダックといったちょっと値段の高いもの、小籠包といった点心系といった王道もあれば名も知れぬ家庭料理もある。地域別に大きく分けると8種に分類されると言われている。ヤオワラート以外にも隠れた名店が存在する。
少し北の「フアイクワーン」周辺にもリトルチャイナタウンの気配が
(text & photo : 中島貴義)
熱帯写真家フォトエッセイ「アジアの街角から」
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INFORMATION
名称 | ヤワラート(チャイナタウン) |
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地図 | Googleマップで確認する |
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