タイ
カルチャー

街中が黄色で染まる「キンジェー(菜食週間)」その1 コンビニもジェー 一色!

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この時期にバンコクを訪れると、否応なしに目に飛び込んでくる黄色い旗。

ジェー(เจ もしくは 齋)とはタイ語でベジタリアンのことを指します。

もともとは中国から渡って来た華僑が自国の文化を持ち込んで始めたもので、その歴史はとても古いものだそう。

年に1度行われるこの菜食週間は、太陽暦の9月1日から9日に行うとされているため、毎年日程が変わります。(2014年は9月24日から)

また、期間中はただ菜食になればいいというものではなく、実は様々な決まりがあるのです。例として上げると、動物に危害を加えないこと、味の濃い料理を食べないこと、刺激の強いもの(玉ねぎやにんにくなど)を食べないこと、動物性の油を使わないこと、など。

また、白装束に身を包むタイ人の姿も多く見られます。

 

たったの9日間とはいっても、普段食べ慣れているものから離れるのは結構タイヘン。

ということで、この時期はコンビニの店内もジェー一色に覆われます。

中でもこの時期限定のジェーインスタントラーメンは、お土産にもインパクト大!

 

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ジェートムヤムは、海老のエキスを使わないトムヤム。もちろん動物性油も使っていません。

 

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こちらはマッシュルーム味のカップラーメン。

 

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そして中の麺がビーフンの、ヘルシーなトムヤム味のカップラーメンも。カロリー表示がしてあるのは、嬉しいですよね。

 

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お店の外には一週間の菜食メニューをコンビニで補うための提案まで。

タイ人の生活にどれだけジェーが根付いているのかがよくわかります。

 

コンビニがこれだけジェー一色なのだから、中華街は一体どうなっているのか?!

次回は本場中華街をレポートしたいと思います。

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