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古今が調和する街

街歩きが楽しい!タイ・チャンタブリーのオールドタウン

筆者撮影

カンボジアとの国境近くにあるチャンタブリーという街に先日遊びに行ってきました。チャンタブリーはフランスの統治を経たり、ベトナムからの移民を多く受け入れた歴史があり、多文化の影響を感じることができる素敵な街なんですよ。


 
今回はそんなチャンタブリーでタイ人から人気を集めているスポット、チャンタブリー川沿いに約1キロに渡って続くオールドタウンの魅力をご紹介します。

 

歴史ある家屋がずらりと並ぶ

筆者撮影

今回ご紹介するオールドタウン「Chantabun Riverside Community」がある場所は100年ほど前にはチャンタブリの商業の中心地だった場所です。カンボジアとの国境付近で古くからルビーやサファイアなどの宝石が採れたため、「宝石の街」として古くから発展してきたチャンタブリー。街のかつての栄華と歴史を感じさせる街並みには絵になる風景がたくさん。

筆者撮影

オールドタウンには昔ながらの商店が続く一方で、カフェやレストランなどの新しいお店も増えており、通りには非常に活気があります。このオールドタウンの影響で、タイ人の国内旅行先としてチャンタブリーは非常に人気があるそうで、私が訪れていた期間中もカメラを手に散策しているタイ人の若者をたくさん見かけました。

筆者撮影

このオールドタウンプロジェクトは地域に昔から住む人々の暮らしを尊重しつつ、歴史的な建造物の保護と地域コミュニティの再生を目指すというもの。観光客を多く受け入れつつも、地元の人たちの生活を最優先に、街や歴史的建造物の保全が行われている様子が街歩きをしていてもよくわかり、とても素晴らしいなと感じました。

 

多文化が共生する街

街を歩いていると、さまざまな文化の影響を感じることができます。

筆者撮影

オールドタウンから川を渡った場所にはフランス様式の教会も。タイ国内では最大級といわれるこちらのカトリック教会は、宗教迫害を受けこの地に逃れてきたベトナム人グループによって300年以上前につくられたのだとか。

筆者撮影

このように新しいものと古いものが混在し、多文化の影響を肌で感じることができるオールドタウンは街を散策するだけでも楽しいのですが、エリア内に宿泊することも可能なんです。オールドタウン内には歴史ある家屋をホテルやホームステイ先として改装し、宿泊先を提供している場所があります。今回そのうちの一軒、「Baan Luang Rajamaitri Historic Inn」というブティックホテルに宿泊したのですが、築150年以上といわれる家屋での滞在は非常に素敵な体験となりました。

筆者撮影

バンコクからは車で3時間強かかるチャンタブリー。オールドタウン周辺には見どころも多いので、せっかくならチャンタブリーで一泊するのがおすすめですよ。

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