シンガポール
カルチャー
話題の映画『クレイジー・リッチ』の世界を経験してみよう!

シンガポールの豪華絢爛なプライベート・ミュージアム「The Intan」

著者撮影

プラナカン文化とは?

中華とマレーとヨーロッパの文化がミックスされた文化はプラナカン文化と呼ばれています。マレー語で「ミックス」と言う意味があり、中国本土からやって来た男性(ババ)と現地女性(ニョニャ)が結婚して出来た文化。ババニョニャとも言われます。東南アジアからインドに広がりますが、マレーシアのペナン島、マラッカそしてシンガポールが有名です。

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プラナカン文化に触れられる場所と言えばシンガポール中心部にある「プラナカン博物館」が有名ですが、今回ご紹介する「The Intan」はプラナカンのメッカ「カトン地区」にある、知る人ぞ知るプライベート・ミュージアムです。ご自身がプラナカンでオーナーのアルビンさんが、自らプラナカンの文化、歴史、現在を説明してくれます。

基本英語での説明ですが、日本語も混ぜて、わかり易い英語で説明してくれるので、旅慣れた方なら問題なく理解出来ると思います。日本語でのガイドも良いですが、ほんのちょっと挑戦してみるのも旅の思い出になると思います。


著者撮影

 

内部はため息が出る程豪華!

写真撮影が許可されているのは1階部分のみ。2階にはプラナカン女性が身に付けるビーズ刺繍のスリッパや民族衣装のカバヤなどと一緒に、プラナカンの結婚式に用いるベッドなどが展示されていて、それは、それは絢爛豪華です。今年ハリウッドで話題になった映画、『クレイジー・リッチ」』の世界を垣間見た気分になれますよ! ちなみに、ミュージアムの内部は、シンガポール航空の安全ビデオの撮影にも使用されました。

 

手作りの「クエ」でお茶の時間

「クエ」とはマレー、プラナカンのお菓子の事で、自然の材料を使った色鮮やかなスィーツです。もち米やココナッツ、パンダンなどが主な材料です。ういろうの食感に似たお菓子などは日本人の口にもとても合います。

シンガポール中心部からは少し離れていますが、カトン地区のプラナカンハウス散策をご予定の際には、ぜひ立ち寄ってみて下さい。


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