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定番のイーストエリアに出没

プラナカン建築のフォトジェニックな世界を覗いてみよう!

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シンガポールのフォトジェニックなスポットとして知られているプラナカン建築のショップハウスが立ち並ぶエリア。島内にもプラナカン建築が集まるエリアは数カ所ありますが、今回は定番のカトンエリアをご紹介してきます。

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1. ショップハウスとは??

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名前の通り、ショップ=店舗、ハウス=住居でわかれている建物のことを言います。1階部分が店舗や事務所、2階部分が住居になっていますが、このエリアは1階部分も住居として使われているショップハウスが多いと聞きます。

 

2.プラナカンとは??

プラナカンという言葉に馴染みのない方も多いかもしれません。この機会に実際にプラナカンの方にお話を聞きに伺いました。すると、とてもわかりやすい説明をいただけました。その方によると驚いたことに日本人もプラナカンになりうるそうです。というのも、マレー語で「国際結婚によって生まれた子供たち」のことをプラナカンというそうです。マレー半島で東洋と西洋の交易が盛んだった頃にそれぞれの文化が融合されると同時に、インド人、マレーシア人、中国人などもシンガポールに移り住み、現地の女性と国際結婚。のちにプラナカンと呼ばれる子供たちが生まれます。ほとんどのプラナカンはシンガポールで生まれ育っているそうですが、マレーシアのペナンやマラッカにもいらっしゃるそう。そして、当時プラナカンと呼ばれる方はとても裕福で様々な国の化を取り入れ、それが今回ご紹介するプラナカン建築にも凝縮されています。

 

3.プラナカン建築のショップハウスとは??

プラナカン建築が集まるカトンエリアのJoo Chiat Road近辺、Koon Seng Road近辺はガイドブックなどでもよく取り上げれる場所です。

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いくつかの家が連なり合うカラフルな建築のこの光景、一度は目にされたことがある方が多いのではないでしょうか。カラフルで可愛らしいらしい装飾が施されています。
様々な柄の彩り鮮やかなプラナカンタイルもエントランス部分に使用されています。

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門には、シーサーや象などが飾られているお宅もあります。

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この通りからしばらく歩くとクリーム色を基調にした建築もあります。

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外装にプラナカンタイルが使用されています。

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通りにもプラナカンタイルが埋め込まれています。

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4. 番外編

またプラナカン建築とはことなりますが、世界で活躍する壁画アーティストの作品がこの通りにあります。

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壁画で有名なマレーシアペナン島ジョージタウンをベースに世界で活躍するリトアニア出身の壁画アーティスト ERNEST ZACHAREVIC氏による”STYLE WARS”という作品。2013年に描かれています。

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目印は先ほどの通りの看板とこちらの公園。

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他にもシンガポール島内に数か所同氏により描かれた壁画がありますので、探してみてください。

 

5. アクセスやアドバイス

初めての方にも比較的わかりやすいのは、Joo Chiat RoadとEast Coast Roadの交差点にあるショッピングモール「112 KATONG」。ここをスタート地点として、再びここに戻れば最寄り駅までのバスやタクシーも比較的利用しやすいです。ただ土地勘がないとこのエリアの散策はなかなか難しいと感じることも多いかと思います。というのも、プラナカン建築が立ち並ぶのはある一部分で、こじんまりとしたプラナカン建築が様々な場所に点在しています。また実際に住んでらっしゃる方のご迷惑にならないように散策したいもの。

もし炎天下の中で散策する場合は、先に休憩場所を確認してからの散策をお勧めします。ちょっとした飲食店はありますが、休憩できるカフェなどはEast Coast Roadエリアに集中してます。East Coast Roadエリアから離れると、カフェなどは一気に減りますので、暑い中長距離を歩くのは少々大変かと思います。ある程度、下調べをして計画してから散策に出かけることをお勧めします。

 
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