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LCC初のシンガポール直行便へ搭乗

【編集部の旅日記】関西からシンガポールまでスクートの直行便を利用してみた!

©TRIPPING!

鮮やかな黄色がトレードマークのLCC「Scoot(スクート)」はシンガポールを拠点に、現在18カ国75都市を結ぶ、アジアを代表するLCCのひとつ。シンガポール航空が100%出資していることもあり、高い信頼性・安全性・サービスを誇り、2015年〜2018年の4年連続、『Airline Ratings.com』の「ベストLCC アジア・パシフィック部門」で首位を獲得し続けています。

 
日本発着便は、成田、関西、新千歳からシンガポール(経由便含む)、バンコク、台湾(桃園)、高雄へ合計8便/週を運航中です。※2019年5月現在

ASEAN各国を移動する際に、編集部スタッフも搭乗することが多いスクートですが、日本発着の便には今まで搭乗したことが無かったこともあり、昨年末に関西国際空港発シンガポール行きの便に搭乗してきました!

そこで今回は『スクートってどんなLCC?』『正直LCCってどうなの?』そんな疑問をお持ちの皆様に、編集部の体験もまじえて “知って得するスクートのサービス”をご紹介します。

 

関西=シンガポール 直行便が新規就航!

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今までバンコクもしくは台湾(桃園)、高雄経由のシンガポール行きの便を運航していたスクートですが、2017年12月20日に満を持して、関西=シンガポールの直行便を新規就航しました! 運賃はセールの際、片道15,000円を切ることも! ちなみに関西=シンガポールのLCCによる直行便はこれが初となります。タイムスケジュールはこちら。

【関西=シンガポール】

関西19:35発 シンガポール 01:00着 (月・火・木・土)

シンガポール10:20発 関西 18:00着 (月・火・木・土)

>>その他のタイムスケジュールはこちら

 

快適な空の旅を叶えるボーイング787ドリームライナー!

©Scoot

スクートでは、日本発着便の機材すべてに最新型ボーイング787ドリームライナーを採用しています。これは全日空や日本航空、ブリティッシュ・エアウェイズなどのフルサービスキャリアが導入している機材と同じもの。最新鋭の機材ゆえに新しく清潔で、ドリームライナーの象徴のひとつ、キャビン上のLEDライトのカラフルな光に、離陸する前からテンションがアップします!

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ちなみに、LCCと聞くと『シートピッチがかなり狭いのでは?』と思われる方が多いと思うのですが、同機材のエコノミークラスのシートピッチはスタンダードタイプでも78cmとフルサービスキャリアと大きく変わらないんです。さらに、筆者は大きなボストンバッグを持ち込んでいたのですが座席下のスペースも十分で、しっかりと収まりました。約7時間のフライトの間、特に窮屈と感じることもなく空の旅を満喫。もう少しゆったりした座席がお好みの場合は、有料にはなりますが、シートピッチ86cmの「ストレッチシート」を選ぶことも可能です。

 

必要なものだけピックアップ!各種オプションサービスを賢く利用

機内サービスを基本的には全て有料にすることで、リーズナブルな運賃を提供しているのがLCCの特徴のひとつ。スクートも、乗客が各種サービスをカスタマイズして利用することで、リーズナブルでオリジナルな空の旅を実現しています。

機内サービスが有料であることに抵抗がある方もいるかもしれませんが、『機内サービスって本当に全て必要?』と自問自答してみると、必要なもの、必要ないものが見えてくるはず。

ちなみに、座席指定や受託手荷物の他に、スクートの代表的な有料オプションサービスがこちら。

 

■機内食

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ナシレマといったシンガポールやマレーシアの定番屋台料理や、カレーなどのインド料理、ラザニアなどの西洋料理まで豊富なホットミールがラインアップ。料金は12S$〜。
インターネットからの購入だと4SGD引き!コカ・コーラまたはミネラルウォーター、チョコレート&コーンフレークもついてきます。

さらに最高の素材だけを使用した機内食「プレミアムセレクション」だと、1つのデラックスメインディッシュ、2つのデラックスサイドディッシュ、ドリンクが含む普段の飛行機の食事とはまた一味違った機内食も楽しめます。料金は22S$〜

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尚、「プレミアムセレクション」のみ事前にウェブ予約が必要になりますが、通常のあたたかい食事からカップヌードルなどの軽食やスナック、ドリンクなどはその場で購入可能。カップヌードルが5S$、スナックが2S$〜。ソフトドリンクは4S$、ビールは8S$〜。キャッシュとクレジットカードのいずれかを利用することができます。

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今回のフライトは、21時10分にシンガポール着ということで、ホットミールに加えて到着前にカップラーメンも購入。機内で頂くカップラーメン……これが意外と美味しい! 関西=シンガポールの約7時間程のフライトなら、ホットミールはオーダーせず、カップラーメンだけでも十分だと感じました。

 

■Wi-Fi

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スクートのボーイング787ドリームライナーでは、全ての機材でWi-Fiを利用することができます。データ量は20MB〜200MBまで3種類の接続プランがあり、用途によって選ぶことが可能。予約時もしくは出発4時間前までにオンラインで申し込む他、機内で接続することもできます。尚、Wi-Fiセッションに残りデータ量がある場合、乗継後のフライトでも利用可能。※乗り継ぎ便もボーイング787ドリームライナーの機材を使用している場合のみ 

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さらに、一度に接続できるデバイスは1台ではあるものの、PCに接続した後でも、セッションの残りをスマホで利用できたので、PCで仕事をした後に、スマホでLINEやSNSなどをチェックしたりと、購入したデータ量を余すことなく使い切りました。ちなみに通信速度は良好。もちろん地上と同じようにはいかないですが、大きなストレスもなく利用することができました。
※乗り継ぎ便もボーイング787ドリームライナーの機材を使用している場合のみ

 

■機内エンターテイメント「スクートTV」

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スクートでは、PCやタブレット、スマホで映画やテレビ番組を観ることのできるアプリ「スクートTV」を提供しています。最新のハリウッド映画から、人気のテレビシリーズまでその数は100以上。“機内の過ごし方=映画鑑賞”タイプの方は、利用するのも一案です。尚、アプリは事前にダウンロードする必要があるので、出発前にチェックしておきましょう。

ちなみに運賃は、有料オプションを含まないベーシックな「エコノミークラス フライ」に加え、受託手荷物20kgがセットになった「エコノミークラス フライ・バッグ」や、更に機内食もセットになった「エコノミークラス フライ・バッグ・イート」、そしてスクートのビジネスクラス「スクートビズ」の4タイプが用意されているので、必要なサービスを先に見極めて、自分にあった運賃タイプを選ぶことをおすすめします。

>>運賃の詳細はこちら

 

さらに快適な空の旅を叶える「スクートビズ」

©Scoot

フルサービスキャリアのエコノミークラスと同等の金額※でワンランク上のサービスを受けられるのがLCCのアップグレードサービスを選ぶメリット。「スクートビズ」は、シートピッチが96cmと広いことはもちろん、ラグジュアリーなレザーシートやフットレストがゆったりとした座り心地を叶えてくれます。さらにエコノミークラスでは有料の座席指定、受託手荷物30kgや、シート専用電源、機内食(アルコールも選択可能)、スクートTVなども無料で含まれ、優先チェックインや優先搭乗も! コスパよく、より快適な空の旅を求めるトラベラーの間で人気なのです。※時期や航空会社によってこの限りではありません。

 

知って得するチャンギ国際空港での無料サービス

©Singapore Tourism Board

シンガポール・チャンギ国際空港で受けられるスクートならではの嬉しい無料サービスにも注目です。

 

■アーリーチェックイン

チャンギ国際空港では、27時までに出発する便を対象に、9時〜21時にチェックインをすることができます。夕方から深夜の帰国便を利用する際は、先に空港でチェックインをして荷物を預けてから、最終日の観光を楽しむことだってできるんです。尚、空港からシンガポール中心地までは、MRT(地下鉄)やタクシーで約30分程度。もちろん巨大な空港内でのんびり食事やショッピングを気軽に楽しむこともできます。

 

■スクートスルーサービス

チャンギ国際空港では、出入国審査を通らずにスクート及び、提携航空会社のフライトに乗継ぎが可能です。荷物のピックアップも必要がなくスムーズ。ちなみにLCCとしては珍しく、万が一遅延などで乗継便に乗り遅れたとしても、次に搭乗可能なスクートまたは提携航空会社の便へ変更することができます。

 
スクートを利用した約7時間のフライトですが、機材の設備やシートピッチは申し分なく、機内サービスについても自分で必要なものだけを選べば不自由なし、Wi-Fi環境も良好とLCCの長距離フライトのイメージがガラリと変わる結果に! 航空券をリーズナブルに購入できる分、現地の滞在費に予算を回せるのも嬉しいポイントですよね。
スクートを利用して航空運賃を押さえ、シンガポールでワンランク上の旅を満喫してみるのはいかがでしょうか?

 
取材協力:Scoot(スクート)
https://www.flyscoot.com/jp/

 
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初回投稿日:2018年1月22日
情報更新日:2019年5月11日(情報追加更新)

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