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映画から東南アジアのいまをキャッチ!

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東南アジアにおける国際的なハブ都市として、急成長を遂げるシンガポール。ファッションやエンタテイメントの世界においてもハブ的な役割を果たし、多文化都市ならでのトレンドも注目されている。現地にて4月11日(金)より約3週間にわたり行われる東南アジアの映画祭「Southeast Asian Film Festival 2014」は、そんなシンガポールだから実現できる、東南アジアを知れるイベントの一つだろう。

今年で4回目の開催となるこの映画祭は、東南アジア各国での核となる問題についてクローズアップすると同時に、アートとしての映画の表現の場を提供している。今年は各国から集まった20本の作品が上映され、観客がベテランと新たな才能それぞれの作り手たちと交流するチャンスもある。また、昨年のカンヌ国際映画祭でカメラドールを受賞したほか各国で映画賞を獲得した『Ilo Ilo』のアンソニー・チェンを筆頭とする若き才能の活躍が目覚ましいシンガポールからの作品、政情不安が続く中で様々な争点で語られるフィリピン・ミンダナオの「戦争」を背景にした作品などの特集上映も行われる。

上映作品は、人間ドラマや恋愛、ホラーにドキュメンタリーとジャンルは多岐にわたるが、関心を誘うのはその背景に映る東南アジア諸国のいま。経済急成長によってもたらされる環境や伝統の破壊や貧困、宗教や政治的な問題などが横わたる、リアルな人々の生活が描かれている。中には、一度は政治への言及とされる表現から上映禁止にされたタイの作品『Shakespeare Must Die』、またその検閲との闘いを監督自らが撮ったドキュメンタリー『Censor Must Die』といった曰く付きの作品の上映もあり、表現の自由についても考えさせられる機会となる。

「Southeast Asian Film Festival 2014」は4月11日(金)〜5月4日(土)の期間にて、シンガポール・アート・ミュージアム(Singapore Art Museum)にて開催。長期の旅でないと映画を観る時間をとるのはなかなか難しいかもしれないが、GWなどでシンガポールに訪れる予定の方は、ぜひ旅の参考に。詳細は公式サイトでチェックして行こう。

Photo Credit:STB

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