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クルーズ旅行のススメ vol.1

実際どうなのクルーズ旅行? 知られざるクルーズ旅行の魅力

クルーズ旅行と聞くどんなイメージを持つだろうか。お金も時間もある富裕層のためのもの? 自分には関係のない“高嶺の花”?

そう思っている人にこそ知って欲しい! それは、クルーズ旅行がコスパ抜群で素晴らしい旅のスタイルであること!

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実は、世界で運航する300隻以上のクルーズの約8割以上が、一泊1万円台から楽しめるカジュアルクルーズであることは、日本人にはあまり知られていない。それもそのはず、年間約2,500万人の人がクルーズ旅行をしている中で、日本人はたったの約32万人で、全体の約1.3%程度。クルーズ旅行の情報もまだまだ少ないのが現状。

そこで、『実際どうなのクルーズ旅行?』を解消すべく、3回に渡ってクルーズ旅行を徹底解剖。今回は、アジアンホスピタリティーでゲストを迎えているクルーズ会社「ゲンティン香港」のブランド「ドリームクルーズ」が運航するシンガポール発着のクルーズ船「ゲンティン ドリーム」にフィーチャーして、ご紹介していこう!

 

実際どうなのクルーズ旅行?
シンガポール発着のクルーズ船「ゲンティン ドリーム」5つの魅力

© Dream Cruises
クルーズ旅行の魅力を伝えるべく注目したのは、アジア初のプレミアム客船として2016年11月に誕生した「ドリームクルーズ」の第一船で、シンガポールを母港とした客船「ゲンティン ドリーム」。全長335m、全幅40m、デッキ数(階数)19、総トン数が約15万トン、乗客定員3,352 名、客室数 1,674 室を誇り、世界のクルーズ船の中でもかなり大型。イメージとしては、60階建ての超高層ビルがそのまま海に横たわって浮いているような規模!

最新鋭の設備はもちろん、クルーにアジア人が多いことからホスピタリティーが高く、初めてクルーズ旅行をする日本人でも安心して乗船できる客船だ。

 
そんな「ゲンティン ドリーム」の魅力は……

その1 とにかくコストパフォーマンスが抜群


© Dream Cruises
前述の通り、実はコスパのいいクルーズ旅行。「ゲンティン ドリーム」も例に漏れず、一泊1万円台から洋上ライフを楽しめる。もちろん費用の中には、客室、食事、エンターテイメントショー、イベント、プールやジムなどの施設利用、移動費などが全て含まれている。※一部のレストランを除く

例えば、シンガポールからマレーシア・ポートクラン(クアラルンプール)を巡る2泊3日のクルーズで一人¥38,500〜。タイ・プーケットを巡る3泊4日のクルーズで一人¥57,400〜。シンガポールでホテルに宿泊して、食事やエンターテイメント、テーマパークを楽しんで、さらに別の国に移動してホテルに泊まって、食事して、遊んで……。1泊1万円台で過ごすのは簡単ではないはず。それを叶えてくれるのだ。

ちなみに、日本発着の航空券も含めた旅行会社による“フライ&クルーズ”のツアーは2泊3日のビンタンクルーズを含む4日間の旅で¥109,800〜。3泊4日のプーケットクルーズを含む6日間の旅で¥138,800〜と、さらにお得。どちらのツアーも飛行機は、ベストエアライン2018で首位に輝いたシンガポール航空の指定だ。

 

その2 くつろぎの空間! 洋上の大型ホテル

バルコニー ステートルーム © Dream Cruises
次に注目したいのが客室。「ゲンティン ドリーム」では予算に合わせて選べる8つのルームカテゴリーが揃う。船が新しいこともあり、客室の設備は最新鋭。全室シャワー&トイレが付いているのはもちろん、クローゼット、電源プラグ、ドライヤー、冷蔵庫、湯沸かし器、セーフティボックス、アメニティなどホテルとなんら変わらないサービスが備わっている。有料だが、Wi-Fiの利用も可能。※スイート以上はバスタブ付き


特に人気なのが客室数の一番多い「バルコニー ステートルーム」。クイーンサイズのベッドに、ソファ、TV台、デスクが配されていて、洗面台も広々と使いやすいのが特徴。


バルコニー ステートルーム © Dream Cruises
さらに、ワンランク上のクルーズ旅行を満喫するなら142室のスイートルームを擁する「パレス」に滞在するのがおすすめ。「パレス」のゲスト専用エリアには、レストランやバー&ラウンジ、プール、サンデッキ、ジム、スパなどが備わり、ヨーロピアンスタイルの24時間バトラーサービスも。その他にもプレミアムドリンクパッケージやWi-Fi無料など、様々な特典を受けることができ、ダイニングオプションも豊富。


パレスのゲスト専用のプール © Dream Cruises


ドリーム・エグゼクティブ・スイート © Dream Cruises

ガーデン ペントハウス © Dream Cruises

 

その3 充実の施設やイベントが盛りだくさん

「ゲンティン ドリーム」は、とにかく船の上でできることの選択肢が多く、老若男女どの年代の人でもそれぞれが思い思いの時間を過ごすことができる。

船の上でできることの一部をご紹介!

船内には35カ所以上のレストラン&バーが!
各国料理を堪能する


有料の中国料理レストラン「シルクロードチャイニーズレストラン」 © Dream Cruises
船内には、西洋料理や本格中華料理、東南アジア料理、寿司など、バリエーション豊富なレストラン&バーが35カ所以上も揃っている。そのうち、ビュッフェレストラン「リド」と中国料理レストラン「ドリームダイニング(アッパー)」、西洋/アジア料理レストラン「ドリームダイニング(ローワー)」の3カ所はクルーズ代金に含まれている無料のレストラン! 無料といっても料理のレベルは高く、ドリームダイニングでは毎日内容の異なる本格的なセットメニューがテーブルに並ぶ。(ローワーはメインコースが選べるセミビュッフェ)


無料の中国料理レストラン「ドリームダイニング(アッパー)」
© Dream Cruises

無料の中国料理レストラン「ドリームダイニング(アッパー)」
© Dream Cruises
有料レストランも、ステーキハウスや日本料理店、中華料理店、東南アジア屋台料理店、鍋料理店などバリエーション豊富で、クルーズ中にどこに行くか迷ってしまうほど。洋上初となる「ジョニーウォーカーハウス」や「バブルスシャンパンバー」などの粋なバーにも立ち寄りたい。


有料の日本料理レストラン「UMI UMA」 © Dream Cruises

ジョニーウォーカーハウス © Dream Cruises

ジップラインにロッククライミングまで!
子供も大人も楽しめるレジャー施設でとことん遊ぶ

メインプールデッキには、プールの他に6本のウォータースライダーやバスケットコート、ミニゴルフコース、さらにロッククライミングウォールやジップラインなど、子供から大人まで思いきり遊べる設備が充実。プールサイドにはビーチチェアも多数配置されているので、海をのんびり眺めながらひと休みするのもおすすめ。尚、屋内には、ボーリング場や最先端ゲームが揃うゲームセンターなども完備されている。


ウォータースライダは合計6本 © Dream Cruises

ボーリング場 © Dream Cruises

999席の大型シアターが凄い!
本格的なエンターテイメントショーを鑑賞する


ゾディアックシアター © Dream Cruises
大型シアター「ゾディアックシアター」では、本格的なショーや映画を鑑賞することができ、事前に予約をすることで無料で楽しむことができる。シグネチャーは完全オリジナルのプロダクションショー『The Voyage of a Lover’s Dream』。オーディションで選び抜かれたパフォーマーのアクロバティックな動きと、光と音、映像を駆使した演出は迫力満点。プログラムは、毎日客室に届く船内新聞に掲載される。なお、シアター以外にも、シンガポールで人気の老舗ナイトクラブ「ズーク」がプロデュースするナイトクラブやカジノなど、大人のためのエンターテイメント施設も揃う。


「ズーク」ビーチクラブ © Dream Cruises

カジノ © Dream Cruises

旅の疲れをのんびり癒す!
本格的なスパ施設でトリートメントを受ける


クリスタルライフ スパ © Dream Cruises
ビューティー施設も本格的。スパはウェスタンスタイルのトリートメントが受けられる「クリスタルライフ スパ」と、アジアンスタイルのマッサージが受けられる「クリスタルライフ アジアンスパ」の2カ所。どちらも温浴施設があり、サウナやリラクゼーションラウンジも。さらに美容院やネイルサロン、理容店も完備していて、クルーズ中にリフレッシュすることだってできる!

多種多様なラインアップ!
参加型のアクティビティ&イベントに参加する


取材時には「泡パーティー」が開催されていた ©TRIPPING!
モーニングヨガにはじまり、バブルフットボールゲームやダンスパーティーなどのアクティビティや、カクテル・メイキング・クラスやダンスレッスン、さらにクルーとのカラオケ大会といったイベントまで、船内では毎時様々なアクティビティ&イベントが開催されている。そのほとんどに無料で参加することができ、各国から乗船しているゲストとの交流も楽しい。

尚、3泊以上のクルーズでは、最終夜に船の上に花火が打ち上げられ、華やかな夜を演出してくれる。

気になるあの商品があるかも!?
免税店で買い物する


ドリームブティック © Dream Cruises
ショップがならぶ「ドリームブティック」には、「ブルガリ」や「オメガ」などのハイブランドから、「ケイト・スペード ニューヨーク」や、「マイケル・コース」、「スワロフスキー」「キールズ」といった女性に人気のブランド、他にもコスメやアクセサリー、お酒を販売する店舗がならぶ。船内の買い物は全て免税となり、クルーズ中にセールをやる気会もあるので、気になっていたブランド品がお得に買えるかも!? 尚、シンガポールや寄港地の名産品、「ゲンティン ドリーム」のオリジナルグッズも販売しているので、お土産探しもできる。

 

子供も大喜び!
キッズクラブを利用する


キッズクラブ © Dream Cruises
子連れの家族旅行でぜひ利用したいのが、専門のトレーニングを受けたクルーが常駐するキッズクラブ。2歳〜12歳の子供だけが立ち入れる世界は、可愛らしいインテリアが魅力。たまには子供を預けてのんびり過ごしてみてはいかがだろうか。こちらも無料で利用可能。※混雑時は、3時間以降は1時間30SGD

 

その4 移動の負担はなし! 体に優しい旅ができる


© Dream Cruises
ホテル、レストラン、テーマパーク、劇場、ショップなど、いくつもの役割を持つクルーズ船。でも船である以上もちろん旅の移動手段であることに変わりはない。クルーズ旅行のいいのは、寝て起きたら寄港地の国に到着していること。

例えば、タイ・プーケットを巡る3泊4日のクルーズを例にとってみる。一般的には、シンガポールとプーケットを周遊するとなると、コストもさることながら、移動が大変。シンガポールからスーツケースを持って空港に行って出国審査をして飛行機に乗って、プーケット到着後も入国審査の列に並び、宿泊先までスーツケースを持って移動して……。移動の疲れも残るし、時間も大幅にロス。それに比べてクルーズ旅行なら、洋上ライフを楽しんでいる間にプーケットに到着! といった具合。クルーズ旅行は、体にも優しい旅と言えるのだ。

 

その5 最先端技術が快適な滞在をサポート

©TRIPPING!

2016年に登場した「ゲンティン ドリーム」は、快適な滞在を叶える最先端技術を導入済み。チェックイン時に受け取るアクセスカードは、客室の鍵、身分証明書機能に加えクレジットカード機能の役割を持つ。このカードのおかげで、船内の精算はカジノ以外は全てキャッシュレス。

専用アプリをダウンロードすれば、予約したショーやレストランの情報などのスケジュールを一括管理。さらにチェックアウト時の精算もアプリで完了。混雑するレセプションを通ることなく下船することが可能だ。

 

シンガポール発着でアジアを巡る航程

ゲンティン ドリームの航程は以下の通り。(2018年9月現在)

・2泊3日ウィークエンドクルーズ(寄港地:ビンタン島)
・2泊3日マレーシアクルーズ(寄港地:クアラルンプール)
・3泊4日タイクルーズ(寄港地:プーケット島)
・3泊4日マレーシアクルーズ(寄港地:ペナン、ランカウイ)
・3泊4日マレーシアクルーズ(寄港地:ランカウイ、プーケット島)
・5泊6日マレーシア・タイクルーズ(寄港地:ペナン、ランカウイ、プーケット島)
・5泊6日マレーシア・タイクルーズ(寄港地:レダン島、サムイ島、バンコク)
・5泊6日マレーシア・タイクルーズ(寄港地:ランカウイ、プーケット島、ペナン、クアラルンプール)
・5泊6日マレーシア・カンボジア・タイクルーズ(寄港地:レダン島、シアヌークビル、バンコク)
・5泊6日インドネシアクルーズ(寄港地:スラバヤ、バリ北部/チェルカンバワン)
・5泊6日ミャンマー・タイクルーズ(寄港地:マクロード島、プーケット島)

 
特集「クルーズ旅行のススメ」vol.2では、実際に「ゲンティン ドリーム」に乗船した編集部スタッフが厳選した“ゲンティン ドリームでやりたい6つのこと”をご紹介!

【特集】 クルーズ旅行のススメvol.1
vol.1 実際どうなのクルーズ旅行? 知られざるクルーズ旅行の魅力
vol.2 編集部が厳選! 「ゲンティン ドリーム」でやりたい6つのこと
vol.3 どんなことができるの? 3泊4日クルーズ旅行のモデルプラン

 
取材協力 : ドリームクルーズ


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