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“世界一美しい島”で大自然を思いっきり満喫!

アクティビティ三昧の休日!フィリピンパラワン島・親子英語留学 後編

ドス・パルマス・アイランド・リゾート ©PMES

パラワン島にあるマンツーマン英語教室「PMES」で、5歳の娘と一緒に、2週間英語留学してきました!授業内容についてお届けした前編に続き、後編では、世界遺産の地下河川をボートに乗って洞窟探検したり、コバルトブルーの海でアクティビティを満喫したりする様子をお届け!

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フィリピン南西部のパラワン島は、アメリカの大手旅行情報誌『Conde Nast Traveler』が主催したアンケートで2014年、2015年と2年連続で「最も美しい島」1位に選ばれた注目のデスティネーション。手つかずの自然が島のあちこちに点在しています。私たちも英語学校PMESの代表山本さんからいろいろと教えてもらってパラワン島のアクティビティを満喫してきました!

 

ボートに乗って洞窟探検!
世界遺産「プエルト・プリンセサ地下河川国立公園」

photo:世界遺産イェーイ!

パラワン島で外せないのが、世界遺産に登録されている「プエルト・プリンセサ地下河川」。地下河川とは、洞窟の下を流れる川のことで、プエルト・プリンセサの地下河川は8.2キロと世界最長を誇ります。

石灰岩カルスト地形が広がる photo:世界遺産イェーイ!

パラワン島は石灰岩からできている、雨量が多い島。その大量の雨が石灰岩を削って海に流れ込み、地底に洞窟と川ができました。

洞窟内に手漕ぎボートで入り、途中で引き返す日帰りのツアーの利用がおすすめ。ツアーは、プエルト・プリンセサ市内の各ホテルから、地下河川の拠点となるサバンという村までデコボコ道を車で約2時間。サバンから、ボートに乗ること約15分で洞窟の入り口まで近づきます。

手漕ぎボートへ photo:世界遺産イェーイ!

入口でズブズブと足を濡らしながら手漕ぎボートに乗って探検へ出発!娘はスタッフが抱っこして乗せてくれました。救命胴衣とガイドイヤフォンを身に着けます。ガイドイヤフォンが、日本語で分かりやすく解説してくれます。洞窟内は真っ暗ですが、ボートを漕いでいるスタッフが懐中電灯で奇岩や鍾乳石を照らしてくれます。

photo:世界遺産イェーイ!

内部には、マリア像にキリスト像、恐竜、魚、キノコなど様々な形の鍾乳石があります。狭いところを抜けていくと、教会と呼ばれる広い幻想的な空間に出ます。1.5キロほどのところでボートは引き返します。

パラワン島のハイライトでもある地下河川の神秘的な洞窟探検を、娘も日本語のガイドを聞きながら楽しんでいました。世界遺産なので、自由研究の題材にも良さそうです。

海ブドウも食べられます photo:世界遺産イェーイ!

ブッフェ形式のランチを食べた後は、ジップライン体験が待っていました!

スリル満点!ジップラインで空を飛ぶ

photo:世界遺産イェーイ!

早く観光が終わった時は、ツアーの車でジップラインができる「ウーゴンロック」という鍾乳洞へ連れて行ってくれます。ここで楽しめるのがジップライン。鍾乳洞を登ってジップラインで滑り降りてきます。

スーパーマンのように! photo:世界遺産イェーイ!

ジップラインをやらない場合は、この険しい道を歩いて下らなければいけないということで、私たちもジップライン初体験!親子2人で一緒にぶら下がって滑り降りてきました。私は死ぬかと思いましたが、娘は楽しかったそう!

なお、パラワン島周辺にはもう1つ「トゥバタハ岩礁海洋公園」という世界遺産があります。「トゥバタハ岩礁海洋公園」には、東南アジア最大級のサンゴ礁が広がり、マンタなど約380の魚介類、海鳥、ウミガメなどが生息しています。プエルト・プリンセサからボートで約12時間!海が穏やかな3月から6月しか訪れることができない秘境です。

 

コバルトブルーの海で遊び尽くす!

パラワン島周辺のマリン・アクティビティについてご紹介!

憧れの1島1リゾート!ドス・パルマス・アイランド・リゾート & スパ

ドス・パルマス・アイランド・リゾート ©PMES

プエルト・プリンセサ市内からホンダ湾へ車で約30分、ホンダ湾から船に乗ること約1時間で行けるリゾート・アイランド「ドス・パルマス」に行ってきました!

photo:世界遺産イェーイ!

私と娘の2人だけではもったいない大きなお部屋!モダンなテイストの客室は、全室バルコニー付きでビーチが見渡せます。

photo:世界遺産イェーイ!

ぜひ体験したいのがシュノーケリング。リゾートから船ですぐのところに、いかだが設置され、周辺が絶好のシュノーケリング・スポットになっているのです。

photo:世界遺産イェーイ!

スタッフに先導されシュノーケルへGO!ちょっと顔をつけるだけで、色とりどりのカラフルな魚たちが見えます。中には、イソギンチャクと戯れるクマノミの姿も!

photo:世界遺産イェーイ!

シュノーケリングはちょっと怖い娘は、パンをちぎって魚にあげるのが楽しかったようです。シュノーケルセット、フィン(足ヒレ)、ライフジャケットはレンタル可能。

シュノーケリング以外にも、カヤックにダイビングなどアクティビティも盛りだくさん。広いプールにジャグジー、スパなどの施設も充実しています。

迫力のファイヤーダンス! photo:世界遺産イェーイ!

夕食はブッフェスタイルとアラカルトから選べます。ブッフェは、フィリピンの煮込み料理に焼きそば、スパゲティなど種類も豊富。アラカルトは、ピザやサンドイッチなど子供も食べやすいメニューが揃っていました。見逃せないのが、ディナー会場で開催されるファイヤーダンス!日替わりのショーは要チェックです。

ドス・パルマス・アイランド・リゾート(Dos Palmas Island Resort and Spa)

住所 Arreceffi Island Resort Honda Bay, Honda Bay, Puerto Princesa, Palawan, 5300, Philippines
電話 (+63)2-6374226
URL https://www.dospalmas.com.ph/
地図 Googleマップで確認する
備考 朝食、シュノーケル、カヤックは、宿泊代に含まれます

 

アイランド・ホッピングへ出かけよう!

フィリピン随一の美しさを誇るエルニドを始め、パラワン島には他にも絶景スポットが点在しています。

©PMES

プエルト・プリンセサ市内から気軽に楽しめるのが、ホンダ湾を拠点としたアイランド・ホッピング。市内から車で30分のホンダ湾沖合には、真っ白なビーチと美しい珊瑚礁をもつ小さな島々が浮かびます。留学生何人かでボートを貸し切るのが、お得でおすすめ♪

また「フィリピン最後の秘境」と呼ばれているエルニドは、プエルト・プリンセサ空港から飛行機で約40分。車だとプエルト・プリンセサ市内から約6時間なのですが、飛行機を使えばあっという間。エメラルドグリーンの海に奇岩が浮かぶ神秘的な景観を、一生に一度は見てみたいものです。

 
パラワン島で楽しめるのは、海だけではありません。パラワン野生生物保護センターで子ワニを抱っこして写真を撮ったり、バタフライ・ガーデンで珍しいチョウを観察したり、博物館で歴史に触れたりと、パラワン島ならではの体験もおすすめ。毎週末、出かけても遊びきれないほど選択肢が豊富です。

 

子連れでも安心!多彩なグルメを味わおう

プエルト・プリンセサでは、伝統的なフィリピン料理から、欧米料理、ファーストフード、日本食まで、あらゆるものを食べることができます。私たちも、英語学校PMES代表山本さんからおすすめのお店をたくさん教えてもらい、食べ歩いてきました。山本さんや留学生と一緒にワイワイと食べに行くこともあり、それも楽しいひと時でした。

フィリピン料理

辛味が少なく野菜をたっぷり用いるフィリピン料理は、日本人の口にもあいます。

雰囲気の良いモダン・フィリピン料理レストラン「ラ・テラス」

photo:世界遺産イェーイ!

地元でも評判のモダン・フィリピン料理を頂けるレストラン「ラ・テラス」の絶品料理をご紹介!

photo:世界遺産イェーイ!

見た目も美しいアヒルのクレープ巻き。アヒルは、レストラン所有の農場で育てているものです。「ラ・テラス」で使用している野菜は、全て自家栽培。ソースやディップも全部手作りなので、優しい味わいです。

photo:世界遺産イェーイ!

フィリピン定番の豚肉料理「アドボ」もこんなにお洒落にサーブされます。焼き飯の上に、柔らかい骨付きチキン、パリパリとした豚の皮、カリカリの豚肉が乗せられた贅沢な一品。一度食べたら忘れられない、絶品アドボでした。

娘お気に入りのハロハロもお洒落♪ photo:世界遺産イェーイ!

市内からトライシクルで10分程度、緑が多い静かな住宅街の中にあります。ちなみに前編でご紹介した、先生と一緒に英語で取材をしたのはこちらのレストランです。

ラ・テラス(La Terrasse)

住所 Rizal Avenue, Puerto Princesa, Palawan, 5300, Philippines
電話番号 (+63)48-434-1787
URL https://www.facebook.com/laterrassecafepalawan/
営業時間 11:00-23:00 ※月曜定休
地図 Googleマップで確認する

 
photo:世界遺産イェーイ!

こちらは海沿いのベイ・ウォークというエリアで食べた、バナナの葉っぱの上に、シーフードやご飯を乗せたフィリピンの伝統料理「ブードルファイト」。軍隊式食事法とも言われ、大勢でワイワイと食べるのがおすすめ。私たちも留学生のみなさんと一緒に頂きました。ベイ・ウォークには、オープンエアで海を眺めながら食事を楽しめるレストランが並んでいます。

充実のファーストフード

フィリピン全土でチェーン展開をしている有名店を2件ご紹介。

ジョリビー(Jollibee)

photo : 世界遺産イェーイ!

子供も大人も大好きなジョリビーは、フライドチキンのチェーン店。カリッと揚がったチキンに、特製のグレイビーソースをつけて頂きます。娘もカリカリのチキンがお気に入りでした。

紙の包みの中にはご飯が! photo:世界遺産イェーイ!

マン・イナサル(Mang Inasal)

photo : 世界遺産イェーイ!

人気上昇中のマン・イナサルは、炭火焼チキンのお店。香ばしいチキンとご飯が食べ放題!というのが特徴。フィリピンで良く見かける「UNLI」という言葉は、Unlimitedの略で食べ放題を意味します。店内をまわっているスタッフにお願いすればお代わりし放題。

photo : 世界遺産イェーイ!

その他、日本でもおなじみのマクドナルドやシェーキーズなど、欧米のチェーン店もあるので、子連れには嬉しい限り。

SMショッピングモールのマクドナルド photo:世界遺産イェーイ!

シェーキーズ photo:世界遺産イェーイ!

本格的な日本食レストラン

世界中で人気の日本食レストランは、パラワン島にもたくさんありました。

滞在したホテルのすぐ近くのレストラン「富士山」のとんこつラーメン photo:世界遺産イェーイ!

滞在が長くなると恋しくなるのが日本食。特に子連れだと日本食が食べられるのが助かります。

SMショッピングモールのたこ焼き屋! photo:世界遺産イェーイ!

 

マニラにちょっと寄り道!
世界遺産サン・アグスティン教会とキッザニアへ

パラワン島から日本に帰国する時に、経由地のマニラで3泊して、世界遺産の教会とキッザニアに行って来ました。

世界遺産 サン・アグスティン教会

photo : 世界遺産イェーイ!

スペイン統治時代に建設されたバロック様式の教会4つが世界遺産「フィリピンのバロック様式の聖堂群」として登録されており、マニラのイントラムロス地区にある「サン・アグスティン教会」もその1つ。重厚な石造りが特徴。内部はバロック風で、パリから取り寄せたシャンデリアが飾られています。

photo : 世界遺産イェーイ!

世界遺産「プエルト・プリンセサ地下河川国立公園」と合わせて、2つの世界遺産を自由研究の題材にしてみるのはいかがでしょうか?

サン・アグスティン教会

住所 General Luna St, Manila, 1002 Metro Manila, Philippines
地図 Googleマップで確認する

英語留学の成果が出るか?!キッザニア

マクドナルドでハンバーガー作り体験 photo:世界遺産イェーイ!

日本でもおなじみの、子供向け職業体験テーマパーク「キッザニア」がマニラにもあります。キッザニア・マニラの公用語は英語なので、授業で習った英語を実際に使ってみる良い機会かと思い、行ってみました。

photo : 世界遺産イェーイ!

最初は緊張していた娘でしたが、モデルショーに出演したりと楽しんでいました。モデル体験は、親と離れて子供とスタッフだけで1時間過ごすプログラム。1時間の間に、洋服を選んだり、モデルウォークを練習したり、ショーで本人を紹介するためのインタビューを受けたりします。インタビューでは、名前や年齢、好きな色、将来何になりたいか?などを、英語で答えていたようで親もびっくり!マンツーマン英語留学の成果を感じることができました。

マニラのキッザニアは、東京と比べると混んでいないし、ホテルからタクシーで往復できるので、気軽に楽しむことができます。子連れでマニラに滞在する際は、選択肢のひとつに加えてみてはいかがでしょうか?

キッザニア・マニラ(Kidzania Manila)

住所 Park Triangle, North 11th Avenue, Bonifacio Global City, Taguig City, Metro, Philippines
電話番号 (+63)2-711-5439
URL http://manila.kidzania.com/en-ph/
営業時間 09:00-16:00(火-金) 09:00-14:00(土日) ※月休 ※月曜定休
地図 Googleマップで確認する

なお、マニラはパラワン島と比べると治安に不安があったため、マカティという安全なエリアに宿泊、移動はgrabなど配車タクシーサービスを利用、夜は出歩かないなど気を付けて行動していました。

(text : 鈴木かの子)

【連載】世界遺産のプロが教える! 東南アジア イェーイな旅

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