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ローカルに大人気! マレーシアの布デパート「ジャケルモール」に潜入

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マレーシアでは、結婚式やお祝いなどの行事に「バジュクバヤ」と呼ばれる民族衣装を着ていくのが一般的。「バジュクバヤ」は体のラインにピッタリとしたデザインのため、好きな布を購入してテーラーで仕立ててもらう人が多くいます。また、ムスリムの女性が頭を覆う「ヒジャブ」も自分の好きな布でカスタムメイドするのが、お洒落な女性の中では定番となっています。

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そんな背景から、マレーシア・クアラルンプールのある一角は布屋さんの宝庫! そんな中でもひときわ大きく、地元民が多く訪れる布のデパート「ジャケルモール(Jakel Mall)」に潜入してきました。

 
クアラルンプールタワーからほど近いエリアにあるジャケルモールは、一歩入ると広い館内に所狭しと布が並びます。インドネシア・マレーシアの伝統工芸であるバティックや南国らしい派手な柄物だけでなく、無地のコットンやリネンなどもカラー豊富に取り揃えているので、在住日本人の間でも有名なスポットです。

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こちらの薄手コットンは、1メートルあたり4.9リンギット(日本円でおよそ137円)と、とてもリーズナブル!

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もちろん、伝統的なバティックも、お手頃価格のアイテムから本格的なものまで揃います。お目当ての布が決まったら、店員さんに欲しい長さを伝えてその場でサッと裁断してもらい、お会計へ。

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「マレーシアらしい柄に挑戦してみたいけど、アジア色が強いものはちょっと……」という方は、パステルカラーのバティックや、お洒落なモロッカン柄などを探してみるのもおススメ。数は少ないですが、イングリッシュコットンや日本製のコットンコーナーもあります。

ローカル価格から揃うので、「ちょっと自分には派手かな?」と思うようなカラーや柄に挑戦しやすいのもうれしい!

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布の種類の豊富さだけでなく、店員さんが多いのもジャケルモールの特徴の1つ。一歩中に入ると「何を探しているの?」と次々と声をかけられます。決して押し売りな感じではないので、特に購入目的のものがなければ「見ているだけだよ」と伝えればOK。広い店内は、お目当ての布がどこにあるか探すのに一苦労するため、私は毎回「リネンを探しているんだけど」「コットンの布はどこ?」と、店員さんに聞いて案内してもらいます。

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のんびりした接客を受けることが多いマレーシアですが、ジャケルモールの店員さんは仕事熱心な方が多い印象。おススメの布を持ってきてくれたり、小さな子ども連れで行くと「ゆっくり選んでね」と、布を見ている間に子守りをしてくれる店員さんも。

購入数や店員さんによっては、「まとめて買うとスペシャルプライスだよ」とディスカウントしてくれることもあります。店員さんとのコミュニケーションも、ジャケルモールを楽しむポイントの一つです。

日本ではなかなか見かけない、東南アジアらしい明るい色合いの布が揃うジャケルモール。お気に入りの布を見つけて、日本でオリジナルアイテムを作ってみるのも、旅の素敵な記念になりそうです。

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