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- 穴場!トンレサップ湖周辺でカンボジアの空気感に浸れるコース
シェムリアップへの観光と言えばアンコール遺跡群ですが、遺跡以外でもカンボジアらしいのんびりとした雰囲気が楽しめる穴場があります。
それが、トンレサップ湖まで続く道中のエリアです。トンレサップ湖も人気観光スポットの一つですが、今回おすすめしたいのは湖にたどり着くまでのルートです。
トンレサップ湖と一口にいっても、実はシェムリアップ内で見学できるエリアが数か所あります。その中でも最も人気なのが「チョンクニア」というエリアで、その船着き場までに、ぜひ足をとめてほしいスポットがいくつかあります。
優しいピンク色の花にうっとり、ロータスファーム
著者撮影
オールドマーケットエリアからトゥクトゥクで走ること約10分。途中、市場で賑わう通りを過ぎると、湖方面右手にロータスファームが広がっているのが目に飛び込んできます。
うっすらと淡く優しいピンク色の蓮の花が一面に広がる様子は、先ほどの生活感溢れる光景と打って変わって、なんだかおとぎ話の世界に連れて来られたような気分にしてくれます。
こちらは係の人が客案内をしており、50セント支払えば池のそばまで入場可能でした。5月現在蓮は満開で、去年(2016年)は9月まできれいにきれいに咲いていましたよ。
時間を忘れてしまいそう…ハンモック休憩所
著者撮影
どローカルなその第一印象から、足を踏み入れるのにドキドキしてしまうかもしれないのですが、今回ご紹介しているエリアでおすすめなのがこのハンモック休憩所です。まず、日本にいてハンモックに揺られることなんてほとんどないですよね?カンボジアならではののんびり感を体験できるので、ここはぜひトライしてみてください。一度横たわるとなかなか起き上がりたくなってしまうのでご注意を(笑)
緑鮮やかな田んぼをぼーっと眺めれば体の力がすぅーっと抜けていきますよ。風に乗って香る稲が懐かしい気持ちを誘います。
こういった休憩所は場所代はかかりませんが、ドリンクなどの注文が必須ですので、店員さんにメニューを頼んでくださいね。
街中近くからすぐの遺跡「ワットアットヴィア」
著者撮影
休憩所までつくとトンレサップ湖までの散策スポットも折り返し地点。町へ戻る前に立ち寄ってほしいのが、「ワットアットヴィアー(WatAthvea)」です。12世紀、スールヤヴァルマンによってヒンドゥー寺院として建立されたそうで、こじんまりとした規模ながらも威厳のある姿です。
人気の遺跡観光ポイントに比べると人が少なく静かで、お寺の本堂がすぐそばにあることも手伝ってか、ここにいると神聖な気持ちになれます。個人的にはとても好きなお寺です。入場にはアンコール遺跡群同様のチケットが必要となります。
行くのにベストな時間とアクセス方法
著者撮影
ガイドブックにはほとんど載っていないであろうこのエリア。ここ一帯はトンレサップ湖、チョンクニア方面にそびえる山「プノムクラオム」として現地の人に知られています。
トゥクトゥクのドライバーやガイドさんにその方面へ行きたいことを伝えれば良いでしょう。時間としては2時間ほどあればゆっくり過ごすことができ、午後陽が傾き始める3時以降に向かうのがおすすめです。
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