カンボジア
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今やリゾートのカンボジア

ロマンと神秘に包まれたアンコール・ワットの街で、クメール様式のヴィラにステイ!

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カンボジアの首都プノンペンより北西約300km離れた場所にあるシェムリアップは、荘厳優美な世界遺産、アンコール・ワット遺跡群がある街だ。小さな街でありながら、遺跡巡りのほかにも、オールドマーケットや博物館、地元の工芸品を扱う雑貨店やレストランなどが観光客に人気。

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街の中心部を少し離れれば、穏やかで緑豊かな伝統的なカンボジアの田舎風景が広がり、のんびりとくつろぎに満ちたカンボジアン・リゾート気分を満喫できる。

今回は、そんなシェムリアップで、アンコール・ワットを築いたクメール人によって築き上げられたクメール様式のヴィラにフィーチャー。緑のなかに佇む隠れ家的ヴィラからアットホームなカジュアル・ヴィラまで、おすすめの宿泊施設をピックアップしてご紹介!

 

ヒンドゥー教の世界観がもとに
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クメール様式とは、アンコール・ワットを建造したクメール王朝の時代(11~15世紀)に、ヒンドゥー教と仏教が融合して生み出された文化・美術様式のことで、もともとは石造りによる高塔(プラサット)建築や丸彫の巨像、レリーフなどがその特徴だ。

カンボジアをはじめアジア各地の建築様式に影響を与えたクメール様式は、今では人々のライフスタイルにすっかり吸収され、建築のモチーフやディテイル、インテリアなどに用いられている。シェムリアップの街には、こうしたクメール王朝時代のクラシカルでロマンティックな、そしてどこか神秘的なムードが魅力のエキゾチックなヴィラがいくつも見つけられる。

そこで空き部屋などの宿泊場所の提供者と、宿泊場所を探している旅行者を個人間で繋ぐWebサイト「Airbnb(エアビーアンドビー)」の中から、シェムリアップに行くならここ!というおすすめのクメール・スタイルのヴィラをピックアップ!

 

TRIPPING!編集部が気になる物件

1)熱帯のジャングルに佇む、アトリエ風の隠れ家ヴィラ

・1泊料金:12,103円〜
・宿泊可能人数:6名

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“シンプルな美しさ”、それは牧歌的なカンボジアのライフスタイルを表すのにぴったりな一言だ。以前は、現代アーティストのジェリー・スワフィールドの自宅兼アトリエだったという「Villa Meru」は、素朴で居心地のいい伝統的なカンボジアンスタイルと、アーティスティックなセンスを兼ね備えた空間設計が魅力の一軒。
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天然木の風合いを活かした温かみにあふれる室内からは、窓の外に青々と生い茂る熱帯のジャングルが見渡せる。まるで秘密基地のような隠れ家風のここから眺めれば、ジャングルですらこんなにもドラマチック。
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滞在中は、施設にあるすべてのファシリティを利用でき、ヨガスタジオやアーティストのアトリエだったコテージ、オープンエアキッチン、スモーキング パティオ、そしてアートギャラリーなども自由に見て回ることができる。アンコール・ワット遺跡へは自転車で数分の距離。遺跡をわたる風がこちらまで届きそうな心地がする。

https://www.airbnb.jp/rooms/4989582

 
2)広々としたプライベート・ヴィラでスピリチュアルな瞑想に浸る

・1泊料金:55,573円
・宿泊可能人数:8名

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同じアジアンリゾートでも、ビーチ沿いの派手なヴィラとはひと味違う。熱帯の緑が取り囲むクメール・スタイルのヴィラ「La Palmeraie Luxury Villa」は、8人が滞在可能な広々とした一軒。閑静なプールにプライベートガーデン、ビリヤード台を配した広々としたテラスやリビング、カンボジアテイストのインテリアや小物で彩られた清潔なゲストルーム。こじんまりとしていながらも、ゲスト本位の滞在を可能とするあらゆるコンフォートなファシリティがひと揃いする。
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隠れ家ヴィラならではの醍醐味は、パーソナライズされた行き届いたサービスだ。たとえば、コージーな庭園で供されるおいしい朝食は、コンチネンタルブレックファーストでは得られない、清々しい目覚めと快適な一日のスタートをサポートしてくれる。
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庭先に佇む仏像の微笑。クメール様式のエッセンスがちりばめられた室内インテリア。日が傾く頃合いには、ヴィラからものの15分ほどの距離にあるアンコール遺跡群が黄金色の空をバックに漆黒のシルエットで浮かび上がる。スピリチュアルなカンボジア特有のムードに包まれて、心も体もデトックスされてしまいそう。

https://www.airbnb.jp/rooms/1030762

 

3)市内観光に抜群のロケーション&アットホームなヴィラ

・1泊料金:9,880円
・宿泊可能人数:2名

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シェムリアップの賑やかな市内中心部からわずか3分のところにロケーションするアットホームなムードのヴィラ。団らんを楽しむという言葉がぴったりのこの一軒は、カップル(もしくは+1のベビー)などにおすすめだ。
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クラシカルな木製のインテリアを配したウッディなバルコニーからは、スイミングプールとトロピカルガーデンが眺められる。荘厳な寺院巡りをした後には、ナチュラルなこの脱力感がしっくりハマるはず。
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パーフェクトなプライベート空間を満喫しながらも、カンボジア流のおもてなしの心で、やさしい微笑みを絶やさないフレンドリーなスタッフの存在は不可欠。どんなオーダーにもしっかり耳を傾けてくれ、きっと遺跡巡りやシェムリアップ市内の観光などにおすすめの情報をシェアしてくれるだろう。

https://www.airbnb.jp/rooms/2571997

 
4)ミックスカルチャーな雰囲気が新鮮!リーズナブルなカジュアル・ヴィラ

・1泊料金:6,175円
・宿泊可能人数:3名

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「Villa Medasia」は、伝統的なクメール木造住宅をベースに、地中海とアジアの異なるムードがミックスしたオリジナリティあふれるカジュアルなヴィラ。鮮やかなカラーブロックのインテリアが配されたファッショナブルなお部屋は、女性好みのテイスト。
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市内中心部からトゥクトゥクでわずか5分の立地は、遺跡巡りだけではないシェムリアップの見どころを満喫するのに最適。街の南にあるオールドマーケットをはじめ、アンコール国立博物館やカルチャービレッジなどの施設、カンボジア産のシルクやハンドメイドの工芸品やカンボジアのお茶などが売られている街中の雑貨ショップ、夜は有名なナイトマーケットへと、シェムリアップは好奇心旺盛なトラベラーの欲求を満たすのに十分な刺激にあふれている。
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ひとたびヴィラに戻れば、カントリー風が吹くプライベート空間でのんびりリラックス。ひとりで本を読んだり、音楽を聴いたり、はたまたヨガをしたり。思い思いの時間を過ごしながら、ゆるりとしたカンボジアンタイムに浸ることができる。グラスワインを飲みながら、ホストのヴァレンティーナが用意してくれるイタリアンのディナーを心待ちにしてみるのも一興。(要予約)

https://www.airbnb.jp/rooms/4979171
ロマンと神秘に満ちたクメール様式の影を纏うエキゾチックなヴィラにステイすれば、遺跡巡りだけではない新たなシェムリアップの魅力を発見することができるはず。そしてそれがカンボジアの旅をより一層、メモリアルなものにしてくれるはず。

 

(text : Miwa Ogata)
※上記は、各物件のサービスの質や安全性を保証するものではございません。宿泊先は、個人の責任をもってご決定頂けるようお願いします。
※宿泊料金は、2015年4月9日現在の料金になります。

 

© all photos to Airbnb

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