- TRIPPING! トップ
- 東南アジアトップ
- タイ
- バンコク
- バンコクのグルメ
- ひと口で魅了される! バンコクで究極の濃厚トムヤムクンにトライ
著者撮影
ミルクを入れない澄んだスープの「ナムサイ」と、ミルクとチリインオイルをたっぷり入れた濃厚な「ナムコン」。ふたつのタイプがあるトムヤムクンですが、日本ではナムコンを出す店が多いこともあり、日本人が「トムヤムクン」と聞いて思い浮かべるのは圧倒的にナムコンタイプが多いのではないでしょうか。今回はそんなトムヤムナムコンの中でも、濃厚さ、深み、甘みなどなど、すべてにおいて「絶対に日本人好み!」と断言できる、究極の一品をご紹介します。駅から近く、バンコク初心者でも簡単にアクセスできる立地の良さも魅力です。
奥深い甘みと旨みに感動!ひと口で魅了される絶品トムヤムクン
「バミーバーンポン ジェーデーン」
フードコートのような明るく清潔な店内で、旅行者も安心 著者撮影
これはタイリピーターあるあるかな、と思うのですが、タイに慣れてくればくるほど食べなくなるのが、トムヤムクンやグリーンカレーなどの日本で定番のタイ料理。タイには日本では見かけないおいしいタイ料理が本当にたくさんあるので、日本でも食べられる料理はだんだんと食べる機会が減ってきてしまうのです。そんなバンコク暮らしでも、時々恋しくなってわざわざ食べに行くのがこの店のトムヤムクン。MRTラプラオ駅から徒歩約30秒、深夜3時まで営業という使い勝手のよさはもちろん、どの料理もレベルが高いことでも知られる人気の食堂です。
トムヤムクン ナムコン 200THB 著者撮影
テーブルに置かれてまず驚くのが、トムヤムクンの白さと香りのよさ! トムヤムクンといえば赤っぽいイメージですが、まるでトムカーガイのような白さからも、ミルクの濃厚さが伝わります。色が白っぽいのはチリインオイルが底の方に溜まっているのも理由のひとつなので、食べる前には全体を軽く混ぜるのがおすすめ。濃厚な甘みと旨み、エビの香りの後でスーッと抜けていくハーブの香りがなんとも爽やかで、スプーンが止まらないおいしさ! ローカル食堂らしく、もちろん辛さも本格的。普段はナムサイ派の人も一度食べると絶対ハマる、クセになる味わいです。エビやキノコなどの具がたっぷりなのも嬉しいですね。
ギアウムールアックチム 50THB〜 著者撮影
もうひとつ、ぜひ食べてほしいのがほとんどのテーブルでオーダーされている茹でワンタン。自家製のワンタンは、添加物などを使用せずナチュラルなおいしさを追求しているというこだわりの一品。中は肉々しいほどに豚肉がたっぷりで、弾力があり柔らか。じんわり広がる豚肉の甘みとつるっとした皮の食感のバランスも絶妙で、素朴ながらも味わい深い仕上がりです。
パットミースアタレー 100 THB 著者撮影
また、店名にバミー(タイの中華麺)と付くだけあり、麺料理も高レベル! 写真のシーフード炒め麺はあっさりとした味わいながらエビやイカの炒め具合が程よく、プリプリの食感を楽しめます。麺は基本的に薄味なので、テーブルにある黒酢や唐辛子でお好みに仕上げていただくのがおすすめです。自家製チャーシューやワンタン入りのバミーやパッカチェー(ミズオジギソウ)とビーフンの炒め麺なども人気なので、ぜひお試しを。
夕方から深夜まで営業中! ご近所さんの台所的な存在 著者撮影
オープン直後からご近所さんやお仕事帰りの人々が絶え間なく訪れるのはもちろん、店頭では観光地以外では珍しくマイクを使ったアナウンスもしているので店内はいつも賑わっていて楽しい雰囲気。ラプラオにあるため中心街から少し距離はありますが、チャトゥチャックでのショッピング帰りやナイトマーケット巡りの後、夜遊び後などに気軽に立ち寄っておいしいタイ料理を楽しめるので、覚えておくと便利な一軒ですよ。
(text & photo : 白石路以)
INFORMATION
名称 | バミーバーンポン ジェーデーン |
---|---|
住所 | Ladprao Rd.(Between Soi15 & 17), Bangkok |
電話番号 | (+66)82-362-8444 |
営業時間 | 16:00〜翌2:00 |
地図 | Googleマップで確認する |
何を読む?
国名・都市名、ジャンルを選ぶと、読みたい記事を絞りこみできます