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- 行って来ました!夜空に幻想的な風景が広がる「チェンマイ・ロイクラトン」
イーペン・ランナー・インターナショナル photo:世界遺産イェーイ!
旧暦12月の満月の夜(10月下旬~11月中旬)に開催されるタイのお祭り「ロイ・クラトン」。特にチェンマイで見られるコムローイ(熱気球)が夜空に舞い上がる幻想的な風景はディズニー映画「塔の上のラプンツェル」のモデルになったとも言われています。「ロイ・クラトン」は、タイ全土で行われるお祭りなのですが、やはりチェンマイのものは規模も大きく特に人気があります!
盛大なチェンマイのロイ・クラトン
photo:世界遺産イェーイ!
チェンマイでは、紙やバナナの葉で作られた灯ろう(クラトン)に線香、ろうそく、花などを入れてピン川に流します。灯ろうに彩られたピン川はまるで天の川のような姿に!そしてチェンマイ市内でのハイライトは山車のパレード。今年はプミポン前国王陛下ご崩御に伴い、在りし日の陛下を偲んだ白と黒がベースの落ち着いた雰囲気のパレードとなっていました。
8年前のパレードの様子 photo:世界遺産イェーイ!
ちなみに8年前のパレードの様子はこんな感じで、例年は美女が山車に乗っています。また、人々は願いを込めて、ピン川周辺などでコムローイを飛ばします。
絶対参加したい!イーペン・ランナー・インターナショナル
何千ものコムローイが一斉に空に放たれる幻想的なイベント、それが今回ご紹介する「イーペン・ランナー・インターナショナル」です!
「イーペン・ランナー・インターナショナル」は、外国人観光客向けに開催されているイベントで、「ロイ・クラトン」期間中にチェンマイ郊外のメージョー大学で行われます。会場の席は予約制で、最初にタイ語、日本語、英語でお祭りについての説明や、仏教のお話などを聞き、最後に会場全員で一斉にコムローイを飛ばすのです。筆者は、2016年11月14日に行われたこのイベントに参加してきましたので、体験レポートをお届けします!
チケットの入手方法は?
「イーペン・ランナー・インターナショナル」のチケットは旅行代理店が主催するツアーで手配するのが一般的!飛行機やホテル、観光なども含まれた日本発のツアーや、チェンマイ市内からの送迎付き現地ツアーなど色々なツアーがあります。個人で手配するのは、なかなか難しそうです。
筆者はチェンマイ市内からの送迎付きツアーのチケットを日本から予約しました。ネットで見つけたチェンマイ在住日本人が経営している旅行代理店で手配。日本の銀行への振込だったので安心でした。気になるお値段は4,980バーツ(約15,000円)と結構な価格!
14:30 ホテルに集合
photo:世界遺産イェーイ!
待ち合わせ場所の大型ホテルに集合します!日本語が話せるタイ人のガイドさんがお迎えに来てくれ大型バスに乗って移動します。バスはいくつかのホテルに寄ってツアーメンバーをピックアップしていきます。日本からの航空券がついたパッケージツアーの方も多かったです。
photo:世界遺産イェーイ!
バスの中でチケットが配られます。真ん中に書いてあるのが座席番号。このチケットに、食事やお土産の引換券がついています。
photo:世界遺産イェーイ!
会場周辺は混雑して大渋滞!時間に間に合わなくなってしまうため、手前でバスを降りて10分くらい歩きました。夕方なので虫よけスプレーなどを持参した方が良いかもしれません。
17:00 会場のメージョー大学に到着
photo:世界遺産イェーイ!
チェンマイ市内からメージョー大学までは車で約30分なのですが、ツアーメンバーのピックアップや渋滞などで結構時間がかかりました。入り口を抜けて竹やぶの中を歩いて行くとイベント会場が見えてきます!
photo:世界遺産イェーイ!
座席に座る前にお土産を頂きます!象のネックピローは3歳の娘のお気に入りに!ペットボトルの水はたくさんもらえるので飲み物を持参する必要はなさそうですね。
photo:世界遺産イェーイ!
今年は前国王陛下ご崩御を受け、4,000人程度の参加となりましたが、例年は1万人を超えることもあるそうです。
photo:世界遺産イェーイ!
座席の様子です。プラスチックの椅子が用意され3人で1つのコムローイを上げます。筆者は1人での参加だったので、同じツアーのご夫婦とご一緒させて頂きました。
イベント前に腹ごしらえ
一旦座席を離れて食事を提供しているエリアへ。
photo:世界遺産イェーイ!
photo:世界遺産イェーイ!
photo:世界遺産イェーイ!
チケットの裏にある引換券で、様々なタイ料理を食べることができます。パッタイ(タイ風焼きそば)やスープなどお手軽サイズなのでちょこちょこと楽しめます。中華まん、ちまき、アイスなどもありました。イベント開始まで時間があるのでのんびり食べましょう。
photo:世界遺産イェーイ!
ゴザのようなところに座って食べることもできます。レジャーシートを持参している方もいました。
会場の両端に2か所トイレがあります。女性用は少し並びました。トイレ内は靴からサンダルに履き替えなければならないため少々時間がかかります。
photo:世界遺産イェーイ!
photo:世界遺産イェーイ!
段々暗くなりライトが灯され気分が高まってきます!
photo:世界遺産イェーイ!
18:30 イベント開始
photo:世界遺産イェーイ!
photo:世界遺産イェーイ!
座席に戻ってくると、3人の来場者に対して1つのコムローイが置かれていました!コムローイは針金と和紙で作られた風船状の袋の下に大きなろうそくがついています。映画「塔の上のラプンツェル」だと手のひらからポンと飛ばす感じでしたが、実際は大きく、大人3人が両手で持ってちょうどよいサイズでした。
18時30分からイベント開始!タイ語、英語、日本語で、仏教のお話や瞑想などが続きます。コムローイ上げまでの時間が少々長いので、お子様連れの方は遊ぶものなどを持ってきた方が良いかもしれません。
20:00 コムローイを上げます!
photo:世界遺産イェーイ!
お話を聞いていると、いきなりコムローイ上げの時間がやってきました!スタッフがろうそくに火をつけてくれています。ここからが忙しいです!!
photo:世界遺産イェーイ!
コムローイの下についている大きなろうそくに火をつけて、袋内に温かい空気を充満させて上昇させます。袋がパンパンになるまではコムローイのふちを持っていないといけないので、その間はなかなか写真などが撮れません。次々と上がっていくコムローイの写真も撮りたいし、ビデオも撮りたいし、自分の目でも見たいし、コムローイも持っていたいし、体が1つでは足りません!!
photo:世界遺産イェーイ!
このくらいパンパンになったら、飛ばしましょう!
photo:世界遺産イェーイ!
願いを込めて!!
photo:世界遺産イェーイ!
photo:世界遺産イェーイ!
眼前に、人生で見たこともない光景が広がります。あっという間に終わってしまうのですが、いつまでも見ていたい、そんな忘れられない時間を過ごしました。
21:00 イベント終了!帰路につきます
駐車場が混雑していたため、私たちは会場の外に出てからバスに乗るまで30分くらいかかりました。ホテルに戻ったのは10時過ぎ。タイのビール「シンハ」を飲みながら余韻に浸ります。
※記事中の情報は、2017年1月現在のものです。
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