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- カンボジア世界遺産「アンコール遺跡群」で押さえたい5つの遺跡
一生に一度は訪れたい憧れの観光地「アンコール遺跡群」。歴史的地理的意義とそのスケールの壮大さで、名実ともに東南アジアを代表する世界遺産の一つ。今回は60以上の遺跡群の中から、ぜひ押さえたい人気の遺跡5か所をご紹介!
遺跡群の代名詞「アンコール・ワット」
©TRIPPING!
東京都23区ほどの広大な土地に悠然と立ち並ぶ数々の遺跡群の中でも、圧倒的な人気と知名度を誇る観光名所「アンコール・ワット」。12世紀前半に30年もの歳月をかけて建築された、石造りとしては世界最大のヒンズー教寺院だ。日の出とともに、太陽の逆光を浴びて水面に浮かび上がるシルエットは、息をのむほどの絶景。
王宮を囲む古代都市遺跡「アンコール・トム」
©ASEAN-Japan Centre 南大門
一辺3キロの外壁に囲まれた正方形の古代都市遺跡「アンコール・トム」。12世紀後半に造営された、クメール王朝最後の都市だ。構内の仏教寺院「バイオン」の塔や第一回廊の浮彫は、見応え満点。アンコール遺跡群が一望できる「プノン・バケン」の絶景スポットなども有する。
多くの謎を残す「アンコール・トム」内の「バイヨン寺院」
©ASEAN-Japan Centre
古代都市遺跡「アンコール・トム」の中央に位置する仏教寺院「バイヨン寺院」。54基にも及ぶ塔の四面には、巨大な観音菩薩の顔が。その顔には笑みが浮かび、“バイヨンの微笑” “クメールの微笑”と呼ばれる。建造期間は3つの王朝に渡り、その回廊や構造は複雑。そもそもの原型や、寺院建立の意義は現在でも謎に包まれている。
樹木に覆われた寺院遺跡「タ・プローム」
©ASEAN-Japan Centre
東西約1000m南北約700mのラテライトの壁に囲まれた寺院遺跡「タ・プローム」は、アンコール遺跡群の中でも最大規模。12世紀末、ジャヤヴァルマン7世が母を弔うために建てられた。内戦の間、長きにわたり放置された遺跡の周辺や下には、樹木が根を張り、遺跡を押しつぶす形に。樹齢300年とも言われるこの樹木は現在も成長中。まるでおとぎの国に迷い込んだようなファンタスティックな雰囲気も味わえる。
サンセットが美しい「プノンバケン寺院」
©Tourism of Cambodia
アンコールの最初の都が置かれた地プノンバケン丘の頂上に立つのは「プノンバケン寺院」。約60メートルの丘に聳えるヒンドゥー寺院は、「アンコール・ワット」を一望できるビュースポットとしても有名。360度のパノラマビューが広がるピラミッド型の寺院の頂上から望むサンセットの圧巻の美しさは、訪れた人々を魅了する。
INFORMATION
名称 | アンコール遺跡群 (Angkor Archeological Park) |
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住所 | Siem Reap, Cambodia |
営業時間 | 5:00~18:00(一部閉館時間が異なるもの有) |
地図 | Googleマップで確認する |
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