タイ
カルチャー
5回目は新ロケーションで規模を拡大

最先端アートフェス「ワンダーフルーツ2018」タイ・パタヤで開催

写真提供:Wonderfruit2018

アートとサステナビリティをテーマとしたタイ最大級の野外音楽フェス「Wonderfruit 2018(ワンダーフルーツ2018)」が、タイのパタヤで開催される。期間は2018年12月13(木)~16日(日)の4日間。

 

新ロケーションにて5回目の開催


写真提供:Wonderfruit2018

「ワンダーフルーツ」は、世界的ミュージシャンによるライブやトークショー、ワークショップなど、最先端のアートから音楽、ライフスタイルに及ぶあらゆる要素が盛り込まれたタイ最大級の野外音楽イベント。会場となるのはバンコクから車で約2時間、タイ東部のビーチリゾート・パタヤに位置するゴルフクラブ「The Fields at Siam Country Club」内の一角だ。5回目を迎える今回は、前回の会場から約1km離れた新たなロケーションへ移動。同敷地内ではあるが、より規模を拡大し、世界中から集まる「wonderer(参加者)」を迎え入れる準備を整える。

写真提供:Wonderfruit2018

会場内は「MUSIC」「ARTS」「FARM TO FEASTS」「WELLNESS & ADVENTURES」「TALKS& WORKSHOPS」「FAMILY」の6つの大きなPILLARS(テーマ)が設定。世界中から集まった有名アーティストらによるステージや展示、ワークショップ、物品販売など盛沢山のイベントが予定されている。


写真提供:Wonderfruit2018

写真提供:Wonderfruit2018

 

サスティナブルなアートフェス


写真提供:Wonderfruit2018
 
手つかずの緑豊かな新会場では、その地形に合わせた今まで以上の”理想的で完全なるサステナビリティ”を目指すという。現地で調達するという90トンを超える竹により、会場のステージをはじめとする建築物やアートオブジェ、販売ブースなどが設営。当初から唱えられている「使い捨てビニール袋ゼロ」というポリシーも、引き続き採用されるという。
 

写真提供:Wonderfruit2018
 

世界中からアーティストが集結


Craig Richards 写真提供:Wonderfruit2018
イベントに登場するアーティストの全ラインアップは、第1フェーズ、第2フェーズの発表を経て、第3フェーズを待つのみ。現在のところ、Drum&Bass Musicの草分け的存在Goldie&the EnsembleやWarpの重鎮Nightmares on Wax、ニュージーランド出身のプロデューサーLord Echo、イギリスのアンダーグラウンドミュージックの父Craig Richardsを含む、アーティスト49組の参加が決定している。

 

会場を彩る大規模なアート作品


写真提供:Wonderfruit2018
 
毎回会場をダイナミックに演出する大規模なアート作品にも注目だ。同イベントの象徴的オブジェとしての役割を果たしてきた、カリフォルニア出身の建築デザイナーGregg Fleishmanによる「Solar Stage」は今回で3回目の登場。登ったり座ったりできる”パネル”を使ったデザインが特徴的だ。
 

写真提供:Wonderfruit2018
 
今回新たに加わったのが、Mpdstudio による「Theatre Stage」。竹を用いてつくられたオブジェは、水路を活かす風景に溶け込んだ作品。その他、Marshmallow Laser Feast による森の中のVR体験「In the Eyes of the Animal」や、Hackney-based studio Ab Rogers Designによるダイニングスペース「Theatre of Feasts」など見どころは満載だ。


写真提供:Wonderfruit2018


写真提供:Wonderfruit2018

さらに、日本の温泉からヒントを得たという入浴施設「Bath House」も初登場。心身ともに平和と静寂を取り戻す瞑想空間「Silent Room」も設置される。

なお、第2フェーズで発表されている宿泊料金は、4日間パス(大人)THB5,800から。入場チケットは4日間パス、週末パス、日曜パスの3種類で、グループ料金やドッグ用パスも販売中だ。


写真提供:Wonderfruit2018

写真提供:Wonderfruit2018

イベントの全貌は、次回の第3フェーズですべて明らかになる予定。

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