タイ
ホテル/宿泊
ホテルから選ぶわたしの旅

手つかずの大自然に抱かれた楽園リゾート「バンヤンツリー・サムイ」

©Banyan Tree Hotels & Resorts

「ホテルステイ」にフォーカスした旅のすすめをお届けする連載「ホテルから選ぶ わたしの旅」。今回は、タイが誇るリゾートアイランド・サムイ島を代表するラグジュアリーリゾート「バンヤンツリー・サムイ(Banyan Tree Samui)」をご紹介。

サムイ島の南東、ラマイ湾を望む広大な敷地に2010年に誕生した「バンヤンツリー・サムイ」は、プライベートビーチはもちろん、ゲストがのんびり過ごすのにちょうどいいプライベートベイを擁し、ビーチを囲む傾斜地に88棟のヴィラが並ぶ、隠れ家リゾート。コバルトブルーの海とココナッツ林に囲まれたトロピカルサンクチュアリで、記憶に刻まれる休暇を過ごしてみるのはいかがだろうか。

 

豊かな自然が織りなす絶好のロケーション

©Banyan Tree Hotels & Resorts

サムイ空港から賑やかなチャウエンビーチを通り過ぎ、長閑な町並みを走り続けること約30分。豊かな自然に囲まれたリゾートへ到着する。ゲストが最初に足を踏み入れるロビーはリゾートを見渡す高台に位置していて、美しい海を一望する景色を前に胸が高鳴る。


©Banyan Tree Hotels & Resorts

スマートフォンや鍵、シャトルボートの時刻表、MAPは、ゲスト用のココナッツ・バッグに ©︎TRIPPING!

リゾート内には、サンゴ礁が生息する透明度の高い海をはじめ、6軒のダイニング&バー、さらに受賞歴のあるスパがあり、気ままにバカンスを楽しむならぜひ“おこもりステイ”をおすすめしたい。ヨガやムエタイ、ビーチジョグ、ネイチャーウォークなどのデイリーアクティビティが充実しているのも嬉しいポイント。全ての情報は、ゲスト専用のスマートフォンで確認することができ、またゲストの滞在をサポートする専任のヴィラホストにアレンジをリクエストすることも可能だ。

 

プール付きのヴィラで叶える極上ステイ


オーシャンビュープールヴィラ ©Banyan Tree Hotels & Resorts

88棟のヴィラは、ビーチ近くの「デラックス・プールヴィラ」から、2つのプールを有する2ベッドルームの「プレジデンシャル・プールヴィラ」まで9カテゴリー。基本的には眺望によってカテゴリーが異なり、客室の間取りは統一されている。


©Banyan Tree Hotels & Resorts
ホライゾンヒルクレストプールヴィラからの眺め ©Banyan Tree Hotels & Resorts

客室の最大の特徴は、リビングルームからベッドルーム、バスルームまでが一列に並び、どの部屋にいても一面の大きなガラス窓から、美しい景色を眺められる造り。さらに、全てのヴィラに3m×5mと広めのプライベートプールが付いていて、リビングルームからもベッドルームからもダイレクトにアクセスできる。プールサイドのデッキエリアも余裕があり、一段下がった場所に備え付けられたデイベッドは、周囲をガラス板で囲まれていて周りの自然との一体感を感じられる。


デラックスプールヴィラ ©Banyan Tree Hotels & Resorts
ロイヤルバンヤンオーシャンビュープールヴィラ ©Banyan Tree Hotels & Resorts

サムイ島に生い茂るココナッツの木で作られた扉など、タイらしいマテリアルや伝統的なモチーフを取り入れながらもモダンな趣を感じさせるインテリアは、大人がバカンスを楽しむのにふさわしいオリエンタルリゾートスタイル。洗練された空間でリラックスするのに最適だ。自然に寄り添うように建てられたヴィラなら、毎朝鳥の声で目覚める贅沢な日々を叶えてくれる。

 

青い海を背景に楽しむグルメ体験


サフロン ©Banyan Tree Hotels & Resorts

リゾート内にある6つのダイング&バーは、それぞれに自然と調和した絶好のロケーションが魅力。「サフロン」はタイ伝統料理を提供するシグネチャー・ダイニング。日本人にも馴染みのあるパッタイやグリーンカレー、マッサマンカレーなどをはじめ、タイ家庭料理が豊富にメニューに並ぶ。シェフのおすすめを味わうなら、シグネチャーメニューが含まれる5コースか7コースのディナーコースを。移りゆく空の色が見事な夕暮れどきにテラス席をリザーブするのがおすすめ。


サフロン ©︎TRIPPING!
写真付きのメニューはスマホで確認できる ©︎TRIPPING!

「サフロン」とは反対側の高台に位置するのは、朝食、ランチ、ディナーでインターナショナルビュッフェを提供するオールデイダイニング「ザ・エッジ」。朝食は、タイ料理、中国料理、西洋料理、おかゆ、寿司など種類が豊富で、グルテンフリーメニューも並ぶ。都度オーダーできる卵料理は定番メニューに加えエッグベネディクト、さらにカイガタやタイオムレツなど日替わりでタイの卵料理もラインナップ。


左:ザ・エッジ©Banyan Tree Hotels & Resorts  右:タイ風目玉焼き「カイガタ」 ©︎TRIPPING!

また、ヴィラのプールで楽しめる「フローティングブレックファスト」も人気だ。

©Banyan Tree Hotels & Resorts

そのほかにも、波音をBGMにお酒を楽しめるビーチバーや、プールサイドで昼間からカクテルを味わえるプールバー、ハッピーアワーが嬉しいロビーラウンジも。メモリアルな記念日には、ビーチやプールサイドでディナーを楽しめる「ディスティネーションダイニング」をリクエストしてみて。


ビーチバー ©Banyan Tree Hotels & Resorts
ディスティネーションダイニング ©Banyan Tree Hotels & Resorts

 

受賞歴のあるスパと最先端ハイドロセラピー施設でリフレッシュ

「バンヤンツリー」の大きな特徴のひとつと言えば、全プロパティで展開しているオリジナルスパ「バンヤンツリー・スパ」のレベルの高さ。アジアの伝統的なレメディー(民間療法)や美容健康法をベースに、ハーブやスパイス、アロマオイルを使用したトリートメントが評判で、ゲストの中には毎日スパに通う人もいるそう。「バンヤンツリー・サムイ」では、10棟のスパ・パビリオンを有し、それぞれに屋外シャワーとバスタブ付き。

©Banyan Tree Hotels & Resorts

シグネチャートリートメントは、フレッシュココナッツをはじめ、ジャスミンライスやターメリック、タマリンドなどタイの伝統美容療法で用いられてきた素材をふんだんに使い、タイ古式マッサージも取り入れたトリートメント「センス・オブ・プレイス –スコータイ・ヘリテージ」。全身が凝り固まって疲れがなかなか取れない人には、東洋と西洋の技術を融合させたマッサージとセサミオイルを使ったハーバルボールで、血液循環を改善し筋肉の凝りをほぐす「ロイヤル・バンヤン」がおすすめ。


©Banyan Tree Hotels & Resorts
©Banyan Tree Hotels & Resorts

気軽にマッサージを受けるなら、60分/90分のシグネチャーマッサージを。マッサージの手法は、タイやスウェーディッシュ、バリニーズなどから選ぶことができる。一番の人気はバリニーズマッサージ。

©Banyan Tree Hotels & Resorts

さらに、「バンヤンツリー・サムイ」では、ホリスティックなハイドロセラピー(水や温水を利用した水治療法)を体験できる最先端の施設「レインフォレスト」も完備。「レインフォレスト」では、水が降り注ぐレインウォークや、スチームサウナ、ツボを刺激する高圧のシャワー、サウナなど、計9つの設備があり、さらにバイタリティープールには7つの装置が備わっている。スパトリートメントと組み合わせることで相乗効果をもたらしてくれることはもちろん、その名の通り熱帯雨林をイメージしている空間にいると、自然と癒しを感じることができる。「バンヤンツリー・スパ」も「レインフォレスト」も人気のため予約必須で訪れたい。

 

忘れられない思い出を作るアクティビティ

©Banyan Tree Hotels & Resorts

リゾートをもっとエンジョイするなら、アクティビティに参加するのが一案。ヨガやムエタイ教室、シュノーケリングクラス、ビーチジョグ、ネイチャーウォークなど、無料で参加できるプログラムが豊富に揃うデイリーアクティビティや、タイ料理のクッキングクラス、サムイ島の観光名所を巡るローカルツアーなど、バラエティー豊かなアクティビティが揃っている。


©︎TRIPPING!
©Banyan Tree Hotels & Resorts

サムイの海を満喫するなら、リゾートが保有しているボートでエクスカーションへ。半日〜1日の貸切プランや、サンセットクルーズ、5つの離島を巡るアイランドホッピングなどのツアーも実施している。

 

リゾートが大切にするサスティナブルな活動

©Banyan Tree Hotels & Resorts

環境保護や地域との共生をベースにしたサスティナビリティを大切にしている「バンヤンツリー・サムイ」では、プラスティックフリーをはじめ、リゾート内のサンゴ礁の保護活動、年間2,000本を目標とした植樹活動、ローカルコミュニティのサポートや旅行者とローカルコミュニティとの交流促進に取り組んでいる。また、宿泊費からは毎日2USDほどローカルコミュニティーへ寄付されるなど、ゲストもリゾートに滞在しながらサスティナブルな活動に触れることができるのも「バンヤンツリー・サムイ」ならでは。

 
手つかずの自然に抱かれ穏やかな時間の流れる「バンヤンツリー・サムイ」は、非日常を感じられる、まさに楽園。日常から離れ、身も心も癒される至福のときを過ごしてみてはいかがだろうか。

■バンヤンツリー・サムイ(Banyan Tree Samui)
https://www.banyantree.com/en/thailand/samui

 
 


何をむ?

国名・都市名、ジャンルを選ぶと、読みたい記事を絞りこみできます

RECOMMEND COLUMN
連載コラム

RECOMMEND
COLUMN
連載コラム