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基本情報(タイ・チェンマイ)

魅惑の美しい古都!タイ第二の都市「チェンマイ」

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©ASEAN-Japan Centre

 

美しい古都「チェンマイ」

バンコクから北へ約720キロ。タイ第2の都市で、“北方のバラ”とも称される美しい古都・チェンマイがある。

1296年、ランナー王朝初代メンラーイ王により建設された新しい首都はタイ北部の言葉で“新しい街”と名づけられた。ビルマ、ラオス、アユタヤといった近隣諸国からの度重なる侵略により一時は荒廃。19世紀バンコクのチュラロンコーン大王が北部統治に乗り出し、見事蘇らせた。

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©TRIPPING!

 

タイ北部独自の文化「ランナー文化」

ここでは様々な民族が交流する中、建築や仏像の様式、言葉や料理、工芸の分野などで「ランナー文化」と呼ばれるタイ北部独自の文化・伝統が育まれてきた。現在でも工芸が盛んな街として知られ、“傘の村”ボー・サーンでは昔ながらの手作業で傘を制作。青や緑の地にガラスをまとったような透明感が特徴のセラドン焼きや、美しいシルク、銀製品などもチェンマイの特産品で、それぞれの制作工程が見学出来る工房めぐりも楽しい。最近ではタイ芸術の拠点ともなり、国内外のデザイナーたちがチェンマイに着目。伝統工芸をベースにしたセンスの良い雑貨や洋服を扱うおしゃれなお店も増えている。

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©TRIPPING!

 

郊外に広がる大自然も魅力のひとつ

チェンマイの大きな魅力は雄大な自然。周辺はタイ最高峰ドイ・インタノンをはじめとした峰々が重なる山岳地帯。アウトドア派ならばバードウォッチングやトレッキングなどのエコツアーに参加してみたい。さらにチャレンジングなエレファント・ライドや筏下り、山岳民族の村に滞在し、その暮らしを体験出来るツアーもあり、欧米などからも多くの観光客が参加。日帰りから2泊3日ほどのツアーが人気だ。

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©ASEAN-Japan Centre

 

一年を通して過ごしやすい気候

また乾季(11月~1月)は平均気温が約25度、年間でも平均気温が約27度と過ごしやすいことから避暑地としても人気のチェンマイ。高級リゾートホテルも多数点在し、タイオリジナルハーブを使用したラグジュアリースパや、緑豊かなゴルフコースを目的に訪れるトラベラーも多い。

 

伝統的なお祭りの数々にも注目

チェンマイでは一年を通じて様々なお祭が行われているので、日程が合えば旅の思い出になるだろう。最も賑やかなのは、タイの旧正月を祝う水掛け祭り「ソンクラーン祭」(4月中旬)。11月の「ロイクラトン」は川の精霊に感謝して灯篭を流すお祭り。チェンマイでは灯篭のほかにも、天上の仏陀にそれぞれの願いを込め、コームローイという和紙でできた熱気球を夜空一面に飛ばす。無数の明かりが舞う光景は何とも幻想的!街中が色とりどりの花で彩られる「花祭り」(2月初旬)も、涼しい気候を利用して蘭やバラなどの花栽培が盛んなチェンマイならではのお祭りだ。

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©Tourism Authority of Thailand

 
バンコクからのアクセスは飛行機、鉄道またはバス。飛行機ならば所要1時間10分。時間は少々かかるが、のんびり鉄道の旅も情緒たっぷり。フアランポーン駅から1日6本運行(所要12時間~15時間)、またバスも北バスターミナルより約40分間隔で運行している(所要約10時間)。

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