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- 古い建物を改築したチャオプラヤー川沿いの個性派ホテル
©LOY LA LONG HOTEL
バンコクの中心部は高級ホテルやデパートが建ち並ぶ大都会ですが、少し離れるだけでガラリと雰囲気が変わります。
もし時間があれば、チャオプラヤー川沿いまで足を延ばしてみるのがおすすめ。王宮や寺院などの歴史的な建造物も多く、チャオプラヤー川と共に栄えてきたというタイの歴史が感じらます。今回は、川沿いにある個性的なホテルを3軒ピックアップしました。
チャオプラヤー川に浮かんでいるようなホテル
LOY LA LONG HOTEL(ローイ・ラ・ローン・ホテル)
©LOY LA LONG HOTEL
ホテルが位置するのは、中華街からほど近い「ワット・パトゥム・コンカー・ラーチャウォラリハーン」という名のお寺の境内。川沿いというよりは、川の上に浮かんでいうような近さを体感できます。部屋数はわずか7室。それぞれ色の名前が付けられています。
©LOY LA LONG HOTEL
このホテルを作ったオーナーさんに話を聞いたところ、以前、広告代理店で働いていたのだとか。どうりでおしゃれ。WEBサイトは友人の日本人デザイナーが作ってくれたそうです。「ホテルをもう1軒作らないの?」と聞いたところ、「1軒でじゅうぶん。いろんなことが起きて、大変過ぎる(笑)」とのことで、ちょっぴり残念。
©LOY LA LONG HOTEL
公共スペースはとてもゆったりとした作りになっていて、チャオプラヤー川を眺めながら読書をしたりドリンクを飲んだり、とても気持ちのいい時間が過ごせました。
著者撮影
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LOY LA LONG HOTEL
・住所:1620/2 Songwat Road (inside Patumkongka Temple), Sampanthawong District, Bangkok
・電話:(+66)2 639 1390
・HP:http://loylalong.com/jp/
ちなみに、タイでの曜日ごとの色は日曜日:赤色、月曜日:黄色、火曜日:ピンク、水曜日:緑色(午前)、黒色(午後)木曜日:オレンジ、金曜日:青色、土曜日:紫色、そして毎日が金色となっています。自分の生まれた日の曜日が大切で、タイのお寺にいくと生まれた曜日ごとにお祈りする仏像が決まっているので、自分の生まれた曜日を調べておくと便利ですよ。
ワット・アルンを対岸に眺める絶景ホテル
Arun Residence(アルン・レジデンス)
©Arun Residence
日本人観光客にも人気が高い「ワット・アルン」の対岸に位置するホテル。「ワット・ポー」から歩いて5分ほどなので、お寺巡りの拠点としてもおすすめ。
©Arun Residence
このあたりはピンクや水色、イエローなどのパステル系の色彩を用いたシノ・ポルトギース様式(中国とポルトガル様式)と呼ばれる建築様式を用いた古い建物が残っているエリア。そんな趣ある建物を客室数わずか7室のホテルとしてリノベーション。
©Arun Residence
部屋の窓からはチャオプラヤー川越しにワット・アルンを眺められる最高のロケーションが広がります。部屋も落ち着いた雰囲気でまとめられていて、旅行気分が盛り上がることまちがいなし!
ザ・デッキ ©TRIPPING!
ホテル内のレストラン「ザ・デッキ」、ルーフトップバー「アモロサ」は、絶景バー&レストランとしても有名。満室で泊まれなかった時は、レストランのみの利用も可能です。
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Arun Residence
・住所:36-38 Soi Pratoo Nok Yoong,Maharat Rd,Bangkok
・電話:(+66) 2221 9158~9
・HP:http://www.arunresidence.com/
タイの人々の暮らしにとけ込めるローカルさが魅力
CANALE HOSTEL(カナル・ホステル)
著者撮影
2016年の2月にオープンしたばかりの「CANALE HOSTEL(カナル・ホステル)」は、築70年の民家をリノベーションしたホステル。バックパッカーの聖地として知られるカオサン通りから歩いて10分ほどの場所にあります。
著者撮影
チャオプラヤー川へ続く運河(Bang Lampoo Canal)沿いの長屋が建ち並ぶ中にあり、まるで自宅に遊びにきたような雰囲気です。部屋はナチュラルな雰囲気でセンス良くまとめられています。1階のカフェで運河を眺めながらのんびりしたり、他の旅行者との会話を楽しんでも。
著者撮影
部屋は、個室のほか男女に分かれたドミトリーなどもあるので、長期旅行者にもおすすめです。
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CANALE HOSTEL
・住所:347, 349 Phra Sumen Road, Bowonniwet, Phra Nakhon, Bangkok
・電話:(+66)8 2414 5926 (+66)93 951 5441
・HP:http://www.canalehostel.com/
チャオプラヤー川沿いは、バンコクの中心地とは違った時間が流れています。BTSやMRTといった公共手段で移動ができないのは不便ですが、ゆったりとしたバンコクも見てみたい! という方はぜひ。タクシーもなかなか捕まらなかったりするので、時間に余裕をもって行動してくださいね。
(text : 美濃羽佐智子)
カワイイ!おいしい! 女子旅 ♡ タイランド
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