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- バンコク滞在は、リゾート感たっぷりの チャオプラヤー川沿いステイで
写真提供:アナンタラ・バンコク・リバーサイド・リゾート&スパ
仕事でも休みでも、訪れる機会が多いバンコク。大好きな街ですが、ご多分に漏れず、中心部の大渋滞には、ややうんざり……。そこで、ここ数年、私のチョイスは、比較的渋滞が少なく、景色も開けている、チャオプラヤー川沿いエリアでの滞在。
川沿いのホテルに泊まると、チャオプラヤー川を南北に結ぶチャオプラヤー・エキスプレス・ボートでの移動ができて、便利でお得、かつ旅情もたっぷり。近年リノベーションや開発がどんどん進んでいて、新しいバンコクの顔に出会えます!
著者撮影
チャオプラヤー川沿いには、数軒の名だたる世界的ホテルが立ち並んでいて、ハイソにあるいは隠れ家的に、と旅のテイスト別に選べるのですが、シティにいながら、気軽に、のんびりと南国リゾート気分を堪能できるのが『アナンタラ・バンコク・リバーサイド・リゾート&スパ』。
著者撮影
BTSサパーン・タクシン駅と連絡している、チャオプラヤー・エキスプレスのサトーン桟橋からは、南へホテルのシャトルボートで約10分ほどの小さな心地よい船旅。左手に巨大マーケットの「アジアティーク ザ リバーフロント」が見えたら、その右手対面に広がるのが『アナンタラ・バンコク・リバーサイド・リゾート&スパ』。コロニアル調の白い壁に、煉瓦色の屋根。川沿いの11エーカー(約4.5ha)の敷地に、椰子の木がそよぎや緑が広がる様子は、まさに都会の中のアジアンリゾート風情。
著者撮影
泊まりたいのは、川が見えるリバービューやリバーフロント。今回泊まったのは、バルコニーから庭園やプールを見下ろし、川を眺めるアナンタラ・リバーフロント・スイート。広いリビングスペースとベッドルームが別になっていて、ゆったりとした広さと価格を考え合わせると、街中のホテルより快適な滞在が、リーズナブルに楽しめる賢いチョイスかも。夕方、ベランダから眺める川沿いの夕景は、なかなかにロマンティック。
写真提供:アナンタラ・バンコク・リバーサイド・リゾート&スパ
スイートなど『アナンタラ・バンコク・リバーサイド・リゾート&スパ』の上級カテゴリーの部屋に泊まると、カサラ・ラウンジを利用できて、飲み物や軽食のサービス、ランドリー・プレスサービス、ラウンジスタッフによるパーソナルアシスタントなど、ワンランク上のサービスが受けられます。部屋数が多いホテルなので、少し上のランクの部屋に泊まって、こうしたサービスを利用するのが快適滞在のコツ。
写真提供:アナンタラ・バンコク・リバーサイド・リゾート&スパ
レストランは、世界的にリゾート風レストランの老舗!とも言える「トレーダー・ヴィックス」やチャオプラヤー川が一望できる「リバーサイドテラス」をはじめ、11種類ものダイニングオプションがあるのがうれしいところ。
著者撮影
館内には、さまざまな象のオブジェがあって、直球なタイらしさ!!
アナンタラ・バンコク・リバーサイド・リゾート&スパ
http://bangkok-riverside.anantara.jp
コンテンポラリーなデザインが話題!アナンタラの姉妹ホテルにも注目
写真提供:アヴァニ・リバーサイド・バンコク
今年の6月には、『アナンタラ・バンコク・リバーサイド・リゾート&スパ』に隣接する姉妹ホテルとして、新しい5つ星ホテル『アヴァニ・リバーサイド・バンコク』も開業。シティホテルの最新トレンドを取り入れたコンテンポラリーデザインで、すべての客室がリバービュー。
写真提供:アヴァニ・リバーサイド・バンコク
チャオプラヤー川とバンコク市内のスカイラインを見晴らす、高層階のレストランやプールは、ホットスポットになりそう。
アバニ・リバーサイド・バンコク
http://www.avanihotels.com/riverside-bangkok/
リバーサイドをクルーズしながらのんびり散策
©TRIPPING!
さて、ホテルからシャトルボートやチャオプラヤー・エキスプレスを利用して、南から北へと、川沿いトリップに出かけましょう!
サトーン桟橋から、北へ1番オリエリテン桟橋あたりで訪れたいのは、言わずもがなの「マンダリン オリエンタル バンコク」。今年開業140周年を迎えて、オーサーズウイング棟やガーデンウイング棟を大規模改装。バンコク初となる世界的ポディアリスト(足病治療士)のバスティアン・ゴンザレスのペデシマニキュアサロンが設置されたのも、大きな話題。
5番のラーチャウォン ピアーから、歩いて行けるのが、中華街ヤワラー。
ヨートピマーン リバーウォーク 著者撮影
6番メモリアルブリッジと7番ラジニーの間、川沿いに広がるのが、2014年にオープンしたショッピングモール「ヨートピマーン リバーウォーク」。ショップやレストランが連なるが、夕暮れどき、川沿いに散歩するのが、とても気持ちいい。すぐ裏側は、タイ最大の花市場パーククローン。朝は、フレッシュな花々を扱う出店を巡るのも、素敵な時間。
8番の ター・ティア ン桟橋で降りれば、ワットポーやワットアルンへ。ター・ティアン付近は、最近開発されて、洒落たカフェやレストランが多くあります。
9番のマハラーッ ピアーで降りれば王宮へ。川沿いに移動するだけで、多くのスポットを訪れることができます。
花文化の博物館 著者撮影
さらに、時間があれば、さらにもっと北へ。18番のパヤップで降りて、歩きかタクシーで、ぜひ訪れたいのが「花文化の博物館」。世界的に活躍するフローラル・アーティストのサクン・インタクンさんが2012年にオープンした、タイの花文化にまつわるミュージアム。
花文化の博物館 著者撮影
チーク材を用いた、コロニアル様式建物を改装したミュージアムには、タイ式とZENの様式を融合させて造られた庭園もあり、ゆったりとくつろげます。タイの花文化に留まらず、インド、バリ、などアジア各地の花文化について展示しているのも興味深いところ。内部は、一切撮影禁止…。
花文化の博物館 著者撮影
よく手入れされた庭を眺めながら、併設のカフェで、アフタヌーンティをいただくのもおすすめ。
渋滞に出会うことなく、川を南北に移動するだけで、バンコクでも味わえる、落ち着いたリゾート気分のステイを堪能して。
The Museum of Floral Culture
http://www.floralmuseum.com
(text : 坪田 三千代)
大人の東南アジアご褒美旅 〜テーマとスタイルのある旅〜
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