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並んでも食べたい

行列覚悟!バンコクの老舗超有名店で食す「パッタイ」

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パッタイ(タイ風焼きそば)というタイ料理を聞いたことのある人も多いのではないでしょうか。

パッ(ト)タイ=ผัดไทย の名前は、直訳すると「タイ炒め」。名前の由来は「シャム」という国名を「タイ」に変える際、国民食として広めるために、料理に国名を使ったというのが有力のよう。それから60年以上、国民食として愛され続けている「パッタイ」の一番の有名店が、バンコク市内にあります。

 

Thip Samai(ティップサマイ)

カオサン通りから割りと近く日本人の間では「ティップサマイ」という名で随分前から知られている有名店。タイ人の間では、「プラトゥーピー」というお店のあるエリアの通称で呼ばれることが多いようです。プラトゥーピーとは直訳すると、「幽霊の門」。この付近に死刑囚の拘置施設があったことから来ているそうです。

 

タイでは滅多に見ることのない有名店の行列を、ここではどの時間帯に行ってもほぼ見る事が出来る=それだけ混雑しています!外にずらーっと続く行列を見て怯んでしまう方もいると思いますが、並ぶだけの価値があるので辛抱強く待ちましょう。席数が多い(店舗外にもテーブルが広がっている)ため、意外と待ち時間も長くないはずです。

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パッタイの専門店なので、メニューはパッタイのみ。人気を二分しているのが、いわゆる普通のパッタイと、パッタイを卵で包んだパッタイです。他にも、具材が豪華なパッタイや、ベジタリアン向けのパッタイなども用意されています。

 

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席についたらまずは注文しましょう。外国人観光客も多いため、メニューを指差して注文すればOK。パッタイと一緒にフレッシュオレンジジュースを頼むのを忘れずに。濃厚でプリップリの果肉が入ったオレンジジュースは、お持ち帰りしたくなるほどの美味しさです。尚、オレンジジュースの価格はなんと時価。その日のオレンジジュースの価格は、壁のボードに表示されています。

 

大きなフライパンで一気に炒め上げているため、注文からあっという間にほっかほかのパッタイが運ばれてきます。
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パッタイのコクは、「マン・クン」と呼ばれる海老味噌から。ティップサマイのそれは、マン・クンのコクが効いているのでこってりめ。付け合せのシャキシャキ生もやしや、生のニラ、バナナの蕾などの野菜と食べることで、口の中がさっぱりします。日本ではどれも生で食べることの無い野菜なので戸惑うかもしれませんが、是非チャレンジしてみてください。タイライム(マナオ)をキュッと絞ることもお忘れなく!

タイ人は麺類を食べるときに自分の好みに味付けますが、ティップサマイでも調味料4点セットがサーブされるので、お好みで自分の味付けにしてみても。

 

市街地中心部からは離れていますが、パッタイを食べた帰りにカオサン通りに立ち寄る等、他の予定を組んで訪れるのが◎。一度食べたら忘れられない美味しさなので、タイに来る度に足を運んでしまいそうです。

 

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