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食の価格破壊!

30バーツで食べ放題!バンコクのオカズ屋台

物価上昇も変わらぬ安さ
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ここ数年で、物価が1.5倍ほど上昇したバンコク。

例えば屋台のクイッティアオ(米麺)が1杯25バーツ(約90円)だったのが、今や35-40バーツ(約130円-約140円)が当たり前になってきている、といった感じだ。もちろんそれに比例して最低賃金も上昇し、平均所得も増えている。そんなバンコクにあって、未だにたった30バーツ(約110円)で食べ放題という驚異的な安さを維持しているおかず屋台がある。

 
ウライおばさんの食べ放題オカズ屋台
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仕組みはいたってシンプル。入口にいるおじさんに30バーツ(約110円)を支払い、お金と引き換えにスプーンとフォークが渡される。ここから先は全て食べ放題。近くに積まれているお皿にご飯を盛って、おかずを物色してみよう。

 
種類が豊富でしかも旨い

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見ていただくとわかるとおり、そこら辺の屋台と比べても清潔感がある。おかずは、食欲をそそるおいしそうなメニューが約8種類ほど。その脇には、グリーンカレーやゲーンソムなどといったカレー類、煮込めば煮込むほどおいしさが増すジャップチャーイなどのクリアスープなど汁物が3-4種類。更にはデザートまで用意されているという豪華っぷりだ。

 
お昼どきともなると満席になり、朝から夕方までお客さんが途絶えることなく訪れるおかげで、おかずの回転率も良く、いつでも出来立てのものを食べることが出来る仕組みになっている。

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これだけ安い値段で食べさせてもらっている以上、適量を盛ること、食べ残しを出さないよう気をつけること、ゴミやお皿は自分で下げること、は守ってあげて欲しい。

 
タクシー運転手の憩いの場

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もともとは収入の比較的低いタクシー運転手の口コミで有名となった同店。あまりの安さにテレビにも出演するほどになった。でも当人、そんな評判はどこ吹く風。入口のおじさんは寡黙だが、その日その日をしっかりと生きている力強さを感じた。

 
旅上級者へおすすめ
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とは言え、タイ初心者には衛生面が気になる人もいるだろう。筆者はタイ在住10年だがお腹が普通の人よりも弱い。普段から衛生面に気をつけて生活しているが、ここの屋台でお腹を壊したことは一度もない。屋台で一番気をつけたいのはお水。テーブルの上に置いてある無料のものではなく、販売されている飲料水にするだけで大分違うので、お水にはしっかりお金をかけよう。

場所は少し分かりづらいものの、意外とバンコクの中心部に位置するマッカサン周辺。普段出会えない庶民の味を思う存分堪能してみるのも、旅の良い思い出になるのでは?
 

※上記の日本円表記は、2015年2月4日現在の為替レートに準じます。

 

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