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グルメ
バンコクからの1DAY トリップ Vol. 2

シーフードも観光も楽しめる サムットソンクラームへ!

リピーターの方にとくにおすすめしたい、グルメも観光も満喫するバンコクからの1DAY トリップシリーズ。アユタヤに続く2回目は、サムットソンクラーム県をご紹介します。バンコクから車で約2時間、新鮮なシーフードをお得に味わえるほか、タイらしいローカルな市場も揃っている注目のエリア! 水上マーケットやベンジャロン焼きの工房など、タイらしい観光スポットも盛りだくさんなので、朝から夕方まで思いっきりドライブ旅を楽しめます。

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水辺に浮かぶローカルな食堂で、卵たっぷりの濃厚なカニを堪能!
「Krua Pooyai Joy」

シーフードでいっぱいのテーブル! 著者撮影

海沿いにある町だけに、シーフードを売りにした店が多いサムットソンクラーム。中でも、大ぶりでおいしいプーカイが食べられると評判なのがこちら。タイ語でプーはカニ、カイは卵の意味で、プーカイとは子持ちガニのこと。そのプーカイを求めてバンコクからも多くのタイ人が訪れるため、週末はお昼前後にはほぼ満席になるほどの人気店です。

プーカイは1キロで900THB 著者撮影

ミソも卵もたっぷりのプーカイは、身も柔らかで甘く絶品! 濃厚なカニの旨みがぎゅっと凝縮されていて、カニ好きにはたまらない味わい。写真は1キロ分で、3〜4人で食べても十分なボリュームがあります。こちらの蒸しガニのほか、ナンプラーなどに漬けた生ガニもあるので、お好きな方は両方試してみるのもおすすめです。

ヤムバイチャクラーム 著者撮影

もう1品、ここに来たらぜひ食べたいのがバイチャクラームという葉が主役のヤム(酸っぱ辛い和えもの)。バイチャクラームは水辺に生えている植物の葉で、この辺りで採れるもの。小気味のいい歯ごたえがあり、マナオの酸味が効いたヤムの味付けと相性抜群です! バンコクでは食べられるところが少ないので、こちらに行ったらぜひ味わってみてくださいね。


カニ以外にもシーフードがたくさん! 著者撮影

プリプリのエビのニンニク炒めや卵たっぷりのイカ、マテ貝などなど、ほかにもおいしいシーフードメニューがいっぱい! できれば4人以上で訪れて、いろんな料理を楽しむのがおすすめです。


海産物が並ぶ小さな屋台 著者撮影

 
「Krua Pooyai Joy」に行くついでに寄ってみたいのが、バンコクからサムットソンクラームへと続く幹線道路、35号線沿いに点在している小さな屋台。魚の干物などを中心に、この辺りの名産品がたくさん並んでいます。バイチャクラームも売っているので、興味のある方は買って帰ってバンコクで料理してみるのもいいかも。

塩もお土産の定番 著者撮影

また、サムットソンクラームといえば忘れてはいけないのが塩! 35号線沿いには大きな塩田が広がっていて、道沿いには塩を売る屋台がずらーっと並んでいます。3キロは軽くありそうな大きな袋でも50バーツほどとリーズナブルなので、バラマキ土産にもぴったり。個人的にはバスソルトとして使うのがおすすめです。

線路沿いすれすれにマーケットが立つ、メークロン市場 著者撮影

もっとしっかり観光をしたい!という方はぜひメークロン市場へ。市場の中を列車が駆け抜けることで、外国人観光客に大人気のスポットです。列車が来る直前になると店のテントや傘をたたみ、通り過ぎると何事もなかったようにまた店が再開する様子は一見の価値あり! ほかにも蛍が見られることでも知られるアンパワー水上マーケットやフランスのゴシック様式で建てられた聖母生誕大聖堂、ベンジャロン焼きの工房なども近くにあり、見所は盛りだくさんです。

サムットソンクラームまではGrabなどのタクシーサービスを利用することもできますが、言葉などの不安がある場合は運転手付きのタクシーサービスを提供している日系の旅行会社などを利用するのも便利。インターネットで検索するとさまざまなタクシーサービスがあるので、人数や予算に合わせて最適な方法を選ぶことをおすすめします。

 
(text & photo : 白石路以)

【連載】タイ料理ライターイチオシ! バンコク絶品食堂案内

 



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