タイ
カルチャー
熱帯写真家フォトエッセイ

バンコクからぶらり旅 ~ローカルビーチでまったり〜

家族や友人たちとワイワイシーフードを食べるのがタイスタイル  著者撮影

バンコクからバイクでふらりとバーン・セーン・ビーチにやって来た。シーフード屋台を見つけたのでバイクを停めてビーチチェアーに座った。

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プリプリのエビ、カニのBBQ、ヤム・プーマー(ワタリガニのサラダ)、ヤム・ホイ・ナーローン(カキのサラダ)を注文するとテーブルいっぱいに海鮮料理が。ちょっとしたパーティ気分。波の音を聞きながら食べるシーフードは最高だ。

ヤム・プー・マー(ワタリガニのサラダ)  著者撮影

バンコクの喧騒から抜け出しまったりとした時間を楽しむ。ちょっととした贅沢な時間。1キロ近くはあろうビーチロードには、ビーチチェアーやシーフード屋台が続く。

平日の午後なので人もまばら。屋台のおばちゃんも暇そうにしている。仕事帰りなのか制服姿の販売員が友達とビーチに腰かけて楽しそう笑っている。デジタル一眼で写真を撮りあう大学生のカップル。裸で水遊びをする子供たち。外国人の姿もなばら。まさにローカルビーチ感満載だ。

ビーチチェアーがずらりと並ぶ  著者撮影

週末にはバンコクや周辺から多くの人で賑わいビーチロードは渋滞する。海沿いにはゲストハウスも多く宿泊も可能。高級リゾート派にはかなり物足りない『庶民派リゾート』という感じだ。ビーチでのんびりしながらシーフードを食べるのがタイ人スタイルなのだろう。ビーチも日本の海水浴場といった感じだ。

ローカル色満点のビーチ  著者撮影

短期旅行でわざわざバーン・セーン・ビーチに来る人もいないだろうが、ふと思い立ってフラりとやって来るには丁度いい距離だ。バンコクの東、チョンブリー県にあり、バンコクから渋滞が無ければ車で1時間30分程度。バンコク東バスターミナル(エカマイ)からバスやミンバンが出ている。

ソムタムその他盛り合わせ。これをみんなで食べる  著者撮影

ガイドブックには載っていないローカルなビーチは多く存在する。そんなビーチには必ずシーフードの屋台があり炭焼きでエビやカニを焼いている。そんなビーチ巡りをするのも面白いのかも知れない。

 
(text & photo : 中島貴義)

 
熱帯写真家フォトエッセイ「アジアの街角から」
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