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ご利益寺として人気!

願いが叶うかも?タイの巨大ピンクガネーシャに会いに行こう!

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今回はバンコクから車で1時間半ほどの場所にある「Wat Saman Rattanaram(ワット・サマーン ラッタナーラーム)」というお寺をご紹介させて頂きます。こちらのお寺は願い事を叶えてくれるご利益寺として、タイ人の間では大変人気のあるお寺なんです。

 

週末はレジャースポットと化すお寺

日本では「お寺」に対して厳かなイメージを抱く人が少なくないと思うのですが、タイにはそういったイメージとは少し違った雰囲気のお寺が存在します。こちらのワット・サマーンもそのひとつ。週末ともなればまるで市場かと思うほどの多数のお店が境内に出店し、参拝ついでに食事や買い物を済ませる人たちで大賑わいとなります。近隣住民のレジャースポットとしての性格も併せ持った面白いお寺です。

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ドラえもんやスーパーマンがいて家族で記念撮影を行っていたり、動物と触れ合うコーナーがあったりで、境内のあちこちでテーマパークで見かけるような光景を目にすることができます。

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優雅に寝そべる巨大ピンクガネーシャ

週末は大混雑のワット・サマーンですが、こちらの巨大なピンクガネーシャ像の前に最も人が集まります。

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ガネーシャはインドの商売繁盛、学問の神様として有名ですが、こちらの寺院はヒンドゥー寺院ではなく仏教寺院。日本人の感覚からするとなんだか不思議な感じがしますが、ここタイでもガネーシャは人気のある神様のようです。

ガネーシャ像の周りには7体のネズミの像が設置されており、曜日ごとに色分けされています。自分の誕生した曜日と同じ色のネズミにお願い事をするのがこちらでの祈願の方法ということですが、多くのタイ人はそれらの7体のネズミではなく、ガネーシャ像の前に設置された2体のネズミに行列をつくります。この2体のネズミは特に金運にご利益があるということでタイ人のあいだでは有名なんだそう。

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独特の祈願方法

さて、気になる祈願の方法ですが、靴を脱いで踏み台の上に立ち、ネズミの片耳に直接願い事を囁いてお願いをします。ネズミたちが私たちの代理でガネーシャに願い事を伝えてくれるんだそうです。願い事を囁くのは両耳どちらの耳でも構わないのですが、願い事を囁いている間はもう片方の耳を手でしっかり塞ぎ、願い事が外に漏れないようにしなくてはなりません。お子さんが祈願する場合など、1人でもう片側の耳を塞ぐのが難しい場合は、同行者に手伝ってもらっても大丈夫です。

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このワット・サマーンがご利益寺としてタイ人に有名なのは、祈願成就までのスピードが大変速いというクチコミによるそうです。最初はその話を聞いて半信半疑だった私でしたが、2015年4月にこちらで祈願した願い事が6月には見事叶ってしまい、大変驚いています。

こちらのお寺はバンコク近郊のチャチュンサオという街にあり、決してアクセスが良い場所ではありませんが、最近は観光客の方向けに近隣の百年市場と組み合わせたバンコク発の半日ツアーも用意されており、人気を集めているようです。少し風変わりなタイのお寺で願い事をされてみてはいかがでしょうか。

 
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