フィリピン
観光
約3カ月の休止から、国内23都市へ

コロナ対策徹底のセブ・パシフィック航空、フィリピン国内線の運航を再開

写真提供:セブ・パシフィック航空

フィリピン最大手のエアライン「セブ・パシフィック航空」が、6月2日(火)より3か月ぶりに国内線の運航を再開する。今回再開されるのは、マニラ=セブ線をはじめとする全8路線だ。

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同社では、まずは路線数を制限しつつ、マニラとクラークの空港をハブとし、フィリピン国内23都市を結ぶ子会社セブ・ゴーを含む国内路線を再始動。これらの路線では非接触搭乗の一環として、オンラインを利用した手続きも進めている。

具体的には、利用者はチェックインや搭乗時、同社公式サイトもしくはモバイルアプリから搭乗手続きを行う。その後、搭乗券を携帯端末にダウンロードするか、もしくは事前印刷したものを持参すればOK。あわせて、地上係員が利用者に接触することなく搭乗券上のバーコードをスキャンできるよう、バーコードの提示をお願いしたいとのこと。


写真提供:セブ・パシフィック航空

そのほか注意したい点として、機内持ち込み荷物は1人1点のみ、最大7kgまで。頭上の荷物入れにも、乗客自身で収納する必要がある。機内ではソーシャルディスタンスを考慮し、同伴者以外の他者と可能な限りスペースを取れるよう、中央座席を空席とするほか、フライト中の座席移動は不可。当面の間は、機内での軽食や飲み物の提供も休止とし、機内食の事前購入も一時停止するという。

加えて、今後予想されうる混乱を避けるためにも「フライトの3時間前には空港に到着してほしい」とアナウンス。実際に、搭乗時には乗客同士の間隔を空けた上で列に並ぶ必要があることから、通常よりも時間がかかるとし、チェックインカウンターを予定出発時刻の1時間前にはクローズする。利用する際は時間に余裕を持って動くようにしたい。


写真提供:セブ・パシフィック航空

もちろん安全対策強化のため、機内やその他施設の清掃・消毒の徹底、全乗客へのマスク着用義務化など、より厳しい防疫措置を行っていく。

なお、気になる国際線に関しては、引き続き6月30日(火)まで運休となる。2008年より大阪に就航して以来、東京、名古屋、福岡に就航しているセブ・パシフィック航空。またいつかフィリピンを旅行できる日まで、今後の続報を待とう。


写真提供:セブ・パシフィック航空

■セブ・パシフィック航空
https://www.cebupacificair.com/ja-jp

   



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