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- ミャンマー麺料理を人気店と合わせて一挙紹介
中国と国境を接するミャンマーには、さまざまな麺料理があります。今回は、麺料理を紹介するとともに、地元で評判のお店も紹介しましょう。
なまずの香りが決め手の米麺モヒンガー
ミャンマーを代表する麺料理といえば、なんといってもモヒンガー。ナマズやバナナの茎などでダシをとったとろみのあるスープを、ビーフンにかけて食べます。
豆の天ぷら入りモヒンガー 著者撮影
じらすようで申し訳ないですが、お薦め店は記事の最後にご紹介します。
定番麺カオスエトゥ&マンダレーの郷土麺マンダレーミーシェー
モヒンガーと並び、朝食に欠かせないのがカオスエトゥ。小麦麺に甘辛いタレをかけ、上にのせた具材と混ぜて食べます。揚げ麺や玉ねぎなど、異なる食感のものを混ぜるのが、ミャンマー人は好きなようです。
左がカオスエトゥ、右がマンダレーミーシェー 著者撮影
Princess Irrawaddy
住所 | Corner Of Yankin 4th Lane & A Naw Ya Hta Street, Yangon |
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営業時間 | 9:00~11:00 |
電話番号 | (+95)9-264-247-749 |
地図 | GoogleMapで確認する |
カオスエトゥはメニューにありませんが、頼めば作ってくれます。太めの米麺に辛いタレを絡ませる、マンダレーの名物麺マンダレーミーシャイも人気メニューです。
ココナッツミルク味のごちそう麺オンノウカオスエ
オンノウカオスエはよそいき麺。法事や祝いの席によく出てきます。ココナッツミルク味の甘いスープと小麦麺の組み合わせです。最近はミャンマーにも「低カロリーがヘルシー」という考えが浸透しつつあり、ココナッツミルクを牛乳に替える店も増えています。
オンノウカオスエ 著者撮影
Taing Yin Thar
住所 | No (2/A), Kanbae Road, Yankin Township, Yangon |
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電話番号 | (+95)9787154799 |
営業時間 | 10:30〜21:30 |
HP | http://www.taingyinthar.com.mm |
地図 | GoogleMapで確認する |
スープがいたみやすいため、朝8時頃までには売り切ってしまう店がほとんど。この店は終日食べられますが、まれにない日もあるので、出かける前に確認を。
太麺のナンジートゥ
ナンジートゥも、どこででも見かける麺料理です。かなり太い米麺に、モヤシや揚げ麺、肉などをのせます。カオスエトゥの米麺版といえば近いかもしれません。異なる食感の食材を混ぜ合わせて味わうところも似ています。
鶏肉入りナンジートゥ 著者撮影
U Kyi
住所 | 1 Thu Kha Mein Rd., Sanchaung Twp., Yangon |
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営業時間 | 6:00~11:00 |
電話番号 | (+95) 9-7324-5595 |
ピー通りとサンチャウン通りの交差点を西に入り、左側3本目の路地の終点あたりにある小さなローカル食堂で、地元の人に人気のナンジートゥ店です。
ボリュームたっぷりのコーイエカオスエ
ちょっと変わったところで、コーイエカオスエはいかがでしょうか? そぼろ肉やもつの煮込み、卵、野菜などが入ったあんかけの小麦麺です。冷めにくいためテイクアウトして家で食べる人も多い麺料理です。
豚のそぼろ入りコーイエカオスエ 著者撮影
Zaw Kyay-oh & noodle
住所 | 55 Insein Road, Near Kamaryut, Hlaing Station Rd, Yangon |
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電話番号 | (+95)9-732-05403 |
営業時間 | 8:00〜22:00 |
地図 | GoogleMapで確認する |
レーダン交差点を過ぎて左手にあるヒンズー寺院脇にある大衆食堂。朝から晩まで、コーイエカオスエを買い求めに来る地元っ子たちで賑わいます。
日本人に合うあっさり麺チェーオー
チェーオーは中国由来の麺料理で、最近一般的になりました。近年、食事にヘルシーさも求めるようになったミャンマー人に受けています。クリアなあっさりスープに細めのビーフンが入り、豚、鶏、魚など具材の種類を選べます。
魚のチェッオー 著者撮影
YKKO YANKIN店
住所 | No. 10, Thit Sar Street, Yankin Yownship, Yangon |
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電話番号 | (+95)1-572-196 |
営業時間 | 10:00〜22:00 |
HP | http://www.ykko.com.mm/index |
地図 | GoogleMapで確認する |
ミャンマー全土に36店舗もあるチェーン店ですが、チェッオーで有名。ファミレスのような雰囲気で、旅行者にも敷居の低い店といえます。
全国区になったシャン族のシャンカオスエ
もともとは、ヤンゴン北西部に住むシャン族の郷土麺だったのが、全土に広まりました。米麺ともち米麺の2種類があり、ヤンゴンでは米麺が主流です。辛目のタレを加え、高菜漬けと一緒にいただきます。
汁ありタイプのシャンカオスエ 著者撮影
999 Shan Noodle Shop
住所 | 130B 34th Rd., Kyauktada Twp., Yangon |
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電話番号 | (+95)1-389-363 |
営業時間 | 6:00~19:00 |
HP | https://www.facebook.com/999ShanNoodle/ |
地図 | GoogleMapで確認する |
ダウンタウン中心部に建つ市庁舎の裏にあたります。小ぢんまりした大衆食堂ですが清潔感にあふれ、安心して麺を楽しめます。
世界一おいしいモヒンガーの店!
さて、モヒンガーのお薦め店です。
ナマズの新鮮さが味を左右するため、ナマズの産地であるエーヤワディ管区のモヒンガーが1番おいしいと言われています。とりわけおすすめしたいのが、ヤンゴンから車で2時間ほど行った同管区のパンタノーにある「シュエケッ」。
「麺1杯のために往復4時間?」と言うことなかれ。本当においしいんです!
そもそも、スープを口に運んだ際にナマズの香りがふわっと口内に広がるのがおいしいモヒンガーの条件ですが、同店のものは、溶けたナマズの中に麺が浮いているとでも表現したい濃厚さなのです。ミャンマーで最も美味ということは、すなわち世界で1番おいしいモヒンガーのはず。機会があれば、是非とも味わってください!
スープに自信がある「シュエケッ」では、麺とスープが別々に出てくる 著者撮影
Shwe Khit
住所 | Patein Highway Rd., Pntanaw Twp., Aye Yar Waddy, Yangon |
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電話番号 | (+95)9-791-985688 |
営業時間 | 24時間営業 |
地図 | GoogleMapで確認する |
ヤンゴンからパテインへの幹線道路上からパンタノーへ入る道の角にある。チャウンターやグエンサウンといったビーチへ向かう途中で寄ることが可能です。
(text & photo : 板坂 真季)
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