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ホテルから選ぶわたしの旅 

100年の時を刻み続ける名門ホテル「ザ フェニックス ホテル ジョクジャカルタ」

Swimming Pool - Image1_©The Phoenix Hotel Yogyakarta

「ホテルステイ」にフォーカスした旅のすすめをお届けする連載「ホテルから選ぶ わたしの旅」。今回は、インドネシアのジャワ島東部に位置する世界遺産の街、ジョクジャカルタで、百年も時を刻み続けてきたヘリテージホテル「ザ フェニックス ホテル ジョクジャカルタ」をご紹介する。

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「平和の町」との名を持つジョグジャカルタは、世界遺産のボロブドゥール寺院遺跡やプランバナン寺院への観光拠点として知られる街。市内には、今もスルタンが暮らすクラトン(王宮)があり、伝統的なガムラン音楽や伝統舞踏など、ジャワ芸術の中心地としても栄えた古都ならではの風情が漂う。「ザ フェニックス ホテル ジョクジャカルタ」は、静かに悠久の時を刻む遺跡群と、美しい古都ジョグジャカルタを満喫するのにぴったりの異国情緒たっぷりの一軒だ。

 

古都のランドマーク的名門ホテルで、タイムレスな贅沢さに浸る

Room Balcony_©The Phoenix Hotel Yogyakarta

市内の目抜き通りマリオボロ通りからほど近い場所に位置する「ザ フェニックス ホテル ジョクジャカルタ」。周囲には市場やレストラン、バティックなどのローカルなお店が軒を連ね、ジョグジャカルタらしい街並を満喫しながら食事やショッピングが楽しめる、アクセス抜群のロケーションだ。

Lobby Museum - Image1_©The Phoenix Hotel Yogyakarta

ホテルは、フランスを拠点に世界中にラグジュアリーホテルを有するアコーホテルズが展開するハイエンドホテルコレクション「Mギャラリー」の一つで、このホテルコレクションは、その土地の歴史的・文化的な背景やホテルの個性を反映した建築様式やインテリアデザイン、サービスを通して、その地に宿るストーリーが体感できるメモリアルステイを演出している。

 

1918年より植民地時代の趣をそのまま残す、百年ホテル

Facade - Image2_©The Phoenix Hotel Yogyakarta

「ザ フェニックス ホテル ジョクジャカルタ」の起源は、1918年に貿易商の華僑が自邸として建てたことに始まり、オランダ植民地時代の歴史的・文化的な香りを強く感じさせるデザインは、唯一無二の存在感を生み出している。百年の間、このホテルは数奇な運命のもとに物語を刻み続けてきた。1930年代の大恐慌時代は、ドイツ人ビジネスマンの社交場もかねたレジデンスホテルとして運営され、1942年からは日本軍に使われ「ヤマトホテル」と呼ばれていた時代もある。さまざまな変遷を経て、1951年に本格的なホテルとして開業。

Paprika Restaurant - Terrace_©The Phoenix Hotel Yogyakarta

1993年に「フェニックスホテル」と名づけられた後、Mギャラリーへ加わったのは2003年からで、現在は1918年に建てられたまま変わらぬ姿を留めている本館と、1996年に全く同じデザインで増築された新館から成る5つ星ホテルとして、ジョグジャカルタのランドマーク的存在となっている。

 

貴族の邸宅さながらのエレガントステイ

Deluxe Legacy - Twin Bed_©The Phoenix Hotel Yogyakarta

テラスに囲まれたプールを擁した中庭はホテルのメインステージ。それを見下ろすように、バルコニー付きの客室やレストラン、ワインバーがぐるりと取り囲む様が印象的だ。まるで古風な外国小説の舞台にでもなりそうな趣を感じることができる。144室ある客室は、まさしく東洋の貴族の邸宅さながらの落ち着きと気品が漂う。

 

ジャワの伝統料理を五感で楽しむ、ジョグジャカルタの朝

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©TRIPPING!

ホテルの朝食は、熱帯特有のトロピカルな風土に適した「ジャワ料理」がメインでいただける。ホテルオーナーの「朝食を通してローカルフードを紹介したい」という思いからなのだそう。ジャックフルーツをココナッツミルクとパームシュガーで煮込んだジョグジャカルタの名物グドゥッなど、日本では味わうことのできないエキゾチックな品々がお目見えする。

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©TRIPPING!

また、インドネシアの伝承薬ジャムゥも用意されている。ジャムゥは、植物の実や皮、葉っぱや根などのハーブで、日本でいう漢方薬、インドでいうアーユルヴェーダのようなものと思えばわかりやすい。ちなみに、毎週木曜日の夕方に宿泊客が無料で参加できるジャムゥ講座も開設されているそう。地元のソウルフードで一日の活力を養った後は、感動とロマンに満ちた遺跡観光へ出発。

 
ジョクジャカルタで必ず訪れたいのが、世界遺産を初めとした遺跡の数々。ホテルのツアーデスクでは、豊富なツアーを用意しているので、コンシェルジュに相談しながらじっくりプランを練りたいところ。もちろん、カーチャーターサービスを利用して、自由気ままに遺跡探訪するのも魅力的。

 

1. 世界文化遺産「ボロブドゥール仏教寺院群」

ボロブドゥール©TRIPPING!

「ボロブドゥール仏教寺院群」は、123m四方の基壇に岩石がピラミッド状に積まれ、高さ34.5mを誇る世界最大の大乗仏教遺跡だ。1991年に世界文化遺産に登録されている。ピラミッド構造は大きく3層からなり、下から「一般の人々が住んでいる現象世界」「俗事から解放されている過渡的世界」「神々が宿る最高の世界」を表しているため、頂上へ登ることは悟りを開くという意味合いもあると言われている。1814年の英国スタンフォード·ラッフルズ卿に発見されるまで約1,000年もの間、密林で眠り続けていた遺跡は、長年の修復と再建作業により、現在はインドネシアで最も観光客が集まる遺跡となっている。ホテルからは車で、1時間半程。

 

世界文化遺産「プランバナン寺院群」

プランバナン2©TRIPPING!

1991年に世界文化遺産に登録された「プランバナン寺院群」。寺院群を代表する寺院「プランバナン寺院」は世界最大級、かつ最も美しいヒンドゥー寺院の一つに数えられる。境内には、大小合わせて18の祠堂があり、中心にそびえ立つヒンドゥー教の3大主神、ブラフマ(創造の神)、ヴィシュヌ(維持の神)、シヴァ(破壊の神)の祠堂をはじめ、祠堂の外壁や回廊を埋め尽くすレリーフの、美しい彫刻にも注目したい。ホテルからは車で40分程。

※プランバナン寺院の詳細はこちら>

 

水の宮殿「タマン・サリ」

タマンサリ3©TRIPPING!

「美しい庭園」の意味を持つ水の宮殿「タマン・サリ」。スルタン(王)に仕える女性たちが水浴びを楽しんだと言われる石造りの入浴場があり、現在も見学することができる。周りをとり囲む花園は、優雅で華やかな宮廷時代を彷彿させる。ホテルからは車で15分程。

※タマン・サリの詳細はこちら>

 

スルタンの王宮「クラトン」

クラトン©TRIPPING!

現在もジョグジャカルタの王族が暮らす王宮「クラトン」は、インドネシアの伝統とヨーロッパ文化が融合したジャワ建築の最高傑作とされ、その一部は博物館として多くの調度品や楽器、バティックの衣装などが展示されている。敷地内では、ガムラン演奏や伝統舞踊が毎日上演され、各月の最終日曜には影絵劇のパフォーマンスも開催している。ホテルからは車で15分程。

※クラトンの詳細はこちら>

 
フェニックスホテルジョクジャカルタ – Mギャラリーコレクション
・住所:Jl Jenderal Sudirman 9, 55233 ,Yogyakarta
・電話:(+62)274 566617
・Email:info@thephoenixyogya.com
・予約(日本語):http://www.accorhotels.co.jp

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