インドネシア
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旅行者でも気軽に参加できる!

インドネシア伝統のバティック(ろうけつ染め)をジャカルタで体験

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バティック(Batik)とは、インドネシアやマレーシア伝統のろうけつ染めの生地の特産品です。きめ細やかな繊細な模様と深みのある色付け、吸い込まれるような魅力的な生地。そんなバティックを手作り体験できるところがジャカルタにもあるのでご紹介します。

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旅行者も在住者もOK!博物館で気軽に体験!

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このバティック作りを体験できる場所は、ジャカルタにある「Museum Tekstil / Texitle Museum(繊維博物館)」です。午前中(9:00~)にこちらの博物館へ行けば、予約不要でバティック作りを体験することができます。

在住者はKITAS(在留証明)を提示で40.000RP(約320円)、観光客は75.000RP(約600円)で受けることができます。

少しの英語とインドネシア語ですが、お手本をゆっくりと見せてくれますので、インドネシア語がわからなくても問題ありません。

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博物館の隣の道を突き当たりまで進みます。ジャカルタでは外の道をあまり歩くことができないので、こんな緑がたくさんの道を歩けるのも嬉しいですね。

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バティックを作るのはこちらの東南アジアの雰囲気が素敵な建物の中です。クーラーなどは一切なく、ろうを溶かしながら作業するので中は暑いです。涼しい格好でお越し下さい。

 

さっそく作業スタート!

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まずは、たくさんある模様サンプルの中から好きな絵を選びます。もちろん、自分の描きたい絵を持ち込んだり描いたりするのもOK!

 
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次に、下から光を当てながら、布にしっかりとトレースします。

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そして、枠組みにしっかりと固定してもらいます。これで最初の準備は終了。それではメインのろうで絵付けです!

 

集中しながらの作業が楽しい!ろうを使って絵付け

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バティックの絵付けに欠かせない道具の使い方を教えてもらいます。持ち方、ろうの量、角度、慣れるまで、これがなかなか難しい!

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表と裏にしっかりとろうで絵をなぞります。ところどころ垂れてしまったりしますが、これも味わい深い柄になります。

 

いよいよ完成!世界でたった1枚だけのバティックハンカチ

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最後の色付けは、博物館の方にお任せします。赤、青、黄色、オレンジから好きな色を選びます。

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好きな色で染め終わったら、熱湯でろうを溶かして取り除き完成!

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大満足なバティック染めのハンカチが出来上がりました。ハンカチを乾かしている間に、博物館の中を見て回ることもできます。

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バティック染めの大変さ、難しさを身にしみて体感してから、博物館内にある素敵なバティック染めの大作を見ると、また違った感動を覚えます。シンガポールやマレーシアのバティック染めと比べてインドネシアのバティック染めは落ち着いた色合いが多く、細かな絵柄も日本人の好みだと思います。

 
ジャカルタに来たら是非バティック染めの体験をしてみてくださいね!

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