カンボジア
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世界中の観光客に大人気

観ずには帰れない!感動エンターテインメント「カンボジアサーカス・ファー」

撮影:Peter Phoeng

世界遺産「アンコール・ワット」で有名な都市、シェムリアップ。名だたるアンコール遺跡群を一目見ようと世界中から人が押し寄せるこの場所には、遺跡以外にもイチオシの見どころが!それが、今回ご紹介する「カンボジアサーカス・ファー」です。


 
旅行口コミサイト「トリップアドバイザー」ではシェムリアップのショー・パフォーマンス部門で一位にランクイン。集まった口コミで人気が人気を呼んでいる、注目のスポットです!

 

動物なし、物語が主軸のニュー・サーカス

撮影:Peter Phoeng

サーカスというと、「ライオンとか熊が芸やるの?」と思う方が多くいるかもしれません。そういった伝統的なスタイルのサーカスに対して、ファーが見せるステージは、物語が軸になった、新しいスタイルのサーカスなんです。カンボジアの文化や歴史、人々の生活の様子などに基づいて作られたオリジナルストーリーを多彩なサーカス技、ライブ演奏、表情豊かな演技(この笑顔!)で展開していくのがファーで観られるショーです。複数の異なる演目があり、事前にウェブサイトで観覧予定の内容をチェックすることができます。

 

カンボジアでもサーカスの歴史があった

撮影:著者

この国でもサーカスが古くから人々に楽しまれていたことを示す彫刻が、バイヨン寺院の壁画の一部に残っています。一時過去の内戦や国の混乱でアートというものがこの国から途絶えてしまったことがありましたが、ファーのアーティストたちが、カンボジア随一の観光地で公演することによって、世界の人々にこの国の芸能文化を発信し、それらを復興する役割を担っているともいえます。

 

アクロバティックでアーティスティック

撮影:著者

円形ステージをぐるっと客席が囲むテントでの公演は、約1時間。ステージはいたってシンプルで、仕掛けや舞台セットなどはほとんどありません。その代わりステージを華やかに見せてくれるのはカンボジアのアーティストたち。迫力のアクロバットの数々を満点の笑みとともに見せてくれます。注目すべきはサーカスだけでなく、ショーを盛り上げてくれるライブ演奏!カンボジアと西洋の楽器で共に演奏することで、ショーに更なるオリジナリティを加えています。

 

会場にはカフェと土産店も併設、ショーが始まる前も楽しく過ごせる

撮影:著者

同会場にはファー・カフェとファー・ブティック(土産店)も併設されており、カフェではオリジナルのカクテルや、アモックなどのカンボジア料理を楽しむことができます。土産店にはカンボジア産の可愛いアイテムがたくさん!18時半から空いているので、テント開場(19時半)~開演(20時)までの時間も楽しむことができますよ。

 
カンボジアサーカス・ファー (Phare,The Cambodian Circus)
・ウェブサイト:http://www.pharecircus.org/
・公演時間:毎晩20時より約1時間
・演目:スケジュールによって異なる演目が見られます
・チケット:A席$35 B席$25 C席$18

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