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- おうちで作りたくなるアジアの家庭料理レシピ! 「ASEANレシピ動画」公開中
写真提供:国際機関日本アセアンセンター
なかなか海外旅行に行けない今、本場のアジアングルメが恋しくなっているアジア料理好きの方は多いはず。そんななか日本アセアンセンターが、ASEAN諸国の家庭料理12品のレシピ動画を公開している。
ASEAN(東南アジア諸国連合)について楽しく学べる“ASEANまるわかり”サイト「ASEANPEDIA(アセアンペディア)」の新コンテンツとして公開されたのが「ASEANレシピ動画」。加盟10ヵ国で日常的に親しまれている家庭料理のなかから12品をピックアップし、サラダからメイン料理、デザートまで幅広いジャンルの料理を紹介している。
「海南風チキンライス」 写真提供:国際機関日本アセアンセンター
代表的なシンガポール料理「海南風チキンライス」や、タイの東北部・イサーン料理およびラオスの国民食でもあるひき肉の炒め物「ラープ」は、日本でも馴染みのあるメニューだろう。これらに加え、日本でまだあまり知られていないメニューが多数紹介されているのが「ASEANレシピ動画」の大きな特徴だ。
さらに掲載レシピのうち8品は、ASEAN諸国出身スタッフによるオリジナルレシピ。材料や作り方だけでなく、どんなときに食べられている料理なのか、またそのメニューにまつわる思い出といった興味深いエピソードに触れることができる。
ここで現地出身スタッフによるレシピ8品より、前菜、スープ、メイン、デザートから1品ずつ計4品をご紹介!
野菜がもりもり食べられるディップソース。カンボジア料理「トゥッククルン」
カンボジアの家庭料理「トゥッククルン」は、魚を使ったディッピングソースだ。レシピでは真あじを使っているが、ツナ缶やサバ缶など好きな魚の缶詰でより手軽にアレンジすることもできる。旬の野菜や好きな生野菜とともにいただくことからたっぷり野菜が摂れるヘルシーメニューは、野菜が苦手なお子さんがいる家庭や野菜不足になりがちな方の食卓にもおすすめだ。
金曜日の定番スープ! フィリピン料理「ギニサンムンゴ」
タガログ語で「ムング豆のソテー」を意味する「ギニサンムンゴ」は、ムング豆を使ったヘルシースープ。国民の多くがカトリック教徒であるフィリピンでは、毎週金曜日と年に一度の聖週間(イースター前の一週間)に肉類を食べることができない。その代わりに食べられるのがムング豆で、金曜日になると「ギニサンムンゴ」がよく売られているという。メインとなるムング豆は半日ほど水に浸してから使おう。
辛党必見の真っ赤な“エビチリ”! インドネシア料理「サンバルウダン」
辛いものが大好きなインドネシアの人々が家庭で作る、激辛エビチリ「サンバルウダン」。たっぷりの赤唐辛子にパプリカや玉ねぎ、トマトなどをブレンダーにかけて「サンバル」の元となるペーストを作るのがポイントだ。辛党の方にはぜひ試していただきたい一品。また辛いものが苦手な場合も唐辛子の量などを調節して作ってみて。
超簡単! 焼かないチョコケーキ。ブルネイ料理「バティック ケーキ」
ケーキの断面がインドネシアやマレーシアのろうけつ染めの生地「バティック」に見えることから、名前が付けられたチョコレートケーキ。イスラム教で行われる1ヶ月間の断食「ラマダン」が明けた際、そのお祝いの席に準備するデザートだ。ビスケットやココアパウダー、「ミロ」など、誰でも簡単に手に入れられる材料で作る簡単レシピだが、食べ応え抜群でチョコ好き&甘党の方にきっと喜ばれること間違いなし!
サンドイッチに挟んでも美味しい「ビーフデンデン」。 写真提供:国際機関日本アセアンセンター
このほかにも「ASEANレシピ動画」では、カンボジア料理の「カンボジアサラダ」「チョイサム スープ」、タイ・ラオス料理の「ラープ」、マレーシア料理の「ビーフデンデン」、ミャンマー料理の「アール・トウッ」、フィリピン料理の「チキンアドボ」、シンガポール料理の「海南風チキンライス」、ベトナム料理の「チェーバップ」が、丁寧な作り方動画や現地エピソードとともに紹介されている。
ミャンマー版ポテトサラダ「アール・トウッ」で、いつものポテサラをガラッと変身させてみよう。 写真提供:国際機関日本アセアンセンター
なお日本アセアンセンター公式Instagramアカウント@aseanjapancentre_prでは、今後もASEAN諸国のレシピを日常的に親しんでもらえるようなアレンジレシピ等を紹介予定。アジアングルメファンはぜひフォロー&チェックしてみて。
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