東南アジア
観光
心に刻まれる旅をしよう[PR]

旅のプロが選ぶ「メコン・ツーリズム・アワード2017」受賞ツアー

写真提供:日本アセアンセンター

東南アジア、ASEAN10カ国の中でも、メコン川流域のメコン地域は、近年、多彩なツアーが企画されるようになった注目の旅行先だ。中でも、急速に開発が進むカンボジア、ラオス、ミャンマー、ベトナムの4カ国(以下、CLMV)には、まだまだ旅行者には知られていない魅力がたっぷり詰まっている。


 

旅行業界が厳しい目で選ぶ「メコン・ツーリズム・アワード」

今年で3回目を迎える「メコン・ツーリズム・アワード」は、日本からCLMVへのアウトバンドの促進をはかるために設立されたもの。日本アセアンセンターの主催で、2017年4月1日から2018年3月31日までに催行および催行予定のツアーを募集。旅行業界や日本アセアンセンターの厳しい審査によって受賞ツアーを決定する。

今回のカテゴリーは、ニュー・デスティネーション賞、ラグジュアリー・トラベル賞、ユニーク・ツアー賞、サステナブル・ツアー賞、ASEAN50周年記念賞、審査員特別賞の5つ。

 

新鮮な感動を約束、今年度の受賞ツアー

受賞ツアーは、いずれも定番の旅行ツアーとは一味ちがう趣向を凝らした体験ができる旅程で、CLMV地域の魅力を満喫できる内容のものが揃った。

 
受賞ツアーはこちら!

 

1. ニュー・デスティネーション賞 
バガンの遺跡群とインレー湖・カックー遺跡・ ピンダヤ洞窟をめぐるミャンマー周遊6日間

-旅行会社:株式会社JTB ワールドバケーションズ
-オペレーター:ミャンマーポールスター
-航空会社:全日本空輸株式会社

バガンの遺跡群  写真提供:日本アセアンセンター

ニュー・デスティネーション賞に選ばれたツアーは、「バガンの遺跡群とインレー湖・カックー遺跡・ ピンダヤ洞窟をめぐるミャンマー周遊6日間」。人気のバガン遺跡群のほか、幻想的な光景が広がる秘境の地、カックー遺跡やピンダヤ洞窟を周遊する。

インレー湖の水上寺院ファウンドーウー・パゴダ  写真提供:日本アセアンセンター

風光明媚なインレー湖のリゾートホテルにゆったり2泊しながら、山奥に2500基の仏塔が密集するカックー遺跡や、奥行き約150メートルの鍾乳洞のなかに約8000体の仏像が並ぶピンダヤ洞窟を巡る。その地に暮らすインター族の湖上生活や少数民族の暮らしを見学するなど、現地の風土を身近でたっぶり感じられる内容。郷土料理も味わえる。

ピンダヤ洞窟   写真提供:JTB ワールドバケーションズ

「カックー遺跡見学とインレー湖観光の雨天の場合の代わりの観光を探していた際、ミャンマーらしい洞窟の中の聖地に出会ったことがこのツアーを企画したきっかけです。カックー遺跡、インレー湖と並ぶハイライトとしてお客様に紹介したいと思い、コースに組み込みました。ミャンマーでは、様々な食文化や生活慣習を持った少数民族が生活しています。このコースでは そのような少数民族の食を体験し、生活を見学し、自然を感じていただけます」(株式会社JTB ワールドバケーションズ 海野誠さん)

 
ツアーの詳細はこちら>
バガンの遺跡群とインレー湖・カックー遺跡・ ピンダヤ洞窟をめぐるミャンマー周遊6日間

 

2. ラグジュアリー・トラベル賞  
ビジネスクラス利用(成田=乗継都市間)ラオス北部・南部メコン川を往く 悠久の仏都 世界遺産ルアンパバンとラオス探訪リバークルーズ

-旅行会社:クラブツーリズム株式会社
-オペレーター:株式会社ジェイバ
-航空会社:タイ国際航空

ルアンパバン  写真提供:クラブツーリズム

ワンランク上の上質な休日を提供するラグジュアリー・トラベル賞は、今回新設された部門。受賞したツアーは「ビジネスクラス利用(成田=乗継都市間)ラオス北部・南部メコン川を往く 悠久の仏都 世界遺産ルアンパバンとラオス探訪リバークルーズ」だ。ラオスを縦断するメコン河を、北から南へとクルーズ船で巡る。途中、ルアンパバンの街やワットプー遺跡といった世界遺産の観光を楽しみながら、雄大な川の流れと大自然、メコンで暮らす人々の生活を肌で感じられる。

ワットプー遺跡  写真提供:日本アセアンセンター

川幅の広くなった南部では2泊3日のクルーズ船の旅が用意されているほか、地上での宿泊も快適な休息が約束されたラグジュアリーホテルばかり。成田=バンコク間はタイ国際航空のビジネスクラスを利用し、ゆったりとした旅を楽しむことができる。

メコン河の夕日  写真提供:日本アセアンセンター

「弊社のツアーのお客さまには比較的高齢の方が多く、皆さま旅慣れていらっしゃるので、そんな方からも『行きたい』と言っていただけるような新しいツアーを企画したいという想いから生まれました。このエリアのツアーの中には、たくさん歩かなければいけないコンセプトの商品も多いのですが、ビジネスクラスを利用し、かつルアンサイ・クルーズ、ワット・プークルーズという2船を乗り継いでゆったり旅をするというところが、高齢の方でもお楽しみいただけるポイントだと思います」(クラブツーリズム株式会社 中川紗依さん)

 
詳細はこちら>
プラチナクルーズ特集

 

3. ユニーク ・ツアー賞
夏祭り in ベトナムリゾート  

-旅行会社:近畿日本ツーリスト個人旅行株式会社
-オペレーター:エーペックスインターナショナル株式会社
-航空会社:ベトナム航空

ホイアンの街並  写真提供:日本アセアンセンター

ユニーク ・ツアー賞に輝いたのは、「夏祭り in ベトナムリゾート」。4〜9月のベストシーズンに、ビーチリゾートとして今大注目のベトナム中部の都市ダナンと世界遺産の街ホイアンで夏を満喫するツアーだ。

会場の様子  写真提供:近畿日本ツーリスト個人旅行

ツアーの目玉は、世界遺産の街ホイアンの一角を貸し切り、ベトナムの伝統舞踊やミニゲームの屋台、ライオンダンスショーが楽しめる「夏祭り」の開催。会場内はお客様が作成したランタンが灯り、幻想的な雰囲気に。さらに抽選会やベトナム料理のビュッフェ、灯籠流し体験も用意され、家族連れでも楽しめる内容。宿泊ホテルはダナンとホイアンのどちらかで選択できる。

2018年度はダナンビーチで夏祭りを開催予定  写真提供:近畿日本ツーリスト個人旅行

「弊社のなかでイベントをどんどん実施していこうという流れがあり、ファミリー賞品が夏に動くため、今一番売れているダナンでまず何かできないかというところから商品化しました。世界遺産地区を貸し切ってイベントを行うことをポイントにしていましたが、当日大雨になってしまい、急遽、屋内での催行に。でも、参加された方々からは、それでも雰囲気が楽しめてよかったという声をいただきました。現地の屋台のゲームなども取り入れたのですが、お子様はもちろん、お父様も結構楽しんで参加してくださり、そういった部分も高く評価していただきました」(近畿日本ツーリスト個人旅行株式会社 藤倉衣里さん)

 
ツアーの詳細はこちら>
夏祭り in ベトナムリゾート

 

4. サステナブル ・ツアー賞  
メコン川をゆく旅人の夢を実現 大メコン高級客船の船旅 10日間

-旅行会社:株式会社ワールド航空サービス
-オペレーター:ヴィドツアー、ブルーミング・ツアーズ
-航空会社:ベトナム航空

カイベイの水上マーケット   写真提供:ワールド航空サービス

今回もうひとつ、新たに設けられるのがサステナブル ・ツアー賞だ。人的交流、環境・社会課題に取り組む持続可能な観光のための賞で、「メコン川をゆく旅人の夢を実現 大メコン高級客船の船旅 10日間」が受賞した。アンコール・ワットやタ・プロームなど人気のアンコール遺跡群見学はもちろん、首都プノンペンや古都ウドンなどカンボジアのさまざまな表情や、メコン・デルタの村カイベイの水上マーケットなど、カンボジアの多彩な魅力が詰まった7泊8日の船旅となっている。

写真提供:ワールド航空サービス

長い船旅にこのツアーが選んだのは、メコンクルーズでは最大級の高級客船「メコン・プレステージ号」だ。リバークルーズとしては最大級の20平米の客室が自慢。快適な船の旅を楽しみながら、メコン河畔の人々の生活を垣間見ることができる。民族舞踊や音楽鑑賞、夕日を見ながら楽しむカクテルなど、船内での催しも充実。食事も朝はブッフェ、昼と夜は選べるメニューが用意され、食材が重複しないように工夫された内容になっている。

写真提供:ワールド航空サービス

「東南アジアの魅力を感じていただくには、観光地巡りというより、人々の生活を垣間見て頂くのが一番と考え、何とかして船で国境を渡りたいという想いがありました。2003年、世界に先駆け弊社が初めてメコン川の国境を越える船旅をつくり、大好評を得ました。毎年好評のツアーではありますが、今年は現地の発展に貢献したいということから、カイベイの伝統建築を見学し、地元民と交流するツアーとしました。高級客船という便利な住環境でありながら、メコン河沿いに住む人々の昔から変わらない生活を追体験できます」(株式会社ワールド航空サービス 乗田憲一さん)

 

5. ASEAN 50周年記念賞
【羽田発着】ANA利用(エコノミー&ビジネスクラス)北ベトナム充実の5日間  

-旅行会社:クラブツーリズム株式会社
-オペレーター:エーペックスインターナショナル株式会社
-航空会社:全日本空輸株式会社

ハロン湾  写真提供:クラブツーリズム

2017年のASEAN設立50周年を記念して、応募の中で送客実績が最も多いツアーに送られる「ASEAN 50周年記念賞」賞には、「【羽田発着】ANA利用(エコノミー&ビジネスクラス)北ベトナム充実の5日間」が輝いた。往路は午前便、復路は午後便を利用し、5日間でベトナム北部の見どころをたっぷり観光できるツアーとなっている。

チャンアン  写真提供:クラブツーリズム

首都ハノイの市内観光はもちろん、ハロン湾、チャンアンという、北ベトナムが誇る2つの世界遺産の絶景をクルーズする目玉企画のほか、世界遺産の古都ホアルーに足を伸ばしたり、ベトナムの伝統芸能である水上人形劇を鑑賞するなど、充実のスケジュール。2014年4月から2018年3月出発まで約5,800名が利用している。

水上人形劇

「ANAのハノイ線が就航した2014年から販売させていただいているロングセラーコースです。5日間で北ベトナムの世界遺産と首都をハイライトでめぐることができる、ベトナム初めてのお客さま向けに企画しました。お客さまからは、『クルーズに感動した。ハロン湾は元々期待していたが、チャンアンクルーズは期待以上で非常に素晴らしかった』『5日間で北ベトナムの見所をしっかり回ることが出来て良かった』『水上人形劇やナイトマーケット、シクロ乗車体験など、ベトナムの伝統的な観光が興味深かった』などの感想をいただいています」(クラブツーリズム株式会社 山﨑美保さん)

 
ツアーの詳細はこちら>
【羽田発着】ANA利用(エコノミー&ビジネスクラス)北ベトナム充実の5日間

※5月出発以降、毎月5本前後催行

 

6. 審査員特別賞
ANAビジネスクラス利用!(成田=プノンペン間)世界遺産アンコール遺跡群とプノンペン5日間

-旅行会社:株式会社阪急交通社
-オペレーター:株式会社 エムエスツーリスト
-航空会社:全日本空輸株式会社

プノンペンの王宮  写真提供:阪急交通社

今年、審査員特別賞に選ばれたツアーは3つ。1つ目は「ANAビジネスクラス利用!(成田=プノンペン 間)世界遺産アンコール遺跡群とプノンペン5日間 」。世界遺産のアンコール遺跡群を中心に、首都プノンペンも観光する充実の内容。直行便のANAビジネスクラス利用で、快適な旅を楽しむことができる。

アンコール・ワット  写真提供:阪急交通社

旅の3日目は、まるごとアンコール遺跡群を巡るスケジュール。幻想的なアンコール・ワットでの朝日鑑賞も盛り込まれている。遺跡観光での暑さ対策として、昼食後にホテルでの小休憩と、1人1本ミネラルウォーターも付く。プノンペン観光では、同地で最も高い宗教建築のワット・プノンやカンボジア最大のマーケットであるセントラルマーケットを訪れる。

タ・プローム  写真提供:阪急交通社

「2016年9月にANAが日本からカンボジアまでの初の直行便を運航したことがこのツアーを企画したきっかけです。世界遺産アンコール・ワットをはじめとするカンボジアの魅力を一人でも多くのお客様にお伝えしたいという思いから、ビジネスクラス利用・スーパーデラックスクラスホテルに2連泊で10万円台半ばからという魅力的な価格設定を、関係各所の協力のもと実現できました。お客様からは、『初めてのビジネスクラスを充分満喫し、アンコール遺跡群もカンボジアの国も短い日数で効率よく楽しめた』『手頃な旅行代金でビジネスクラスに乗り、アンコール・ワットの観光もできてとってもお得でした!』と高い評価をいただいています」(株式会社阪急交通社 大曽根希美さん)

 
ツアーの詳細はこちら>
ANAビジネスクラス利用!(成田=プノンペン間)世界遺産アンコール遺跡群とプノンペン5日間

 

審査員特別賞
ンガパリビーチ&ヤンゴン5日間

-旅行会社:株式会社エイチ・アイ・エス
-オペレーター:エイチ・アイ・エス ヤンゴン支店
-航空会社:全日本空輸株式会社

ンガパリビーチ  写真提供:エイチ・アイ・エス

審査員特別賞2つ目のツアーは、「ンガパリビーチ&ヤンゴン5日間」。ミャンマー最大都市ヤンゴンのほか、世界最大の旅行口コミサイト「TripAdvisor®」(トリップアドバイザー)が発表した2016年アジアNo.1ビーチに輝くンガパリビーチを堪能する、まだ手つかずの自然が残るミャンマーのリゾート地を楽しめる内容となっている。

ンガパリビーチのリゾート イメージ  写真提供:エイチ・アイ・エス

ヤンゴン観光ではシュエダゴン・パゴダやチャウタッジー・パゴダを訪れるほか、マーケットでショッピングする時間も。成田~ヤンゴン間はANAの直行便を利用。ヤンゴンとンガバリビーチ、2都市の魅力をしっかり味わう充実のツアーだ。

写真提供:エイチ・アイ・エス

「ミャンマーにはンガパリビーチという美しいビーチがあるのですが、ほとんど商品化されていなかったため、ぜひ知ってほしくて企画しました。ヤンゴンから飛行機で約50分ほどとアクセスが良く、空港から街も近い距離にあります。エイチ・アイ・エス ヤンゴン支店が24時間サポートできる点もこのツアーのポイントです。ハネムーナーのお客さまが多いと予想していたのですが、一人旅の男性のお客さまより、『日本人があまりいなくて、のんびり過ごせました』というお言葉もいただいております」(株式会社エイチ・アイ・エス 佐藤円さん)

 
ツアーの詳細はこちら>
ンガパリビーチ&ヤンゴン5日間

 

審査員特別賞
チャーター直行便で行く!感動のアンコールワット5日間

-旅行会社:株式会社ジャンボツアーズ
-オペレーター:JHCアンコールツアー シェムリアップ営業所
-航空会社:スカイアンコールエアラインズ

写真提供:ジャンボツアーズ

受賞3つ目は、「チャーター直行便で行く!感動のアンコールワット5日間」。沖縄・那覇を出発し、チャーター直行便でアンコール遺跡群があるシェムリアップに飛ぶ。アンコール・トム、アンコール・ワットなどを人気のスポットはもちろん、2017年7月に世界遺産に登録されたばかりのサンボープレイ・クック遺跡群にも足を伸ばす。

写真提供:ジャンボツアーズ

このツアーならではの特徴は、ジャンボツアーズが現地コットロバイ村に設立した高校を訪れ、子どもたちや現地の人々と密に交流することができること。東南アジア最大の湖トンレサップ湖クルーズも盛り込まれており、水上生活者の暮らしぶりを間近で見ることもできる。

写真提供:ジャンボツアーズ

「弊社は、カンボジアに最初の小学校『ジャンボツアーズ沖縄ゆいまーる小学校1』を建設して以来、5つの学校を寄贈し、子どもたちが勉強を続ける環境を維持するために、チャーター便を使ったツアーを企画し続け、様々な取り組みを行って参りました。今回は、通常直行便のない沖縄=カンボジアを直行チャーター便で結んだことで、大変好評を頂きました。天候にも恵まれ、アンコール・ワットの中央塔から昇る幻想的な日の出観賞や、ジャンボツアーズでしか体験できない、新設校の開校式典への参加が思い出深いツアーになったというご感想を多く頂きました。」(株式会社ジャンボツアーズ 谷村勝己さん)

 
詳細はこちら>
ゆいまーるプロジェクト

 
年々注目度が増している、カンボジア、ラオス、ミャンマー、ベトナムの4カ国(CLMV)への旅。今度の旅行は個性豊かなツアーに参加して、“心に刻まれる旅”を思う存分楽しんでみるのはいかがだろうか?

 
メコン・ツーリズム・アワード 2017
詳細はこちら>

 
日本アセアンセンター
詳細はこちら>

何をむ?

国名・都市名、ジャンルを選ぶと、読みたい記事を絞りこみできます