TRIPPING! トップ × ASEAN × 東南アジアの世界遺産 知っておきたい宗教のこと
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2017.3.1 23:46
鈴木 かの子:世界遺産ニスト
この著者の記事 世界遺産 東南アジアの世界遺産
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アンコール・ワット   photo:ひさほ ゆう

37件の世界遺産がある東南アジアのASEAN10カ国!その中には、アンコール・ワットやボロブドゥールなど宗教に関する世界遺産がたくさんあります。

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今回の記事では4つの宗教、仏教、ヒンドゥー教、イスラム教、キリスト教に注目して、東南アジアの宗教の柔軟さ、そしてそれぞれの宗教の特徴と代表的な世界遺産をご紹介していきます。宗教のことをちょっと頭に入れておくだけで、世界遺産を観るのがぐっと楽しくなります!

 
1. 東南アジアの宗教:アンコール・ワット、プランバナン

2. 仏教の世界遺産: ボロブドゥール、スコータイ、アユタヤ

3. ヒンドゥー教の世界遺産:ミーソン、プレア・ビヒア

4. イスラム教の世界遺産:マラッカ、ジョージタウン

5. キリスト教の世界遺産:マラッカ、ビガン

6. 宗教の世界遺産を観光する時に注意したいこと

 

東南アジアの宗教

異なる様々な宗教を柔軟に受け入れる寛容性こそが東南アジアの世界遺産の特徴!

例えば東南アジアで一番有名な世界遺産「アンコールの遺跡群」は、実は仏教とヒンドゥー教両方の要素を持っています!「アンコールの遺跡群」は、「遺跡群」という名の通り、1つの遺跡だけではなく、アンコール・ワットやアンコール・トムなど、600を超える遺跡から成る世界遺産。

■アンコール・ワット

アンコール・ワットのレリーフ   photo:世界遺産イェーイ!

世界三大仏教寺院と言われているアンコール・ワットですが、第一回廊には、ヒンドゥー教の神話である「乳海攪拌(にゅうかいかくはん)」のレリーフなどが残されています。こちらはヒンドゥーの神々と魔人が大蛇のしっぽで綱引きをしている有名なシーン。

 
アンコール・トムのバイヨン寺院

4方向にお顔があるバイヨン寺院   photo:世界遺産イェーイ!

一方アンコール・ワットのすぐそばの都城遺跡、アンコール・トムの中にあるバイヨン寺院には、巨大な四面仏顔塔が多数あり、仏教寺院であったことを伺えます。

12世紀にアンコール・ワットを建設した国王はヒンドゥー教を信仰し、後にアンコール・トムを築いた国王は仏教を信仰していたことから、異なる宗教の寺院が隣接しているのです。もともとはヒンドゥー教の寺院だったアンコール・ワットですが、後に仏教寺院として使われたことも!アンコール遺跡の数々は長い年月でみると両宗教で混在して信仰されていたようです。

アンコール以外だけでなく、インドネシアの世界遺産「プランバナンの寺院群」にもヒンドゥー教と仏教が共存しています。

 
ヒンドゥー教のプランバナン寺院

photo:ひさほ ゆう

 
仏教のセウ寺院

photo:ひさほ ゆう

 

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