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- 2017年 気になる東南アジアのビーチはココ!
周囲の環境と溶け込みつつ伝統を再定義したデザイン ©ザ・リッツ・カールトン・クアラルンプール
新規ホテルのオープンを中心に、2017年の気になるニュースを集めてみました。マレーシアのランカウイ島がラグジュアリーアイランドとしての地位を確立する予感がぷんぷん。バリ島ウブドの動きも気になります。
ただ、アジアの「あるある」的なことですが、予定は希望的観測。もしオープン予定がずれ込んだとしても、「ま、仕方ないか」的に楽しみに持つココロ構えも大切かもしれません。
ザ・リッツカールトン ランカウイ、マレーシアが誕生。
ランカウイ島のステイタスがさらに上昇!
ユニークなフォルムのスパ ©ザ・リッツ・カールトン・クアラルンプール
2016年4月にセント・レジス・ランカウイがオープンしたマレーシアのランカウイ島。フォーシーズンズからおよそ11年ぶりの豪華リゾートの誕生に、注目度が俄然アップしました。
そして2017年7月に、「ザ・リッツカールトン ランカウイ、マレーシア」が開業予定。オンザビーチに立つ伝統的なカンポン・ヴィレッジ様式のリゾートは、90室のゲストルームと30のヴィラからなります。3カ所のプールに、地元に伝わる手法からインスパイアされたスパ、国際色豊かなレストランと3つの会議場&ウエディング会場もお目見え予定。ロケーションはプライベートな入り江にあり、ダイビングサイトへ直接行ける場所とのこと。
チャイニーズレストランやビーチバー&グリルなど飲食施設は4カ所。海に突き出たサンセットバーが話題になりそう ©ザ・リッツ・カールトン・クアラルンプール
思えば、アジアのビーチリゾートでフォーシーズンズ、セントレジス、リッツカールトンが一堂に会している場所は、バリ島くらい。リッツカールトンの登場で、ランカウイ島のグレードがグンとアップしそうです。また、ランカウイ島では、開発は島の35%までという条件があり、豊かな自然は今後も安泰。自然美を誇るラグジュアリーアイランドとなることでしょう。
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The Ritz-Carlton Langkawi, Malaysia(英文)
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待望の「星のやバリ」がオープン!
バリ島ウブドに、ウワサのホテルが続々と!
「運河プール」に直接アクセスできる各ヴィラは、精緻なカービングなど目を楽しませる意匠が随所に ©星のやバリ
2017年1月20日、ついに始動した「星のやバリ」。世界文化遺産に選ばれた理由の“スバック(流水の分配)”の哲学や世界観を、建築やランドスケープデザインに取り入れ、“星のや”ならではの手法でウブドの魅力を表現しています。
コンセプトは、“聖なる川に向かう運河の集落”。丘の上に広がる最大70メートルの「運河プール」の周囲に、3タイプの独立型ヴィラが点在しています。印象的なのは木々の梢に建てられた、7つの箱型スペースの「カフェ・ガゼボ」。窓ガラスがないオープンな造りなので、ジャングルを渡る風や、鳥のさえずり、下方から響くせせらぎに包まれます。
鳥かごのようにも見える(!?)「カフェ・ガゼボ」。ジャングルの中に浮かんだ気分 ©星のやバリ
ウブドの中心地からは離れているのですが、バリ島の素顔と出会えるロケーション。お供え物“チャナン”作りを体験したり、星のやバリの周りに広がる世界遺産の田園風景を散策したり……。アクティビティも素朴なバリ島に触れられそうです。
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星のやバリ
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さらにバリ島ウブドには、スターウッド系のリゾートが2軒予定されています。2017年7月にオープン予定は、「エレメント・バリ・ウブド」。ウブドの中心地から北へ約2キロの立地。
施設が行き届いたホテルタイプ ©エレメント・バリ・ウブド
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Element Bali Ubud
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また、2017年9月1日には「ウェスティン・ウブド・リゾート&スパ」が、川を一望するロートゥンドゥの渓谷側に登場予定。ホリスティック&ウェルネスな滞在が特徴のホテルブランドゆえ、ウエスティンワークアウトでは運動用ウエアの貸し出しプログラムを用意。レストランでは通常メニューに加えてスーパーフードもラインナップ。客室数は110です。
ウェスティングといえば、天国のような寝心地のヘブンリーベッド! ©ウェスティン・ウブド・リゾート&スパ
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ウェスティン・ウブド・リゾート&スパ
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インドネシア沖のビンタン島のさらに沖に浮かぶセンペダック・アイランド
ビンタン島沖に浮かぶ、日帰りツアーで人気のブララス島 著者撮影
ビンタン島沖に浮かぶ羨望のプライベートアイランド、ニコイ・アイランドの姉妹リゾートが、2017年初旬にオープン予定。こちら「センペダック・アイランド」はベアフットラグジュアリーを味わえる、豪華なアイランドリゾートです。
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CEMPEDAK ISLAND
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ビンタン島はシンガポールから行きやすいことで知られていますが、インドネシア国内線の立派な空港もあります。今後、インドネシア政府もプッシュしていくとのウワサも耳にしているので、チェックしておきたい島です。
(text : 古関 千恵子)
ビーチ&リゾートコラム「アジアンビーチ☆マニア」
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