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- 日本人の有給消化率、3年ぶりに世界で最下位に
世界最大の総合オンライン旅行会社エクスペディアの日本語サイト「エクスペディア・ジャパン」が、「有給休暇の国際比較調査結果」を発表。日本人の有給取得率は、3年ぶりに世界28ヶ国中最下位に。
日本人の有給消化率、3年ぶりの最下位
世界最大級の総合旅行サイト・エクスペディアの日本語サイト、エクスペディア・ジャパンは、有給休暇を国際比較した調査結果を発表した。調査の対象は世界28ヶ国の18歳以上の有職者男女計9,424名。結果、昨年まで有給消化率最下位だった韓国の53%を下回り、2016年の日本人の有給取得率は50%。3年ぶりに最下位に転落した。
休むことに罪悪感?それとも無頓着?
ここまで有給を取得しない(できない?)日本人だが、面白いことに「休み不足」と感じている人はたった3割程にとどまった。この結果は何と28か国中最も低い割合。つまり、「世界一休みを取っていないのに、世界一休み不足と感じていない」ということだ。
休む事に罪悪感を覚える日本人の割合は全体の半数以上。休みの日も仕事のメールを見てしまうという日本人の割合も、韓国に続いて2位の22%という高い数値が。
回答者の中には、会社から与えられている有給支給日数を知らない割合も約半数に上り、日本人は休むことに罪悪感を抱きやすく、有給に無頓着であるという性質がうかがえる。
「一人旅好き」も有給取得率に影響か
有給の取り方にもお国柄が如実に表れた。一度にまとまったロングバケーションを取る傾向にあるスペインやブラジルに対し、日本は一度に取得する有給を短く、複数回に分ける傾向にあるよう。これには「長期間休むと周囲に迷惑を掛けるかも」という日本人らしい気遣いはもちろん、実は、日本人の「一人旅好き」も少なからず影響しているようだ。一人旅を好む日本人の割合は29%で1位。これは何と3人に一人という割合。思い立ったときに短期間の休日で一人ふらりと旅する人も多いようだ。
ふらりと旅に出るには国内もいいけれど、次は思い切って海の外へ飛び出してみては?一人でもグループでも、短い日数でリフレッシュするには東南アジアへの旅がおススメ。仕事終わりに深夜便で数時間、時差がほとんど無く体への負担も最小限に抑えられる東南アジアの旅は、短い旅行期間を有効に活用できる。
今年度もあと3か月。有給を上手に使って、身も心もリフレッシュしていきたい!
<短い旅行にオススメの東南アジアの旅行先>
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参照元:エクスペディア・ジャパン「有給休暇国際比較調査2016」
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