ブルネイ
カルチャー

オーダーメイドで世界に1つだけのブルネイ民族衣装を作ってみよう!

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ブルネイにはさまざまな民族が住んでおり、その民族によって民族衣装が異なりますが、その中でもブルネイで一般的な民族衣装は『チャラマライユ(男性用)』『バジュクロン(女性用)』になります。

 

男性は、上下無地の衣装にシンジャンという腰巻をあてる衣装です。 女性の場合は、長そで、長スカートでトゥドンと呼ばれるスカーフを巻きます。女性は特に、肌を露出してはいけないという宗教上の理由で、こういった衣装になりますが、普段着としても活用されています。

 

この衣装は、既製品もありますが、大体の人はオーダーメイドで自分にあった衣装を作ります。 今回は、ちょうど私も新しい衣装を作る機会があったので、どんな風に衣装ができるのかご紹介したいと思います!

 

まずは生地を探そう!traditional clothes 2
ブルネイには、この民族衣装を作るため、生地屋さんがたくさんあります。 生地の種類も豊富で、一つ買うと一つタダ!なんてお得なサービスもやっています。
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デザインを考えよう!traditional clothes 5
生地を買ったら、どんな衣装にしたいかデザインを考えます。一度絵に描いた方が、イメージがしやすいので、私はいつも絵に描いてみます。民族衣装の雑誌も販売されているので、雑誌を参考にするのもいいと思います。 今回私は、上下違う色でリボンをラインとして使おうと思います。

 

追加のアイテムを探しに行こう!traditional clothes 6
女性用の民族衣装は特に人によって、ボタンを付けたりリボンをつけたりとみんなファッショナブルに着ています。 私も今回はリボンを探しに装飾屋さんへ向かいました。装飾屋さんでは、リボンやボタンなどお裁縫セットがたくさん置いてあります。 イメージしていたリボンは残念ながらなかったので、違うタイプのリボンで挑戦してみます!

 

全部揃えたら、仕立て屋さんへ!traditional clothes 7
デザインができて、必要なパーツもすべてそろったら、いよいよ仕立て屋さんへ持っていきます。仕立て屋さんは、マレー系から中華系、インド系といろんな国の方がやっているのですが、私はいつもお願いしている、フィリピンのおばちゃんにお願いしました。 おばちゃんはシャイなので・・今回はお店だけご紹介します。 お店の中には、たくさんのお客さんからオーダーを受けている衣装でいっぱい!

 

実はみんな、断食明けのお祭り、ハリラヤや結婚式で新調するので時期によってオーダーが殺到するときもあるそうです。 寸法を測ってもらい、細かいリクエストなども伝えて、2週間ほどで完成するとのことでした。今回のオーダー代は30ドル(2500円くらい)。 値段と作成までの期間は、他のオーダーの混み具合とデザインの難易度によりますが、今回の料金が大体の相場です。オーダーの期間は早いと一週間くらいで作ってくれます。

 

ついに完成!traditional clothes 8

待つこと2週間!ついに民族衣装が完成しました!! 取りに行った際は、最終確認で着てみてサイズがあってるか、デザイン通りか確認します。今回は同じ会社の子もこちらでお願いしました。確認に真剣です!

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私の衣装はこちら。これはお友達に貸した時の写真ですが、私もぴったりでした!
自分でいろいろカスタマイズできる、世界に一つだけのオリジナル民族衣装を作ってみてはどうでしょうか??

 

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