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著者撮影
インドシナ半島の東側に位置し、南北に長い国土を持つベトナム。ハノイを中心とした北部は亜熱帯性気候でゆるやかな四季があり、ホーチミンを中心とした南部は熱帯モンスーン気候で一年中夏の気候です。年中暑いホーチミンですが、大まかに「乾季」と「雨季」に分けられます。今回はホーチミンの気候について紹介します。旅行計画を立てる際の参考になればうれしいです。
乾季 11~4月頃
著者撮影 ドンコイ通り
乾季は暑いものの湿度が低く、比較的過ごしやすいので、旅のプランを立てやすい時期と言えます。筆者の考えるホーチミン旅行のベストシーズンは11~3月!乾季といっても雨が全く降らないというわけではなく、朝晩にまとまった雨が数十分降ることがあります。1~2月は朝晩の気温が20℃ぐらいまで下がる日もあり、少し肌寒く感じるかもしれません。
雨季 5~10月頃
著者撮影 雨が降り出し、商品にビニールシートをかける女性
雨季は、主に午後から夕方にかけてスコールのような強い雨が降ります。雨は一日中降っているわけではなく、数十分程度で止みます。そのため、折りたたみ傘などの雨具は必須です。雨が止んだあとは気温が下がるので、幾分過ごしやすく感じるでしょう。
雨が降ってきたときの過ごし方
著者撮影 スコールが降り始めると、たった数十秒の間で身動きが取れない状態に…。
雨季は傘をさしてもずぶ濡れになるほど激しい雨が降るので、雨が降ってきたときは近くのカフェなどに入り、雨が止むまでゆっくりと過ごすのが吉。近くに市場やショッピングセンターがある場合は、これを機会に時間をかけて回ってみるのもいいと思います。次におすすめの過ごし方を3つ紹介します。
1.カフェでまったりとした時間を過ごす
著者撮影 CONG CA PHE
ホーチミンのカフェは無料でWi-Fiが使えるところが多いです。コーヒーなどを飲みながら、インターネットやガイドブックでその後の滞在プランを考えるのも楽しいでしょう。
2.ショッピングセンター内を見て回る
著者撮影 ダイヤモンドプラザ
ビンコムセンター、パークソン、ダイヤモンドプラザ、ホーチミン高島屋、センスマーケットなどのショッピングセンターにはさまざまなお店が入っているので、雨が止むまでゆっくりと見て回るのはいかがでしょうか。また、中にはスーパーマーケットが入っているので、この時間を有効活用してお土産をまとめて買ってしまうのもいいと思います(その後の荷物は多くなりますが・・・)。
3.市場を攻略する
著者撮影 ベンタイン市場
近くに市場があれば、これを機会に市場の隅から隅まで攻略するのも楽しいでしょう。市場には生鮮食品、お土産、Tシャツなどの洋服、サンダルなどさまざまな物が売られています。食堂もあるので、こちらで小腹を満たしたり、チェーやバインフラン(ベトナム風プリン)などのおやつを食べても。値引き交渉など現地の方との交流を楽しんでみてはいかがでしょうか。
注意したい時期
■テト
ベトナムでは旧暦でお正月を祝います。「テト」と呼ばれる旧正月は暦によって毎年日付が変わり、1月下旬~2月中旬の間に行われます。この間は閉まっているお店が多く、街を歩いている人の数も少ないです。しかし、テト中は、普段はホテルやレストランのスタッフぐらいしか身に付けていないアオザイ姿の女性を多く見かけます。世界中から旅行者が集まるホーチミンのバックパッカー街(ブイビエン通り界隈)は、多国籍レストランが多く、こちらはテト中も開いているお店が多いです。
■4~5月
4~5月はホーチミンで一番暑い時期。暑い日は気温が39℃ぐらいになることも。また湿度も高く、ねっとりと肌にまとわりつくような暑さになります。一日中外に出ていると、かなり体力が奪われますので、午前中と夕方はアクティブに動き、午後はショッピングやマッサージなど室内で過ごすように計画を立てると良いと思います。
乾季のほうが旅行しやすいと思いますが、雨季ならではの、雨上がりのホーチミンの風景も美しいですよ。日差しの強いホーチミンでは、乾季・雨季ともに、帽子・サングラス・日焼け止めなどの日除けグッズが必須です。服装は一年中夏服でOKですが、室内は冷房がきついところが多いので、薄手のカーディガンやシャツがあると便利ですよ。
(text & photo:グッチ)
ぐるりホーチミン歩き 〜美味しいと可愛いを探して〜
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