タイ
観光
タイ北部チェンライのリゾートへ

これからオンシーズンのタイの山リゾート、しかも象さんが一緒!

top_AGT_51908573_Baby_Elephant_Camp_©Anantara Hotels, Resorts & Spas

タイはビーチリゾートのみならず、マウンテンリゾートも魅力的。今回はチェンライに展開する、おすすめの山岳リゾートをピックアップ。海もいいけれど、今回は番外編の「山」に注目してみました。

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チェンライはタイ北部、ランナー王朝が最初に都を築いた場所。今も、遺跡や美しい寺院など伝統的なランナー文化が色濃く残り、山岳に暮らす少数民族の独自の文化など、多角的な魅力にあふれています。

チェンライの市街地から北へ約70キロ、ミャンマー、ラオスと国境を接するエリアはかつてケシの栽培がさかんに行われ、“ゴールデントライアングル”と呼ばれていた地です。と聞くと不穏な感じがしますが、それは過去の話。国をあげてケシ栽培を撲滅、代替として高価なお茶やコーヒーの栽培を奨励し、地域活性に尽力しています。

12_AGT_51945429_VIP_arrival©Anantara Hotels, Resorts & Spas

また、チェンライはメコン川とルアック川が合流する地点。川を渡ってラオスへ渡り、また陸路でミャンマーへと入国し、1日で3カ国をまたにかけるオプショナルツアーも開催されています。パスポートにスタンプが一気に増えて、ちょっと嬉しい!?

そんなゴールデントライアングルには2つの人気リゾートがあります。ちょっとユニークなのが、どちらのリゾートにもタイの国の動物(国獣)の象さんがいるのです。象さんと遊ぶアクティビティも、トレッキングに留まらず、一歩踏み込んだ内容のもの。象好きにはたまらないリゾートといえるでしょう。

 

フォーシーズンズ テンテッド キャンプ ゴールデントライアングル

05225-4フォーシーズンズ テンテッド キャンプ ゴールデントライアングルのラグジュアリーテント  ©Four Seasons Hotels

小型の伝統的なボートに乗り込んで蛇行する川を進み、ワクワク感を抱えながら、リゾートへ。桟橋から続くジャングル内の小道に沿って15棟のラグジュアリーなテントが点在しています。デザインを担当したのはトロピカル建築の巨匠、ビル・ベンスリー。アフリカのテントリゾートを旅してから、このプロジェクトに着手したと聞きます。

04742-B冒険家をイメージさせるデザインが特徴。すべてがセットになったオールインクルーシブ制  ©Four Seasons Hotels

テントといっても、ラグジュアリー&グラマラス。今の“グランピング”の走りともいえます。わずか7張のテントは、19世紀の探検家をモチーフに、デザインも同じものはありません。広さは54平方メートル。ハードウッドとレザー、カンバス地を使い、冒険家気分を盛り上げるデザインです。

3_CHR_069_象さんと一緒にピクニックへ!  ©Four Seasons Hotels

ユニークなアクティビティは「エレファント・コネクション」。象の水浴びを手伝ったり、ごはんをあげたり、象とのつながりを深めます。つまり、象使い(マホート)になるトレーニング。そしてジャングルの中へトレッキングに出かけます。

4_CHR_078_ディナーの場に象さんがやってくることも ©Four Seasons Hotels

また、フォーシーズンズ テンテッド キャンプはジャングル内のスパも、森の息吹を受けて癒されると評判です。

Four Seasons Tented Camp, Thailand Nov 2006. Photo © Manuel Zublena. info@manuelzublena.comジャングルの中に佇むスパ。パッケージによっては、1日1回のトリートメント付き © Manuel Zublena(画像提供:Four Seasons Hotels)

滞在はオールインクルーシブ制で、空港からの送迎、飲食、アクティビティがすべてが含まれた2日以上のパッケージになります。

 
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Four Seasons Tented Camp Golden Triangle
http://www.fourseasons.com/goldentriangle/

 

アナンタラ・ゴールデン・トライアングル・エレファントキャンプ&リゾート

6_Hi_AGT_51903604_Pool_overview_緑豊かなゴールデントライアングルに160エーカーの敷地を展開するアナンタラ・ゴールデン・トライアングル・エレファントキャンプ&リゾート  ©Anantara Hotels, Resorts & Spas

ミャンマーとの国境を望む、緑豊かなリゾートはなんと160エーカー! こちらも建築家ビル・ベンスリーが手がけた、丘陵地帯が見渡せる景色のよいリゾートです。ゴージャスな色使いの中に、少数民族のファブリックを用い、チェンライらしさをひとふり。

7_Hi_AGT_51908380_Lobby_entrance_at_night_ランナー王朝の栄華を伝える、デコラティブなロビー。象のモチーフがリゾート内の随所に ©Anantara Hotels, Resorts & Spas

8_Hi_AGT_73076325_Three_Country_View_Suite_2_気品と落着きのあるゲストルームとスイート。象の形にたたまれたタオルがベッドの上に用意されています ©Anantara Hotels, Resorts & Spas

朝晩のネイチャーウォークやサイクリングなど、自然を満喫できるプログラムや、ライステラスの中でのディナーやタイ料理教室など、さまざまな“体験”が用意されています。1日で3カ国をめぐる、オプショナルツアーもあります!

9_AGT_51945661_Mahout_Experience_象使いになるトレーニングやトレッキング、ディナーなど、象と一緒に過ごすアクティビティが充実! ©Anantara Hotels, Resorts & Spas

このリゾートには、孤児の象などを保護する目的のエレファントキャンプが敷地内に! 象の背中に揺られて出かけるピクニックや、象使い(マホート)になるトレーニングはもちろん、エレファント・ヨガ(ポーズを習得。象の背中で簡単にポーズ後、小象のキャンプでヨガ)も! 乾季にはサンセット時にあわせて子象たちがリゾートを訪れ、触れ合うこともできます。

10_Hi_AGT_52745982_Anantara_Spa_-_Traditional_Thai_massage_スパの評判が高いリゾートグループゆえ、トリートメントの予約をお忘れなく! ©Anantara Hotels, Resorts & Spas

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Anantara Golden Triangle Elephant Camp & Resort
http://goldentriangle.anantara.jp/

 
(text : 古関 千恵子)

 
ビーチ&リゾートコラム「アジアンビーチ☆マニア」
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