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シンガポールピリ辛ソウルフード

(東京・原宿)日本初!ラクサ専門店「シンガポール・ホリック・ラクサ」

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原宿の裏路地に佇むのは、パステルグリーン×白のストライプの外観が目を引く、シンガポール料理店「SINGAPORE HOLIC LAKSA(シンガポール・ホリック・ラクサ)」。なんとこちらは、日本で初めての「ラクサ」専門店!可愛らしい店構えは女性一人でも入りやすい雰囲気。ラクサをこよなく愛するオーナー二人がお届けする渾身の一杯とは?

 

東南アジアの家庭料理「ラクサ」

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主にシンガポールやマレーシアで食べられる「ラクサ」は、エビ等の魚介系の出汁と香辛料が効いたペーストに、ココナッツミルクが加えられたスープが特徴の麺料理。スープに絡み合う麺は米粉から作られていて、かまぼこやエビ等の具材がトッピングされ、最後に料理名の由来にもなるハーブ「ラクサリーフ」を乗せて完成。各地域で様々な味が楽しめるのも特徴だ。

 

癖になるピリ辛×マイルドの黄金比

SINGAPORE HOLIC LAKSAのラクサは、オーナー自ら現地シンガポール人料理家の元を何度も訪れ、合計約3か月間かけて学んだレシピを、日本人好みにアレンジしたオリジナル。スープを口に含むと、ピリッとした辛味の後すぐに、エビの出汁が利いた濃厚な風味が広がる。魚介系スープならではの生臭さは無く、控え目のココナッツミルクが辛味を程よく抑え、さっぱりとした後味に。
 
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©TRIPPING! もっちりした食感が特徴の「ショート」麺
 
食感の肝となる麺は、もちもちした手作り麺「ショート」と、コシの強い「ロング」からチョイス。レンゲで食べやすいショートを選べば、食べ歩きにもピッタリだ。辛味は4段階、トッピングもトマトやチーズなど全6種類を用意。
 
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サイドメニューの「チキンライス」も見逃せない。いわゆるシンガポールチキンライスとはスタイルが異なるが、ジャスミンライスの上に乗った蒸し鶏に絡む、ネギと香味油の塩だれが食欲をそそる。
 
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「シンガポールのショップハウスの鮮やかなパステルカラーをイメージした」というように、可愛らしい色合いで統一される店内は、まるで雑貨店のよう。ラクサリーフの入れ物にもプラナカン食器が用いられ、細部にまでこだわりが感じられる。
 
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©TRIPPING! 味の決め手となる「ラクサリーフ」はぜひ試したい

 

ラクサに魅せられた二人の夢

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オーナーの茂木さんと小幡さんは、高校時代の友人。同店をオープンする前は、それぞれに違う道を歩んでいた。そんな二人の転機は、2015年のはじめに訪れたシンガポール旅行。茂木さんがそれまで暮らしていたオーストラリアで出会ったラクサを、小幡さんに紹介。現地では、ラクサの老舗店「328 Katong Laksa」やホーカー(屋台)などを巡り、1日最大5食もラクサを食べたそう。すっかりラクサに魅了された二人は、この味を日本に持ち込もうと出店を決意。同年10月に念願の店をオープンさせた。

「私たちがそうであったように、日本の皆さんもラクサに“ハマって”欲しい」という彼女たちの想いは、店名の「HOLIC」に。将来は「いろいろなシンガポール料理の専門店を開いて、『SINGAPORE HOLIC ◯◯』をシリーズ化していきたい」と話す。

ありそうでなかったアジアンファストフード専門店から、今後も目が離せない。

初回投稿日:2015年12月29日
情報更新日:2020年3月31日(情報追加更新 by 編集部)

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