ベトナム
カルチャー
光と水が演出装置!

ベトナム・ホーチミンっ子の人気デートスポットはここだ

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人が存在する限りこの世から永遠に無くならないもの、それは金と戦争とデートだと誰か言ったか言ってないとか(言ってないです)。デート、しますよね。どこの国に行ってもそれは同じ、もちろんここベトナムでも。

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そこで今回は、ベトナム(ホーチミン)のデートスポットを巡ってみました!
現地の若者たちは、一体どのような場所で愛を囁いているのでしょうか。

 
表現が古いでしょうか…。

 

市内中心のふしぎな形のランドマーク、食にも事欠かない亀湖

3区にあるホー・コン・ルア、直訳すると亀湖。昼間は少し面倒なラウンドアバウト(環状交差点)ですが、夜になると様変わり!若者たちのデートスポットに変わります。

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どこか社会主義国家らしい(もっと言えばソ連らしい)デザインの建造物は、個人的に少年心をくすぐります。そして、それを取り囲むようにある湖、というより大きめの池。さらにそれを取り囲むように若者たちが間隔を空けて座って話し込んでいる。ただ、男女のカップルだけではなく、男性だけ、女性だけ、また男女混合のグループもちらほら。デートスポットという向きもある一方で、若者のたまり場という傾向も強いようです。

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日中だと太陽光がギラつくホーチミン市では、日が暮れて紫外線も気にならなくなってからが遊びの時間。学業やバイトを終えた学生たちが、さらに涼を求めて緑や水が豊富なところに向かう…その中でもより大きな盛り上がりを見せる場所がこの亀湖という訳ですね。

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湖を取り囲むようにある移動式屋台では、若者に人気の安いストリートフードが買え、口寂しい思いをすることもありません。周囲にもカフェが多く、ちょっとした小金があれば屋内の落ち着いた雰囲気でお喋りすることも可能です。

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大きな階段があり、気軽に高い位置から景色を眺めながらお喋りできる、という点も人気なのでしょう。湖に渡された通路に座って、足を放り出してお喋りを楽しむ若者たちが印象的でした。

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テト(1~2月の旧正月)の前後はこうして飾り付けがあってキレイ。

 
ホー・コン・ルア
住所:Ho Con Rua, Ho Chi Minh, Quan.3, TP.HCM, Vietnam

 

ネオンの輝くリバーサイドでムードを演出、モン橋

かつてフランスが統治していた時代もあったベトナム。以前「足元にある東洋のパリ」としてセメントタイルを紹介したように、現在でも建築や食など分野でフランスの影響が色濃く感じられます。そして、ご存知でしたでしょうか。パリのランドマーク・エッフェル塔を設計したエッフェル氏、彼が手掛けた建造物がこのホーチミン市にも存在するのです。

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ひとつがガイドブックには必ず載っているサイゴン中央郵便局、そしてもうひとつがー。

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ここ!モン橋です。観光ルートからは外れているため知名度は低いのですが、ここは1880~1900年の間に建設された歴史のある建造物(完成年は諸説あるそうです)。ヨーロッパをダイレクトに感じさせる装飾が目を引きますが、ここの最大の魅力には橋を渡ろうとしてはじめて気づきます。

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リバーサイドが…キレイなんですよね~!正直なところ、日中に行くと淀んだ水面が目につくのですが、夜になると闇が都合よくすべてを覆い隠してくれて、街灯やビル群のネオンの美しさだけを切り取って浮かび上がらせてくれます。ってことで…。

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地元のカップルもここに集まってくる訳です。亀湖や、このあとで紹介するバングエット湖とも違って、ここは人が少なく穴場といっても良いので、よりロマンチックな雰囲気が感じられます。

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橋のデザインに合わせて街灯もヨーロピアン調のためか、男女が立てば絵にもなる。

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ま、平気でゴミが落ちているのですが…それもご愛嬌!?

 
モン橋
住所:Cau Mong, Quan.4, TP.HCM, Vietnam

 

そばには大型デパート、クレセントモールそばのバングエット湖

最後に紹介する場所は、1区の中心地からは少し遠いです。それは7区、ベトナムの牧歌らしいイメージとは打って変わって、近代的な高層ビルが建ち並びます。その光景を見るだけでもおもしろいかも。ラッシュアワーなどはタクシーで1時間近く掛かってしまうこともあるので注意してください。といっても、そこを避けるなら16時には移動しておかないといけないのだけど、せめて18時19時の超混雑時だけは避けた方がいいでしょう。

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大きな大きなクレセントモールというデパートが目印です。デパートそのものもデートスポットと言って良いかと思いますが、デパートそのものは日本にもあるので、ベトナムに来てまで見るというほどの魅力はないかもしれません(違いを探してみたい!と思える人なら楽しめるでしょう)。が、違うんです、デートスポットの本丸はここではなく…。

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デパートの隣にある、このバングエット湖!写真をご覧の通り、夜になると外周の明かりや架かる橋のネオンが、とってもきらびやかに輝くんですね~。この写真を撮った日はたまたまクリスマスだったので、有名(っぽい)歌手がライブを行っていたりと、いつも以上に賑わっているようでした。

©Mc681

このバングエット湖は、2014年にラバーダック(お風呂に浮かべるあひるちゃんを高さ22メートルと超巨大にしたアート作品)が置かれたり、7区ではカラーミーラン(カラフルなパウダーをかけあいながら走るマラソンイベント)が行われたりと、何かとこの周辺では実験的な試みが行われます。

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そのためなのでしょうか。ここに集まっているカップルたちは、(失礼ながら)ほかと比べて、どこか服装や立ち振舞いも流行感度の高い現代っ子な印象を感じさせました。

 
バングエット湖
住所:Ho ban nguyet, Quan.7, TP.HCM, Vietnam

 

ベトナムの若者カップルは水場がお好き?

最後に。今回紹介した3つのスポットはいずれも水がある場所(池、川、湖)。実はハノイでもデートスポット、というより老若男女全般的に憩いの場は湖であることがほとんど。「ベトナム人はなぜ水場に集まるの?」と疑問に思ったのですが、よく考えたら日本でも京都の鴨川や横浜の山下公園といったデートスポットを思えば、世界中でそんなものなのかもしれません。それ以外となるとショッピングや娯楽施設なので、あとはバリエーションの問題というだけなんでしょうね。こっちでもカフェや映画館はデートの定番だし。

 
さて、「何が悲しゅうて一人でカップルを撮らなあかんのじゃ」という思いがそろそろ爆発しそうなので、このへんでさようなら!(企画したのは自分自身)

 
(text & Photo:ネルソン水嶋)

 
ネルソン水嶋の「勝手にベトナム観光開発局」
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