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日本の割烹料理店から着想

プーケットのミシュラン一つ星「プル」が新コンセプトの空間を公開

©︎TRISARA

プーケットが誇るウルトラ・ラグジュアリーリゾート「トリサラ」のシグネチャーレストラン「プル」が新コンセプトのキッチンを公開し話題を集めている。

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日本の割烹料理店から着想を得た新デザイン

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2018年から連続してミシュラン一つ星に輝き、タイ首都圏以外では最初で唯一のミシュラン星付きレストランとして知られているプル。今回のリニューアルでは、「“Inside-Out”体験」をコンセプトに、キッチンとダイニング空間の一体感を最大限に高め、“キッチンがダイニング空間”という、逆転の発想で展開。

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総料理長のシェフ・ジミーは空間造りに際して日本の割烹料理店からヒントを得た。料理人がカウンター越しに客の好みに合わせて料理を提案し、調理し、提供するという割烹スタイルの哲学をプル流に再解釈し、デザインに反映。キッチンの周りに配置された10席のカウンターからは、シェフ・ジミーとスタッフが繰り広げる料理の全てのプロセスを目の前で見ることができる。なお、メインのダイニングルームやプライベートルームでも“Inside-Out”体験を提供しているので、より広い空間やプライベートな空間を好むゲストも十分に新しいプルを堪能できる。

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タイの職人が手がけた工芸品が並ぶダイニング

オープン以来、地産地消を前提とした「Farm to Fork(農場から食卓まで)」を実践し、「Dine Good, Do Good(良いものを食べて良いことをする)」 を掲げ、環境と経済、両者にメリットを持たせ、新鮮かつナチュラルな地元食材を使いサスティナブルな料理を提案し続けているプル。2020年にはタイ初かつタイ国内唯一の「ミシュラン グリーンスター」を獲得し毎年継続して受賞している。地域社会に価値と雇用を生み出す地元の工芸品も積極的に採用し、今回は全てのコース料理が、チェンマイのインクレイ・スタジオの陶器に盛り付けられ提供されることに。

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シェフ・ジミーは「ファインダイニングは、文化的なつながりを育む役割を担うべきです。ゲストに対し、豊かなタイの工芸品を紹介できることを誇りに思います。私たちにとって、職人たちも大切なパートナーです。」と語る。

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新生プルのクリエイティブな空間で、真のサステナビリティを感じる美食体験を叶えてみるのはいかがだろうか。

 
■プル
www.prurestaurant.com

■トリサラ
https://trisara.com

■問い合わせ先(日本語)
ケントス・ネットワーク 03-3403-5355



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