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タイ初&唯一の偉業も達成!

「トリサラ」が誇るレストラン「プル」、3年連続ミシュラン星獲得

©︎TRISARA
タイ・プーケットのウルトラ・ラグジュアリーリゾート「トリサラ」は、オリジナリティ溢れる食体験を提供することでも人気が高い。そんな「トリサラ」にあるシグネチャーレストラン「プル」が、タイで初めてかつ唯一となる「ミシュラン グリーンスター」を獲得。同時に、3年連続でミシュラン一つ星に輝いた。


今回の受賞は、2020年12月16日に開催された「ミシュランガイド タイ スター レヴェレーション 2021」内、ガラ・アワーズ・プレゼンテーションで発表。2018年にプーケットで初のミシュラン一つ星を獲得して以来、「プル」は現在も、タイの首都圏をのぞき唯一のミシュラン星付きレストランとなっている。

さらに今回W受賞となったのが、「ミシュラン グリーンスター」だ。こちらはなんとタイ初かつ国内唯一の授与で、「プル」が高く評価されていることがわかる。


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この結果を受け、「プル」の料理長を務めるシェフ、ジミー・オーフォスト氏は、次のようにコメントした。
「タイの生物多様性を高めるために努力を重ねてきたプルが、改めて世界的に認められたことは、この上ない名誉です。ホスピタリティ産業は前例のない厳しい状況に直面していますが、このような時だからこそ、地域社会を支援することの重要性が増していると思います。ファインダイニングを象徴するミシュランとの連携が継続することを大変喜ばしく思うと同時に、サステナブルな料理、より良い食材の調達、革新的な技術に対する取り組みをさらに拡大していきたいと考えています」

なぜ「プル」がここまで高評価を受けているのか、それは「サステナビリティ」「地域社会」「食材の旬」を大切に日々取り組んでいるからだ。


©︎TRISARA

そもそも「プル」とは、「Plant(植えて),Raise(育てて), Understand(理解する)」の略。この独自のコンセプトの下、地産地消を前提とした「ファーム・トゥ・テーブル」を実現し、自家菜園で採れた有機野菜やハーブも使用。いずれはその自給率を100%にできるよう目指している。ちなみに魚類は一本釣りで獲れたもの、肉類は放し飼いやオーガニックのもの、野菜もほとんどがオーガニック……と、食材は徹底的にこだわり抜いている。また地元産の食材の使用は、CO2の削減や生産者のサポートにもつながっており、さらに環境への影響を最小限に抑えることで、可能な限りの廃棄物削減にも結びつく。

これらに加えて2020年、「トリサラ」および「プル」は経営理念のひとつとして、新たに「DineGoodDoGood(良いものを食べて良いことをする)」 を掲げた。環境と経済、両者にメリットを持たせ、栄養豊富で新鮮かつナチュラルな食材を使うことに加え、地域社会に価値と雇用を生み出す地元の工芸品も、積極的に採用する……こうした取り組みを続けていくことで、エシカルでレスポンシブルなダイニングのロールモデルになる機会を、ゲストに提供する。

ますます進化をみせる「トリサラ」の今後に、期待したい。

■プル
www.prurestaurant.com

■トリサラ
https://trisara.com

■問い合わせ先(日本語)
ケントス・ネットワーク 03-3403-5355



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