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- 0〈ゼロ〉の私に帰る旅「ポイント ヤムー バイ コモ、プーケット」
「ホテルステイ」にフォーカスした旅のすすめをお届けする連載「ホテルから選ぶ わたしの旅」。第二弾は、ホテルステイ自体を旅の目的にした、のんびりご褒美旅を叶えるプロパティを紹介。
アクティブ派なのはいいところだけれど、旅行中もいつも忙しなくなりがちだというあなたへ、
思い切り自分を甘やかす旅も時には必要。または、効率や合理主義でこりかたまった思考の鎧を脱ぎ捨てて、心まで裸になれる場所を求めている人へ、ニュートラルな状態でマインドセットを図りたいという時にぴったり。そんな一軒が、エメラルドに輝くインド洋に浮かぶ「アンダマン海の真珠」、タイ・プーケット島にある。
岬の先端に佇む、サンクチュアリ
「ポイント ヤムー バイ コモ、プーケット」
そこはプーケット東海岸のアンダマン海に突き出したヤムー半島岬の突端。地平線上と同化するかのような恰好で生い茂るグリーンに溶け込んで佇むのが「ポイント ヤムー バイ コモ、プーケット」だ。
運営会社は、ロンドン、バンコク、モルディブ、バリなどにラグジュアリーなホテルやブティックを展開している国際的に有名なCOMOホテルズ&リゾーツグループ。同社はウェルネスブランド「COMO Shambhala」を立ち上げ、リゾート内にウエルネスリトリートの専門家を配し、オリジナルのスパセラピーやプロダクト、エナジックなキュイジーヌなど、リトリートにまつわるトータルサービスを提供している。
そんなコモグループが手掛ける最旬リゾートのポイント ヤムーは、各国セレブから熱視線を注がれている。少々奥まったところにあるのが、却って下界から隔絶された静寂さとソフィストケイトされた空間を演出している。自然のリズムと調和しながらリセット&エナジーチャージができる、まさにサンクチュアリ〈聖域〉のような場所だ。
ヨーロッパとアジアのデザインを独自に融合
パオラ・ナヴォーネによるコンテンポラリーなデザイン
リゾートのデザインを手掛けたのは、イタリアを代表する建築家、デザイナーであるパオラ・ナヴォーネ。ジェルバゾーニなどのインテリアブランドのアートディレクターとして、30年以上に渡ってインテリアデザインの最前線で活躍している。ホテル事業はポイント ヤムーが初ではあるが、ミラノを拠点にしてアジアでも幅広く活躍している彼女を起用することで、ヨーロッパとアジアのデザインが見事に融合した楽園がここに誕生した。
明るくエレガントな客室で
太陽の光、海風が誘う、愉悦に浸るひととき
ホワイトとディープブルー、アクアマリンなど、爽やかなマリンカラーを基調としたデザインの106の客室、スイート、プライベートヴィラのいずれも、湾のパノラマビューが満喫できる。絶え間なく耳に響いてくる波の音の不可抗力で、締め切りにして胸のロックがゆっくりと外されていくようだ。
古代の癒しと現代科学を組み合わせた究極のエナジック・キュイジーヌ
ヘルスコンシャスな癒しの食事
お籠りホテルステイに、食事は重要なキーポイント。ゆったりとくつろぎたいゲストの気持ちをつかみつつ、適切なシナリオを描いてくれるのがポイント ヤムーのいいところ。用意された2つのレストランは、その日、その時の気分でどちらかを選択することができる。
アーティでおしゃれな空間の「Nahmyaa」は、「COMO Shambhala」のプログラムが反映されたヘルシーなタイ料理を提供。一方のイタリアンレストラン「LaSirena」では、パンガー湾を望むドラマティックなテラス席で、新鮮なシーフードやフレッシュサラダ、薪で焼き上げたピザなど、シンプルな調理法で仕上げられた一皿に出会える。
その他、ルームサービスは24時間。「アクアバー」は深夜まで営業しているから、いつでも好きな時に立ち寄って、海を眺めながらお洒落なカクテルをいただける。
研ぎ澄ました感覚で心を見つめる
ホリスティックなトリートメント
ウェルビーイングを大切にするCOMOでは、「COMO Shambhala Retreat」でフィジカルとメンタルの両面からのアプローチで、心身のバランスを改善するホリスティックなセラピーを提供している。充実した設備が整い、ヨガスタジオに7つのトリートメントルーム、タイマッサージ専用ルーム、男女別のスチームルーム、そしてジャグジーとジムを備える。ここへやって来たなら、心行くまで極楽のトリートメントに興じるべき。
今ここでしか体験できないこと。
見て、感じて、記憶にとどめる多彩なアクティビティ
ホテルで過ごす贅沢な時間を楽しむことが旅のメインイベントだが、プーケット島東側の半島のいわば秘境のようなロケーションにあるポイント ヤムーは、観光客にあまり知られていない隠れスポットを体験するチャンスに恵まれている。パンガー湾に浮かぶ奇岩の島、ジェームスボンドアイランド(映画「007 黄金銃を持つ男」のロケ地になったことからこう呼ばれている)の探検ツアーやカオプラウィハーン国立公園のトレッキング、ピピ島でのシュノーケリングなどスポーティなアクティビティで汗を流してリフレッシュするもよし。または、プーケットのオールドタウン日帰りツアーやタイ料理レッスンなど、カルチャー的なアクティビティも用意されている。飽きることのないステイを満喫あれ。
© all photos to Point Yamu by COMO
「ホテルから選ぶわたしの旅」バックナンバーはこちら
INFORMATION
名称 | ポイント ヤムー バイ コモ、プーケット |
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URL | http://www.comohotels.com/pointyamu/ |
地図 | Googleマップで確認する |
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