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タイ在住の日本人も通う

バンコクでハイクオリティな創作和食を楽しめる隠れ家ダイニング「ハナゼン」

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©ハナゼン

NPO「日本食レストラン海外普及推進機構」によると、2014年4月にバンコクの日本食レストランの数が2000店を超えたとのこと。在留邦人の数は10万人超とされていて、「東京都バンコク区」とも言われる。ここバンコクにいると、

日本にいるよりも和食の選択肢に不自由しないように感じる。その幅は多岐に渡り、誰でも耳にしたことのある大手チェーン店をはじめ、ここ最近増えているのが、創作和食店だ。

 

タイ人が日本食を食べるようになって、食べ慣れるようになって、そして味にこだわるようになってきて久しい。そんな味のわかるタイ人にも、我々日本人にも声を大にしてオススメしたいお店が、アーリーに出来た。

アーリーと言えば、お金持ちの多く住む閑静な住宅街であり、クリエイティブな若者達が日々集まる洒落たレストランが点在するエリア。今回ご紹介する「ハナゼン」さんは、そんな街の路地にひっそりと佇む隠れ家風レストランだ。店名の由来は、奥様のお祖父様が経営していたお花屋さんの名前から。場所柄、タイ人のお客様も多いため、分かりやすいカタカナ表記に変更したそう。

ハナゼン

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店内は、シンプルながら、木の質感を生かした落ち着ける空間になっている。そして、どのメニューも「あっ」と声を上げてしまうくらいに美しい仕上がりだ。特筆すべきはだしの味が生かされていること。タイ人が好む日本食レストランは、どうしても味つけが濃くなってしまっていることが多いが、和食の「基本のき」であるこのだしの味を、タイ人をターゲットにしたお店で全面に出してきているのは、とても素晴らしいことだと思う。できる限りを手作りにこだわり、「自分たちの良いと思うものを真摯に作っていくお店です」と語る店主の思いは、味に十二分に現れている。

 

店主力作のお料理の数々は、目にも美しい。

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©ハナゼン

 

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©ハナゼン

 

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©ハナゼン
場所柄タイ人のお客様も多く訪れるため、日本酒を飲み慣れていない方のために利き酒セットも用意されている。
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©ハナゼン

 

日本酒を片手に、手作りのつまみを頬張る。ここがバンコクであることを忘れてしまうひと時。海外で改めて感じる日本の良さを、ここハナゼンで味わってみてはいかがだろうか。

 

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