タイ
グルメ
今、注目度No.1のタイ料理!

東京、名古屋、大阪で 人気の「カオヤム」を食べ比べ!

ここ数年、SNSを中心にじわじわと人気を高め、日本でも認知度が高まってきたタイ料理のひとつが、この「カオヤム」です。カオはごはん、ヤムは和えるという意味で、ごはんにハーブや野菜を混ぜていただく、さっぱりとヘルシーな一品。もともとは南タイ地方の料理で、ナームブードゥーという魚を発酵させた独特の香りがある調味料を加えたタレをかけていただきます。そんなカオヤムを食べられるお店が日本でも増えているということで、今回は東京、名古屋、大阪でそれぞれ話題のお店をご紹介! タイで食べる前に、まずは日本のカオヤムをお試しするのもおすすめです。

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カオヤム人気の立役者的存在
3種類のカオヤムを味わえる人気店


鮎がどーんと鎮座する個性的なカオヤム鮎 著者撮影

東京でカオヤムを食べるならまずはここへ! 鮎入り、鯖入り、ヴィーガンという3種類のカオヤムを提供していて、1店舗でカオヤムの食べ比べもできちゃう貴重なお店です。とくに試してみたいのが、日本ならではの鮎入りのカオヤム。鮎の身を崩して混ぜるのはもちろん、タレにも鮎の肝が入っているので鮎が持つ独特の旨味と香りをひと皿で存分に堪能できます。タイ南部で食べるナームブードゥー入りのタレは香りが強く好き嫌いが分かれるところですが、日本人になじみの深い鮎を使うことでどこか親しみのある味わいに仕上がっているのはさすが。鯖入りもあるので、鮎との違いを食べ比べてみるのも楽しそうですね!


オリジナルソースでいただくカオヤムヴィーガン 著者撮影

タイ料理にあまり慣れていない方やベジタリアンの方におすすめしたいのが、こちらのヴィーガンバージョン。腐乳ベースのタレはヴィーガンながらもしっかりとしたコクと旨味があり、さまざまな食感と味わいが混在するカオヤムをバランスよく、まろやかにまとめてくれます。魚介ベースの発酵調味料を使っていないため香りがマイルドで食べやすいので、カオヤム初級編としてもぴったりです。

チョンプー

住所 東京都渋谷区宇田川町15-1 渋谷パルコ4階
電話番号 03-6455-0396
インスタグラム @chompoo_shibuya
地図 Google Mapで確認する
備考 ※営業時間、営業日は公式インスタグラムにてご確認ください

 

潔いシンプルな構成で
現地の味を再現する本格派


カオヤムはコースの中の一品 著者撮影

名古屋周辺で本格的なタイ料理を食べるなら、はずせないお店。タイ本国での経験もあるオーナーご夫妻が作るタイ料理はどれも現地さながらの味わいで、コースの中の一品として提供されているカオヤムもひと口でタイ南部での記憶が蘇るおいしさです。凝った材料はなく一見シンプルすぎるようにも見えますが、タレの旨味がハーブの爽やかな香りをすっきりと引き立てるその佇まいは、まさに懐かしいタイの味! 灼熱の中、屋台で食べたカオヤムの記憶が一瞬で舌に蘇る本格派です。

日泰料理 ピッサヌローク

住所 愛知県名古屋市東区葵2-2-22 桜通サンダイマンション1階
電話番号 非公開
HP https://phitsanulok.site
地図 Google Mapで確認する
備考 ※料理はコースのみで要予約。営業時間、営業日は予約の際にご確認を。カオヤムはコースの中の1品なので、ご予約の日に提供されるかはご自身でご確認ください

 

色鮮やかで具だくさん!
素材にこだわるヴィーガンカオヤム


季節の野菜やハーブがたっぷりのカオヤム 著者撮影

大阪で食べてとても印象的だったのが、自然農法を都会で実現することを目指す「カオヤム山羊草」のひと皿です。きれいな水色に炊かれたごはんの周りに並ぶのは、女性オーナーさんがこだわり抜いて選んだ旬の野菜やフルーツ、ハーブの数々。そこにエディブルフラワーも加わり、女性らしいカオヤムに仕上がっています。ヴィーガン仕様のためタレにも魚介の発酵調味料は不使用。タマリンドをベースにした甘酸っぱく爽やかなタレは、具だくさんのカオヤムと相性抜群です! 季節のさまざまな食材の味と香り、そして食感を存分に堪能できる、とてもバランスのいいカオヤムです。


混ぜた後も色鮮やかでとても美しい、山羊草のカオヤム 著者撮影

カオヤム山羊草

インスタグラム @khaoyam_yagisou
備考 ※日によって提供場所が変わるため、住所、営業日、営業時間等は公式インスタグラムにてご確認ください

(text : 白石路以)

【連載】タイ料理ライターイチオシ! バンコク絶品食堂案内

 



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