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熱帯写真家フォトエッセイ

屋台でのんびりタイ料理 タイ風焼き肉を食らう

ムーガタは焼き肉と鍋が一度に楽しめる   著者撮影

タイ人に人気の『ムー・ガタ』はタイスタイルの焼き肉だ。ジンギスカンのような山型の鍋の端にスープを少々入れ、焼肉と鍋を一緒に楽しむ事が出来る欲張りな料理だ。タイ人はとにかくムー・ガタが大好きで『ムー・ガタに行こう』というとテンションが上がる。

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ムーガタの歴史には諸説あり、日本のジンギスカンとか韓国のプルコギ説とも言われている。基本的に食べ放題の店が多い。値段は様々だが200バーツ前後。シーフードが付くと少し高くなる。ラオスやカンボジアでも同様に人気がある。

ムーガタレストランはオープンエアーが多い   著者撮影

お店に行くと席に案内される。シーフードや網焼き(オプション)がある場合はどうするか聞かれ、飲み物を注文する。基本的に飲み物は別料金のお店が多い。お店によってはティッシュ等も買い取りのところもある。鍋が運ばれてきたら食べ放題の始まり。時間は90分~120分くらいが普通だ。しかし、熱いしお腹いっぱいになり時間切れまで居た事が無い。それにしてもタイ人はよく食べる。普段は少食に見えるのにブッフェとなると闘争心むき出しになるのだろうか?それと食べ放題のお店には結構肥満体質な人も多く見かける。

シーフードの2トップはカニとエビ   著者撮影

汗をかきながらビールを飲むのが、これまた最高!具材は豊富で、豚、鶏肉、モツ系、野菜も白菜、キャベツ、空心菜、ハーブ系、一品料理もソムタムあり、カオパット、ラープなど。やはり、シーフードのあるお店の方が人気の様で、タイ人はエビやカニを山盛り持ってきて網焼きしている。

カニやエビは網焼きにするがオプション   著者撮影

基本的にはブッフェスタイルなのでセルフサービス。食べ残すと追加料金を取る店が多い。大した金額ではないが、そうしないと取りたい放題持ってきて食べ残すタイ人が多いのだろう。タイマニアを称するならムーガタは必食だ。

端のスープには野菜を入れて煮込む   著者撮影

 
(text & photo : 中島貴義)

 
熱帯写真家フォトエッセイ「アジアの街角から」
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