タイ
カルチャー
リゾートもダイビングも楽しみたい欲張り派に

これからがベスト! タイ・カオラックならデイトリップで大物三昧

シミラン諸島の「エレファントヘッドロック」。象が海から顔を出したような岩のフォーメーションから、このスポット名に  撮影/北川暢男

タイのアンダマン海側の人気ダイブスポットといえば、シミラン諸島や「リチェリューロック」に代表されるスリン諸島。オンシーズンは10~5月の乾季限定というのも、そそられるポイントでしょう。

シミラン諸島やスリン諸島へ向かうには大きくは2つの方法があります。ひとつは、おなじみプーケットやカオラックから船が出ているダイブクルーズ。期間は平均4~5日ですが、2~3日のショートクルーズもあります。1日のスケジュールは早朝1本、午前中に2本、午後に1本、体力があればさらにナイトダイブもと、潜りまくりたいダイバーにはパラダイスでしょう。

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もうひとつは、カオラックのリゾートホテルに滞在し、デイトリップでスミラン諸島やスリン諸島へ目指すスタイル。カオラックならば、ダイバー垂涎の「リチェリューロック」へも出港して1時間30分程度。朝に出発して、夕方には戻るスケジュールになります。

シミラン諸島のランドマーク、巨岩が折り重なる「ナンバー8」  撮影/北川暢男

ダイビングもしたいけれど、せっかくのタイのビーチリゾートなのだから、陸も遊びたいという向きにオススメなのがカオラックのデイトリップ・ダイブです。なんせ物価が安いですから、ストリートフードから宮廷料理までタイ料理をあれこれトライ! 優雅なホテルスパから街中のお手頃マッサージまで、癒しの選択肢も豊富です。

リゾートライフも満喫できるので、ノンダイバーも誘いやすいカオラック  撮影/北川暢男

スパイシーかつ野菜たっぷりでヘルシーなタイ料理。本場へ来たからには食い倒れたい!  撮影/北川暢男

では、気になる海は……? ずばり、大物狙い! 人気の「リチェリューロック」ではマンタ、ジンベエザメがかなりの確率で出没しています。群生するソフトコーラルの合間に真っ赤なトマトアネモネフィッシュなど、ほんわかとした見どころも。さらにマンタとの遭遇率が高い、コ・タチャイやコ・ボンへもアプローチ可能です。

コ・ボン(ボン島)の西側に位置する「ウエスト・リッジ」。マンタ狙いのスポットですが、カスミアジの群れも見応えアリ!  撮影/北川暢男

リゾートも、ダイビングも楽しみたい、欲張りな(!?)ダイバーに、カオラックは選ばれています。

 
■レベル
大物狙いのスポットは潮流が強いことがあるので、ある程度のスキルが必要。

■ダイビングスタイル
ほぼ100%ボートダイビング。カオラックを拠点にダイブクルーズも、デイトリップも可能。

■ダイビングシーズン 
10~5月の乾季オンリー。水温は通年28~31℃あり、3~5ミリのウエットスーツでOK。

 

情報、画像提供 : マリンダイビング

日本で最初に創刊されたスクーバダイビングの専門誌『マリンダイビング』(毎月10日発売)。アジアをはじめ、国内外のダイビングエリア紹介、海辺の生き物、ダイビングスクールガイドのさまざまな情報を盛り込んでいます。これからダイビングを始めたいと思っている人はもちろん、すでにダイビングを楽しんでいるダイバーの皆さんや、ダイビングに関わるすべての方々に向けた雑誌です。女性向けの姉妹誌『La SCUBA』も要チェック!
http://www.marinediving.com/

 
水中の楽園 〜Diving in ASIA〜 supported by マリンダイビング
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