シンガポール
ホテル/宿泊
ブランド初の都市型ホテルが人気エリアに続々登場

シックスセンシズ、2018年シンガポールに2軒オープン

シックスセンシズ ダクストン ©Six Senses

自然派ラグジュアリーホテルの先駆け「Six Sences(シックスセンシズ)」。2018年4月、シンガポール初進出となった「シックスセンシズ ダクストン」に続き、12月にも同国2軒目となる姉妹ホテル「シックスセンシズ マックスウェル」が開業予定。活気あふれるチャイナタウンのコミュニティに、ヨーロッパの息吹が吹き込まれる。

シックスセンシズは現在21か国、15軒のリゾートと31軒のスパを運営する自然派高級リゾートグループ。自然環境と地域社会との共生や、サスティナビリティ、ウェルネスとデザインのコミットメントを理念に掲げ、ゲストが自然やその土地の文化に溶け込めるよう工夫されたデザインが特徴的だ。シンガポールに登場した2軒のホテルは、どちらも古くから残るシンガポールの歴史的建造物を改装しリデザインされたもの。2軒はブランド初の都市型ホテルとなる。

 

シックスセンシズ ダクストン(Six Senses Duxton)

©Six Senses

観光やビジネス、ダイニングやナイトライフにも事欠かないシンガポールの中心部チャイナタウンエリア。その至近のタンジョンパガー地区に2018年4月に誕生したのが「シックスセンシズ ダクストン」だ。建物は19 世紀に建造されたショップハウスを改装したもので、周囲に溶け込む歴史的な外観はそのままに、内装をイギリスのアヌシュカ・ヘンペル氏が担当した。

©Six Senses

「地域文化とその歴史に敬意を払い、環境と持続性に重きを置いて修復された歴史的建造物」として、シンガポール政府の「都市再開発賞」を受賞している同ホテル。大きなゴールドのファンから始まり、大胆な色使いやデザイン性の高い家具が創り出す雰囲気は、まさにアヌシュカ氏らしいエレガントかつオリエンタルな空間だ。

©Six Senses

モダンチャイニーズレストラン「イエローポット」では、伝統的な広東料理をアレンジした斬新なメニューを提供。併設のバーでは、オリジナルカクテルやホットウイスキー、ブランデー、アブサンなども楽しめる。

©Six Senses

「ナッツメグルーム」や「ショップハウスルーム」などといった個性的な名前の付けられた客室は、全49室それぞれ異なる内装が施されている。

 

シックスセンシズ マックスウェル(Six Senses Maxwell)

©Six Senses

2018年12月1日にオープンを控えたシックスセンシズ マックスウェルは、シックスセンシズ ダクストンから徒歩5分、チャイナタウンの中心部に位置する。

シックスセンシズ ダクストンと同様、19世紀の建物を改装して作られた同ホテル。デザインにはフランス出身の建築家兼デザイナー、ジャック・ガルシア氏が起用された。ホテル内共用エリアは建造物本来のコロニアル様式の構造を活かすようデザイン。伝統と近代文化を融合させた7つのカテゴリで構成される客室全120室は、いずれも真鍮や漆、大理石を使用したミニバーから、Lafroy Brooks 社のハンドメイドのアメニティに至るまで、ガルシア氏の深いこだわりが再現されている。

©Six Senses

クラッシクなヨーロピアンスタイルのブラセリー「マリー・テラス(Murray Terrace)」やソーシャルライブラリーレストラン「クック & トラス(Cook & Tras)」、シンガポールの伝統料理にインスパイアされたバーなど、5つの異なるコンセプトのダイニング施設を有する同ホテル。

©Six Senses

「ローズラウンジ& バー(Rose Lounge & Bar)」は、バンケット席、クラブ席、カクテルテーブル、バーカウンター席が設置され、シグネチャーカクテルのロゼベリーニをはじめ、シャンパン、ロゼワイン、スピリッツなど幅広い酒類を提供。本格スピリッツバー「ガーシャ(Garcha’s)」では、希少性の高い少量生産のクラフトウイスキーからテキーラなどの自慢のコレクションも。手押しカートで運ばれてくるスピリッツを食後酒として、ダイニングテーブルにて楽しめるサービスも提供予定だ。

 

オリジナルなエクスペリエンス

©Six Senses

シックスセンシズに滞在する醍醐味の一つに、周辺施設と連携した“オリジナル体験プログラム”が挙げられるだろう。人気の秘密は、「地域性と、グローバルな視点を尊重したコミュニティとの共生」をテーマに、その土地柄を活かした独自のエクスペリエンスが提供される個性的な体験内容にある。すでに開業している「シックスセンシズ ダクストン」では、「伝統中国医学コンサルテーション」や「中国茶を学ぶティー・アプリシエイション・セッション」などが提供されており、オープンを控えるマックスウェルでは、「ボタニック・ガーデン・エクスプロレーション・ツアー」や「シビック・ディストリクト・ディスカバリー・ウォーク」などを企画。なお、両ホテルの宿泊客は、双方のプログラム体験が可能だ。

シックスセンシズ ダクストン(Six Senses Duxton)
https://www.sixsenses.com/hotels/duxton/destination

シックスセンシズ マックスウェル(Six Senses Maxwell)
https://www.sixsenses.com/hotels/maxwell/destination

問い合わせ先(日本)
0120-92-1324   japan@sixsenses.com

何をむ?

国名・都市名、ジャンルを選ぶと、読みたい記事を絞りこみできます