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シンガポールのトレンドが集結「オーチャードロード」

シンガポールのファッションシーンを象徴するハイストリート「Orchard Road(オーチャードロード)」。全長約2.2キロの大通りには、巨大ショッピングセンターや、高級ブランドの旗艦店、映画館、有名レストランからファストフード店まで、あらゆる店舗がひしめき合う。知る人ぞ知る、オーチャードロード地下街にも注目!

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©Singapore Tourism Board

 

田舎道からハイストリートへ!急速な変化を遂げたオーチャードロードの歴史

今やハイブランドが並ぶ高級ショッピング街のイメージが強いオーチャードロード。しかし1830年初頭までは、果実園やナツメグ農園が広がる名もない田舎道だった。
1850年代に入り、ヒンドゥー教寺院や、仏教の墓地ができ始め、それに伴いホーカーセンター(屋台)やウェットマーケットなどが建てられる。1903年になると、現在のセンターポイントの位置に、シンガポール初のスーパーマーケット(Cold Strage)がオープン。1958年には、地元商人のタン氏が、現在TANGS(タングス)やマリオットホテルのある場所にデパートを建て、商業都市シンガポールの兆しが表れ始める。

そして1970年代に入り、大型ショッピングモール第1号となる「プラザ・シンガプーラ」オープンを皮切りに、オーチャードロードが一気に盛り上がりを見せる。

現在では、IONオーチャードニーアンシティパラゴン313@サマセットなどの大型ショッピングモールが軒を連ね、アジアを代表するファッションストリートになっている。
 
Stitched Panorama

 

シンガポールのファッション発信地は地面の下に!?

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© TRIPPING!

MRT「オーチャード駅」から直結のIONオーチャード。実は駅のある地下2階からは、あらゆるショッピングモールにアンダーパス(地下道)でつながっている。

車の通りが激しいオーチャードロードは、地上の横断歩道が数か所しかないのが難点。道の反対側のショッピングセンターを目がけて、旅行者が炎天下の中、信号待ちをしている姿はよく見かける光景だ。しかし、このアンダーパスを攻略すれば、オーチャードを涼しく制覇できるのだ。

そして何と言っても、この地下街に展開しているショップに大注目。ローカルの人通りが激しいこの地下街は、店の入れ替わりも上のフロアのハイブランドに比べて非常に早く、「旬」のお店が続々と出店する。そして、上のフロアのお店に比べ比較的若者向けのプチプラアイテムが揃うのも、買い物好きな女子にはたまらない。日本未出店の店舗も多数なので、お土産選びにも◎。

 

ビジターセンターを活用

オーチャードには2015年7月現在、2か所のビジターセンターがある。サマセット駅直結の「orchardgateway@emerald(オーチャードゲートウェイ)」横と、IONオーチャードの1階だ。ビジターセンターでは、道案内はもちろん、ツアーやホテルの予約、Wi-Fiの無料提供もしてくれる。滞在中何か困ったことがあったら、ぜひ立ち寄ってみよう。
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Orchard Road(オーチャードロード)
・住所: Orchard Road, Singapore
・アクセス方法:MRTオーチャード駅、サマセット駅、ドービーゴート駅すぐ

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