フィリピン
カルチャー
通年会えるけれど特にチャンス大!

11~5月はフィリピン・レイテ島でジンベエ様と一緒にスイミング!

ジンベエスイムはスノーケリングで。人慣れしているのか、逃げずに遊んでくれます(撮影/石川肇)

セブ島の東に浮かぶ、南北180キロ×東西65キロの巨大なレイテ島。その南部にググッと食い込んだソゴット湾が、今回のダイブスポット“サウスレイテ”。この湾は太平洋から海流が入ってくるために透明度が平均20メートルと高く、水深700メートルの深海からプランクトンが湧き上がってくるので栄養も満点。この豊富なプランクトンを狙って、ジンベエザメが年間を通して、回遊しています。


 
なかでも11~5月はジンベエザメと一緒に泳げるチャンス大! というのも、この時期はプランクトンが水面近くまで上昇してくるので、ジンベエザメも合わせて浅瀬へとやってくるのです。スノーケリングでスイムするのですが、時には20分以上も遊んでくれることも!

エントリーポイントを見定めるスタッフ。ボートはアメンボウのようなアウトリガーカヌーを使用(撮影/原田雅章)

おもなダイビングシーンは砂地とドロップオフに大別されます。砂地にはミミックオクトパスやギンガハゼなど珍しい生物の宝庫。一方のドロップオフは壁をソフトコーラルやハードコーラルがびっしりと覆い、キンギョハナダイやパープルビューティーが吹雪のように群れています。


写真右:フィリピン固有のクマノミにも会えます(撮影/原田雅章)    写真左:ソフトコーラルの合間などで見つけると嬉しいゴーストパイプフィッシュ。マラヤンにて(撮影/石川肇)

サウスレイテへの行き方は、日本国内各都市からマニラへ。マニラからレイテ島のタクロバン空港までは国内線で約1時間20分。さらに陸路を車で約3時間。なかなかの遠路ながら、それを押しても行く価値あり、です!

毎日繰り返されることなのに、ビーチで見るサンセットはスペシャルに思えるから不思議です(撮影/北川暢夫)

 
■レベル
ジンベエスイミングはスノーケリングで。素潜りのスキルがあるとベター。サンゴのスポットでは中性浮力がとれること

■ダイビングスタイル
半日2ダイブが基本。オプションで1~2ダイブをプラスすることや、ジンベエスイムと組み合わせることもアリ

■ダイビングシーズン
ジンベエスイムは11~5月がおすすめ。水温は通年28~29℃

 

情報、画像提供 : マリンダイビング

日本で最初に創刊されたスクーバダイビングの専門誌『マリンダイビング』(毎月10日発売)。アジアをはじめ、国内外のダイビングエリア紹介、海辺の生き物、ダイビングスクールガイドのさまざまな情報を盛り込んでいます。これからダイビングを始めたいと思っている人はもちろん、すでにダイビングを楽しんでいるダイバーの皆さんや、ダイビングに関わるすべての方々に向けた雑誌です。女性向けの姉妹誌『La SCUBA』も要チェック!
http://www.marinediving.com/

 
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